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椎名誠『単細胞にも意地がある-ナマコのからえばり』2018・集英社文庫-ナマコくん、さらば!

2024年05月30日 | シーナさんを読む

 2018年のブログです     

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 シーナさんの『単細胞にも意地がある-ナマコのからえばり』(2018・集英社文庫)を読みました。

 なんと、悲しいことに、シリーズ完結巻、とあります(シクシク)。

 とうとうナマコシリーズも終わってしまうのですね(またまた、シクシク)。

 しかし、シーナさんも73歳、そろそろ仕事を厳選していくのかな?とも思います。

 もっとも、後世の人は、シーナさんの代表作として、『岳物語』とともに、新宿赤マントシリーズやナマコのからえばりシリーズを挙げるようになるのかもしれないな、とじーじなどはひそかに思っているのですが…。

 さて、最終巻、いろいろなお話が載っていますが、じーじが一番強く頷いたところ、それはポイントサービスのお話でした。

 シーナさんはいろいろな理由からポイントサービスがお嫌いなようで、マイレージカードもお持ちでないとのこと。

 実はじーじもポイントサービスというのが嫌いで、ほとんどポイントカードを作っていません(マイレージは作る機会がないだけですが…)。

 ですから、買い物をしたり、本を買ったりするたびに、店員さんから、カードはお持ちですか?よければおつくりしましょうか?と聞かれて、お断りをするのが大変です。

 シーナさんもいうように、ポイントという制度がなんだかよくわからないですし、それくらいなら値引きをしてほしいと思うのです。

 シーナさんは、さらに、それくらいなら消費税8パーセントに抵抗しろ、ともおっしゃいます。

 じーじはそんな過激なことはいいませんが、以前からじーじのカウンセリングの代金は、単に計算が面倒なこともあって、消費税抜きでいただいております。

 これは抵抗になるのでしょうか?

 じーじは計算が苦手なだけで、国家に抵抗するなんていう大それた気持ちはこれっぽっちもないのですが…?。

 冗談はこれくらいにして、他にも楽しいお話が満載です。

 シーナさんが訪れたアイスランドのお話を読んでいると、じーじの大好きな北海道の風景や人々を思い出しました。

 シリーズが終わるのはたいへんに悲しいのですが、とても読みごたえのあるいい本です。     (2018.11 記)

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 2020年6月の追記です

 念のため、「ナマコ」とは、シーナさんの名前の、シイ「ナマコ」ト、からの命名です。     (2020.6 記)

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 2020年11月の追記です

 ポイントの氾濫がひどいです。

 最近では、政府主導のマイナポイントや go to なんちゃら。

 ポイントで国民を都合よく誘導できることがわかって、自民党政府はほくほくでしょう。

 ポイントには気をつけましょうね。     (2020.12 記)

 


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2 コメント

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Unknown (penneponte)
2024-05-30 16:41:29
著しく同感です
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コメント、ありがとうございます。 (どさんこじーじ)
2024-05-30 17:28:17
著しく同感です、というコメントは初めてかもしれません。
とてもうれしいです。
返信する

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