──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
11月にしては暖かな気温です。午後3時過ぎで街中の温度計が18度ありました。
先日、スマホにメール配信されたヤフーニュースで、ハンコを意図的に斜めに捺す、という記事がありました。部下が上司のハンコへの「おじぎ」慣習と出ていました。
ハンコ、印鑑を作っている、職人、販売している商人(あきんど)の立場から、コメントさせていただきます。上司の印鑑の隣であっても、印鑑は、まっすぐ、垂直に捺していただきたいと思います。文章を書く時、習字の文字を書く時に斜めには書きませんよね。
もし、上司への気配りが印鑑で必要とするならば、「斜め捺し」よりも、印鑑の『直径』が大切です。仮に上司が直径12ミリを捺しているなら、部下直径10.5ミリ又は9ミリの印鑑を捺せば、礼にかなった捺し方になります。私の子どもたちが小学生だった頃、通信簿の裏に印鑑を捺す欄がありました。正方形の欄が3つあり、校長、クラス担任、保護者と押捺欄がありました。気が付いたのは、どの学年の時も校長は直径12ミリの印鑑、クラス担任は10ミリ又は、10.5ミリを捺していました。保護者欄には、クラス担任よりも小さな印は無かったので、10ミリの印鑑を捺していました。
毎年、2月、3月に「職場で使う印鑑」といって新社会人になるお客様が見えます。この時は、小さめの直径の仕事印をご提案しています。
用途が別で、銀行印、実印ならば、他人と一緒には捺さないので、直径の寸法はお客様のお好みで選んでいただいています。
≪YAHOOニュース記事より抜粋≫
上司にハンコ 斜めに押す理由
2015年11月18日(水) 10時0分掲載
お辞儀をするように、部下は斜めに押すという謎の慣習=印鑑.comより(withnews)
上司へのハンコ、斜めに押す? 金融業界の「おじぎ」慣習 「社畜!ゴマすり!」ネットでは批判の声も
ハンコを押すとき、まっすぐ押す人がほとんどだと思いますが、金融業界では左斜めに傾けて押す慣習が存在するそうです。最近、テレビや雑誌で取り上げられて話題になっています。そこに込められた意味は「部下が上司にお辞儀するように」。稟議書(りんぎしょ)などは地位の高い人が押す欄が左にあることが多いため、確かにお辞儀しているように見えます。ハンコメーカーのシヤチハタでは、ユーザーからの要望を受けて「電子印鑑」でも斜めにする機能を追加しています。(withnews)
[記事全文]
YAHOOニュースのページ http://news.yahoo.co.jp/pickup/6181257
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com
楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com
英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/
楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html
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