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【知財記事(著作権)】画像生成AIの「模倣」に歯止め

2024年08月01日 08時49分35秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
今日から8月!暑いのは当たり前! な@湘南地方です。

さてさて、今日はこんな記事

(日経電子版より引用)
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画像生成AIの「模倣」に歯止め 対策技術、1万人が利用

生成AI(人工知能)の普及に伴って著作権保護への関心が高まるなか、イラストレーターらがAIに作風などが模倣されるのを防ぐ対策を取り入れ始めた。イラストにAIの学習を妨げる加工を施す国内スタートアップのサービスの利用者は約1万人に達した。自らの権利を守るため、技術で対抗する動きが広がりつつある。

「とても使いやすく気に入っている」。フリーのイラストレーターとして活動するAさんはアプリ開発スタートアップのSnackTime(スナックタイム、東京・港)が提供するイラスト保護サービス「emamori(えまもり)」の利用者の一人だ。

手順は簡単だ。描いたイラストをSNSなどに投稿する前に、emamoriのウェブサイト上にアップロードしてAIの学習を妨げる「ノイズ」を入れる加工を施すだけ。加えたノイズは人間の目ではほとんど判別できない。
(以下略)
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(引用終わり)

記事で挙げられているイラスト保護サービス「emamori」のPRTimesでのリリースがこちら
“イラストに特殊な電子透かし・ノイズ(人間の目で見ても目立たないもの)を挿入する” のだそうだ。

クリエイターが自分の作品を守るのに、法改正が追い付くのを指をくわえて待っているのではなくテクノロジーで解決する、
という構図は、なんというか気持ち良さを感じる面がある。
現実問題として「作風」の模倣からは、現在の著作権法では保護されようがないし、今後も難しいだろう。
そもそも時代の動きに法改正がなかなかキャッチアップしていきづらい分野でもある。

また、「著作物」の複製 と 「作風」の模倣 とは、その意味合いに大きな隔たりがある。
そもそも「作風」って何よ?ということを定義するのは容易ではない上、何をもって「模倣」と位置付けるかも定かではない。
それでいて、人々の心を引き付けるのはその「作風」の部分だったりするから困る。

定義とロジックで守ることができないのだから、「自衛手段」を施すのはある意味当然ともいえる。
ニーズをしっかりと掴んでサービスとしてタイムリーに世に提供している、というのが本当に素晴らしいと思う。

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