フネの木部はニスで仕上げるのが定番ですが、このニスによる仕上げは
手間のかかる、そして耐候性はあまり強くないという
少々厄介なものなんですね。
まずニスを塗る前にはサンディングといって木の表面を滑らかにします。
その上でニスを塗るワケですが、最低3回は塗らないときれいに
仕上がりません。そして木は適度に乾燥していないと
ニスを塗った後にせっかくのアメ色が、白く変色してしまうこともあり
その場合はまた塗装のサンディングから始めるというリスキーな面も
あるんですね。
という理由で我がドルフィン号の木部も数年間無塗装でした。
しかし今年は一念発起。正月休みの3日間、フネに通い
ニス仕上げを復活させました。
白く変色した木部の表面をサンディングしてニスを塗りますと
たちまち潤いの無かった木の表面がしっとりアメ色に輝きます。
この塗る瞬間はかなり爽快。
刷毛を無心に動かしていると悟りの境地にも到達出来そう。
使用したニスは超耐候性と書かれたアサヒペイントの製品。
安さ(フネ用のニスはすごく高価です)とネーミングにそそられました。
海上の強い紫外線と雨風に2年くらい耐えてくれれば良いのですが。
このフネに使われている木はチークとマホガニーだと思いますが
40年以上、風雪、紫外線に耐えてヒビも腐食も無く
丈夫なものですネ。
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