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プラダが宇宙服をデザインへ NASAの月面探査計画

2023-10-06 20:07:24 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション


          最初期の宇宙服を着用し、月面におりたったバズ・オルドリン氏(1969年)

 

アメリカ航空宇宙局(NASA)が2025年に計画している月への有人飛行計画で、伊ファッションブランド「プラダ」が宇宙服を手掛ける。協業する米民間宇宙開発企業「アクシオム・スペース」が4日、発表した。

アクシオムはプレスリリースで、プラダがこのプロジェクトで、宇宙服の素材や製造についての専門知識を提供すると説明した。

ある宇宙飛行士はBBCの取材に対し、プラダはデザイン経験が豊富なため、このチャレンジに適していると思うと語った。

そうした経験はミラノのファッションショーだけでなく、ヨットレース「アメリカズ・カップ」への参加を通しても培われてきた。

NASAの宇宙飛行計画に5回参加し、4回の宇宙遊泳を行ったジェフリー・ホフマン教授は、「プラダはさまざまな種類の複合素材についてかなりの経験を積んでおり、新しい宇宙服の外層について、実際の技術的な貢献ができるかもしれない」と語った。

一方で、宇宙飛行士が「ペイズリーなど、派手な柄の宇宙服」を着るのを見られるとは期待すべきではないと述べた。「本当に重要なのは良好な熱環境を維持することだ」。

「宇宙服はまさに小さな宇宙船だ。気圧と酸素を供給し、適切な温度に保ってくれる必要がある」

アクシオムは今年初め、NASAの月計画「アルテミス3号」で着用される予定の宇宙服を発表した。


この宇宙服の重さは55キロ。女性の宇宙飛行士にも着心地が良いものとなっているという。

プレスリリースの中でアクシオムとプラダは、「これまでにない月面探査」を可能にするような「革新的な技術とデザイン」を使うと説明した。



アルテミス3号は、1972年のアポロ17号以来の月面着陸計画。月面に降り立つ初の女性となる予定の、クリスティーナ・コック氏が参加する。


(英語記事 High fashion: Prada to design Nasa's new Moon suit

 

 

 

 

BBC NEWS   2023.10.06より引用

 

 


ファッション 2023-24年秋冬、押さえておきたい6キーワード Nikkei Magazine

2023-10-06 15:16:05 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション

NIKKEI MAGAZINE  

ファッション 2023-24年秋冬、押さえておきたい6キーワード

 

ファッションハック Vo.10          2023.08.21

 

 

 

 

2023-24年秋冬はファッショントレンドの大きな転換点となりそうです。約3年ぶりに様々な制約が解かれ、おしゃれモチベーションは急上昇。そうした気分を察してラグジュアリーブランドからは華やぎや強さ、高揚感を注ぎ込んだ提案が相次いでいます。今回はもうじき出番を迎える新作を手がかりに、6つの新傾向をキーワード別に解説していきます。




時代の曲がり角にあることも、新トレンドの底流になっているようです。気候変動や戦争、経済格差など、様々な面で歴史的な変化が続いています。ファッションを自己表現ととらえるデザイナーたちは思い思いに時代観や問題意識をコレクションに映し出しました。目立つ傾向に挙げられるのは、異なる要素の融合。クラシックとフェミニン、フォーマルと普段着といった、従来の約束事を崩すようなチャレンジには、対立や分断の状況にあって、着る人たちに変化を誘いかけるような作り手の気持ちがうかがえます。

テーラードセンシュアル(Tailored Sensual)


    DIOR 2023-24年秋冬パリ・コレクション

 

伝統や歴史への揺り戻しが起きたのは、23-24年秋冬の目立った変化です。クラシック志向は以前からの流れですが、英国趣味やテーラード技が上乗せされています。たおやかでエレガントな雰囲気を重ねて、ジェンダーミックスに仕上げるのも新シーズンの流儀。あえてまとまりすぎを崩すのが、自分らしく着こなすコツです。

「DIOR(ディオール)」はぼかし花柄のスカートにチェック柄のテーラードコートを重ねて、華やぎと落ち着きを溶け合わせました。堅苦しくまとめないで、シャツの胸元はゆるく開けて、気負わないセンシュアル(官能的)のムードを漂わせているのが着こなしのポイント。チェック柄×花柄の「柄on柄」が重層的なあでやかさを印象付けています。紳士と淑女が出会ったかのようなスタイリングです。

 

フォーマルツイスト(Formal Twist)

 


   PRADA 2023-24年秋冬ミラノ・コレクション

 

 

大胆な再解釈やリモデルが相次ぐのは、23-24秋冬の装いがおしゃれのターニングポイントと映る理由です。服飾の常識を読み替える試みは、「ルールの塊」ともいえるフォーマルウエアにも及びます。タキシードや夜会服の普段使いが提案され、ウエディングドレスにまでまさかのデイリー仕様が用意されました。

