弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【書評(21-07)】「少女パレアナ」(エレナ・ポーター)

2021年05月11日 10時26分14秒 | 書評
おはようございます!
曇り空の@札幌です。

順調に出張業務を消化中。
今日はもう仕事終わりでいいんじゃない?ってくらい、早朝からフルスロットルです。


“朝飯前”に仕事をこなした後に食べた朝飯。もはや晩御飯まで要らん感じ。

さてさて、掲題の本。尊敬する先輩が以前とある会合でご紹介されていた一冊。
読み始めて途中で読むのを一旦ストップしていて(展開的にツラかったので)再度読み始めて昨日読了。
ほんとなら多分数時間で読み終えられる程度の分量。
訳者は、あの朝ドラ「花子とアン」の主人公、村岡花子。

「良いこと探し」、というか、「なんでも喜ぶ」ゲームに興じ健気に明るく生きる孤児パレアナ。
一癖も二癖もある周りの大人たちにそのゲームを教えていくことで変わっていく周りの大人たち。
とある事件がもたらした結末とは…?

スーパーポジティブシンキングな主人公と、ネガティブな周りの大人。
でもそんな周りの大人にも「ポジティブ」の残渣、種火が僅かに残っていて、そこにやさしく火を灯すような言葉のやりとりとふれあい。
感謝とお互い様と思いやり。
それを「ゲーム」として子供が大人に説く。
大人になって色んな「無理」や「不可能」や「不幸と思う気持ち」や「世を苛む気持ち」が、素直な気持ちの邪魔をする。
そんなことを改めて気づかせてくれるお話。

童話、なのかな?これ。でも大人が読んだ方が良いお話。
コメント
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