ウエディングドレスを日常着として提案したのは、トレンドセッター(先導者)の「PRADA(プラダ)」。シンプルなクルーネックのニットトップスに、ウエディングドレス風のスカートを引き合わせました。ほのかに透けるオーガンディ生地と手の込んだ花モチーフはいかにも特別な日の風情。でも、シンプルなトップスのデイリー感が利いて、全体がこなれた見え具合に。眠っているフォーマル服の日常使いに道を開くスタイリングです。

 

 

ストレート&ロング(Straight and Long)

 


   LOEWE 2023-24年秋冬パリ・コレクション

 

凜々(りり)しいマニッシュな装いがしなやかさをまといます。細身のロングシルエットは、他者にもたれかからないインディペンデントな女性像を描き出すかのよう。見どころは縦落ち感の強いシルエット。ストレートでシャープな着映えがハンサムなジェンダーレス感を寄り添わせます。

重力を味方に迎えたのは、「LOEWE(ロエベ)」のコートルック。しなやかな落ち感を宿したロングシルエットがクールなムードを醸し出しました。起毛させたスエードで仕立てたコートは上質なレザーならではの風合いが自然とボディーになじんでいます。素肌にまとったかのような胸元のVラインと長めの袖がいっそう「I」の字ラインを引き立てました。同じスエード素材のブラックパンツはコートとのコントラストを際立たせ、縦長イメージを強調しています。

 

 

ウォームラップ(Warm Wrap)

 


 HERMÈS 2023-24年秋冬パリ・コレクション (C)Filippo Fior

 

 

レイヤード(重ね着)は秋冬コーディネートの趣を深くします。23-24年秋冬に盛り上がりそうなのは、ぬくもり感の高い、ボディーをくるむようなスタイリング。ケープやマント、ブランケットといった、ゆったりシルエットの羽織系アウターが復活。どこかレトロでありつつ、コージー(穏やかで心地よい)な装いに導きます。

「HERMÈS(エルメス)」はライトブラウン系で色調をそろえる「ワントーン」で、穏やかな大人コーディネートに整えました。着物風に打ち合わせるカシュクールのコートが複雑な表情と動きを演出しています。極上のカシミヤ素材ならではの質感が気持ちまでぬくもらせてくれそう。上質素材にくるまれる安心感を色の統一で深めています。それぞれ異なる表情のレザーで仕立てたパンツとロングブーツでリッチな異素材ミックスに仕上がりました。

 

 

 

レディーブラック(Lady Black)

 


   GIVENCHY 2023-24年秋冬パリ・コレクション

 

黒はレディーの頼れるパートナーですが、新シーズンはまとい方が異なります。定番的な「リトルブラック・ドレス(LBD、コンパクトなワンピース)」に加え、透けるシアー生地を取り入れたり、肩を張った「強め」のジャケットを羽織ったり。型にはまらない着こなしがブラックルックにも波及して、バリエーションが拡張します。

「GIVENCHY(ジバンシィ)」は全身をブラックでまとめながら、ありきたりに見えない装いを提案しました。決め手は質感のマリアージュ。ショルダーラインに強さを宿したテーラードジャケットはフォーマルなたたずまい。一方、スカートはシアー仕立てで、はかなげなムード。上下で雰囲気をガラリと変えて、多面的なキャラクターを引き出しています。厚手の服が多くなる秋冬に取り入れるシアー素材は自然な抜け感を漂わせるのにうってつけです。

 

 

 

エスプリクリーン(Esprit Clean)

 


    JIL SANDER 2023-24年秋冬ミラノ・コレクション

 

 

飾り気を遠ざけたクリーンなムードの装いはロングトレンドに育ちつつあります。流行に左右されない「タイムレス」の意識とも好相性です。新シーズンではウイットやエスプリを盛り込んで、シンプルを覆すアレンジが登場。スタンダードアイテムに意外性をプラスして、ミニマル服の表情を深くしています。

「JIL SANDER (ジル サンダー)」は、張りのある素材から立体感を引き出したセットアップを披露。ピュアなたたずまいに温かみやクラフトマンシップを宿らせました。ロンググローブとの色コントラストでレイヤード風の着映えに。大ぶりネックレスとブーツはメタリックにつやめかせて装いのスパイスに生かしています。朗らかな雰囲気に加え、未来的なムードも漂わせ、見慣れたシンプルとはひと味違う新テイストをまとわせました。

◇     ◇     ◇

着る人の意識変化先取り ブランドの強みへ原点回帰

今度の秋冬トレンドが映し出すのは、我慢を強いられた約3年間を過ぎた、いまの「おしゃれとの向き合い方」です。健やかさや自分らしさ、対人関係などの価値をあらためて知って、着る側には装い方を再考する意識が広がっています。クリエーターやブランドはそうしたマインドを先読みした上で各コレクションに落とし込みました。

長く続いてきた「モードの使い捨て」をやめたのは、大きな変化です。ラグジュアリーブランドはそれぞれの原点回帰を進め、素材の上質感や格上のムード、飽きの来ないデザインを提案。SDGs(持続可能な開発目標)を背景に、長く着続けられる服への支持が広がっていることが背景にあります。

ようやく戻ってきた、本気のドレスアップを楽しめる状況にふさわしい装いが出そろったのも23-24年秋冬の目立った動き。世の中の変化に寄り添った、納得度の高い新トレンドはこの秋冬のおしゃれマインドを弾ませてくれそうです。

文・宮田理江(ファッションジャーナリスト)




宮田理江

トレンド情報や着こなし解説、コレクションリポート、スタイリング指南をメディアや個人サイトで幅広く発信。異なるテイストのミックスコーディネートが得意。自らのテレビ通販ブランドを持つ。ディレクション業務、イベント登壇もこなす。毎日ファッション大賞選考委員。

 


高級ブランド 日経最新記事 4本

2023-10-03 22:49:20 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション

 

エルメスの新作 「ケリー」ウオッチ 待ってて正解!https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/bf57df5fc0d57ec2e1f5e50888ab206d

 


シャネル 光り輝くツイード誕生
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/14a7f92be90ace23195ccfc777a4ab1a



高級ワインほどサステナブル ロマネ・コンティも貫く
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/363896dde41c3292e69a1d624c1f8589


ラグジュアリー、巨大企業が席巻 歴史・文化を武器に LVMH、ケリングなどhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6eaa1670dae9a38072768ec470933a7f


エルメスの新作 「ケリー」ウオッチ 待ってて正解!

2023-10-03 02:58:13 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション

 

 

「LE NOUVEAU KELLY(新たなケリー)」――。「エルメス」から届いたとびきりのニュース!  メゾンを、そしてそのウオッチメイキングを象徴するアイコンが、満を持して今秋ローンチされることが決まりました。




シンプルなステンレススチールモデルから、ふんだんにダイヤモンドをあしらったジュエリーウオッチまで、5タイプで展開する新たな「ケリー」ウオッチ。

3つのパターン 自在に楽しめる

最大のサプライズであり、ときめきポイントは、カデナ(ケース)が取り外しできるようになったこと! そして今作にはクロシェット(鍵を収納するアクセサリー)が付属しており、カデナをセットすればネックレスとしても楽しめるようになったのです。

つまり従来通り「腕時計」として、カデナを外して「ブレスレット」として、そして「ネックレス」として、と3パターンの装いを授けてくれます。



 

シンプルなステンレススチールモデルから、ふんだんにダイヤモンドをあしらったジュエリーウオッチまで、5タイプで展開する新たな「ケリー」ウオッチ

 

 

バッグの鍵を収めるための「クロシェット」から着想を得て誕生したネックレスだけに、カデナ形のウオッチケースとごく自然に調和

ラグジュアリーをお届けする記事にはふさわしくない表現なのは承知ですが、この「1個で3度おいしい」感は、素直にうれしくとっても得した気分にさせてくれますよね。

2023年は、この連載の第1回目(時計=ジュエリーを実感! ペンダントウオッチの世界)でもお伝えしたように、従来の腕時計の既成概念から解き放たれたネックレス(ペンダント)ウオッチが多く誕生しました。

正確な時刻を知るためだけならスマートフォンやスマートウオッチがあれば十分というこの時代、私には「もっと自由に、エレガントにファッショナブルに時計を楽しみましょう」というメッセージが聞こえてくるような気がします。

 

取り外しできるカデナ、クロシェットというまったく新しいアプローチで、まずは女心をわしづかみにする新たな「ケリー」ウオッチですが、同時に、初めてK18ゴールドやステンレススチールといったメタル素材のブレスレットをまとい、また新たな表情を得ています。

 

 

K18ゴールドモデルは、まろやかな赤みが上品なピンクゴールドを採用

さらにカデナ形のケースは従来のモデルより小型化され、よりモダンで洗練された雰囲気に。

誕生から50年近く 新たな個性を獲得

1975年に誕生した「ケリー」ウオッチですから、すでにお持ちという方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、その歴史の間には幾度か時代に合わせたアップデートが施され、現行のレザーストラップのモデルもあせない魅力を放っています。

しかし今回の新作は、メタルブレスレットと小型化されたケースによって、単なるバリエーションではなく、独立した個性を宿すタイムピースに仕上がりました。

 

 

 

クールなステンレススチールモデルは、働く女性の手元にもふさわしい凛とした知性を宿す

ウオッチ&ジュエリーやモードがお好きな人のなかには、今回ご紹介している「ケリー」ウオッチが、2022年春に発表されたのをご存じという方もいらっしゃるかもしれません。

そう、エルメスがこれを発表したのは、22年の「Watches & Wonders Geneva」でした。

当初の発売予定は、その年の秋。しかし程なく発売を23年に延期すると公表されたのでした。

ウオッチに限らず、ラグジュアリーメゾンが新作の発売を延期することは時々あることです。

とはいえ、発表から発売までに約1年半かかるのは、珍しいケースです。私は当初、マーケティング戦略のひとつかと考えていました。

しかし先日、これらの「ケリー」ウオッチを取材し、実際に手にした時に「もしかしたらこの新作を120%以上完璧に仕上げるためにブラッシュアップを重ねていたからでは?」と思うようになりました。

あくまで個人的な「推察」ですが、22年の発表間もない頃に取材した時にはなかった意匠に気づいたのです。

 

 

待ったかいがある? 完璧を求めた「作品」

 

 

このタイムピースの最大の特徴である、手首の動きに呼応して揺れるカデナを、ブレスレットの向きに合わせてスライドさせればしっかりと固定される仕組みにアップデートされていたのです。

こう書けば簡単なことのようですが、そのシステムのみならず、滑らかにスライドしてしっかりと固定されるその「感触」を実現するのは容易なことではないはずです。

春に発表、その年の秋に発売――。戦略的にはそれがベストだったかもしれません。

しかしローンチインパクトよりも完璧を追求する、エルメスの妥協を許さないものづくりの神髄に触れた気がしています。


 

    55万3000円       74万3600円

      

(c)Joёl Von Allmen

「ケリー」 ケース:縦17×横16mm、ステンレススチール、ダイヤモンド、ブレスレット:ステンレススチール、ダイヤモンド、駆動装置:クオーツ、価格:198万円、レザーコードストラップ付きボックスカーフのレザー製クロシェット、2023年11月発売予定(エルメスジャポン)

 


        543万4000円               1142万3000円

 


手首の動きに合わせて楽しげに揺れるカデナを、自由に解き放つことも、しっかりとブレスレットに固定することもできる、新しい「ケリー」ウオッチ。「解放」と「固定」というマトリックスを仕掛けたアイコンは、大人だけではなく若い世代の心にも大きなインパクトをもたらすでしょう。



:岡村佳代(ウオッチ&ジュエリージャーナリスト)

岡村佳代

学生時代から執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったのをきっかけに機械式時計の魅力に開眼。本格時計に関心が薄かった女性にその魅力を伝えるべく、女性誌などを舞台に活躍してきた。高級ブランドが集まるスイスの時計フェアを中心に世界での取材経験も豊富。

 


シャネル 光り輝くツイード誕生

2023-10-03 02:20:05 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション

Nikkei Magazine  2023.05.23

 

そして、今夏、満を持して発表されるのが、光り輝くツイードに刺繡を添えた新たな「ツイード ドゥ シャネル」。

それに先駆けて制作されたのが、今回ご紹介する「ツイード クチュール」ネックレスだ。

「ツイードを輝きで表現する」という夢に挑み、偉業を成し遂げた立役者が14年にわたり、シャネル ファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターを務めるパトリス ルゲロー氏。

今まで、幾多の困難に立ち向かってきた彼でさえ、このネックレスは「最も挑戦的なピース」のひとつだったという。

「このネックレスには、不規則な織り目が美しいツイードのしなやかさをゴールドで表現するためのアーティキュレーション(結合)が980以上も必要でした。

ハイジュエリーのアトリエの職人たちがすべて手作業で仕上げたこのネックレスは、シャネルの比類なきサヴォアフェールとクリエイティビティの証明でもあります」。

中央に配された10.2ctのクッションカットを含むダイヤモンドが燦然(さんぜん)と輝き、ツイードの如(ごと)くしなやかに肌に寄り添うこのネックレスは、メゾンのパトリモニー部門にアーカイブとして所蔵され、未来へと受け継がれていく。


技術的な困難を乗り越え、すべて職人の手作業によって制作された「ツイード クチュール」ネックレス。

プラチナ、ローズゴールドにピンクサファイア、アコヤパール、中央に配された10.2ctのクッションカットを含むダイヤモンドをちりばめた、荘厳なピース。さまざまなカットを用いた宝石を巧みに繫ぎ合わせることで、ツイードのような立体感としなやかさを表現している。

メゾンのパトリモニー部門にアーカイブとして所蔵される非売品。


パトリス ルゲロー

国立宝石学研究所卒業後、カルティエ、ヴァン クリーフ&アーペルを経て、2009年シャネル ファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターに就任。ファイン ジュエリーに加え、毎年ハイジュエリーコレクションを発表。

(c) CHANEL