エイブラハム・ リンカーン Abraham Lincoln(1809年2月12日 - 1865年4月15日)
1860年のアメリカ合衆国だ統領選挙は、南北戦争(1861年-1865年)の起点でした。 政党政治は4つの集団に割れ、州の権限と奴隷制をめぐって対立し、どの政党も国をまとめ行く方策が無い状態でした。
民主党大会では、新領土の奴隷制を支持する決議案が採択されず、110名の南部の代議員が退席し分裂しました。 残った代議員たちは、奴隷制問題ではどっちつかずながら、人民主権を主張していたスティーブン・ダグラス上院議員を大統領候補に指名しました。
分裂した南部民主党は、奴隷制擁護派で現職の副大統領であったジョン・ブレキンリッジを大統領候補に指名しました。
ロスチャイルド家の代理人であるベルモント(ペリーと姻戚関係の財閥)は、上院の議席をめぐってエイブラハム・リンカーンと政敵であり、かつ北部民主党の大統領候補となったスティーブン・ダグラスを支持していました。
ベルモントは、ダグラス上院議員のはからいで、民主党の全国委員会委員長のポストに就いていました。 そこで彼は、近代的な政党全国組織をつくり上げ、名誉職に過ぎなかった委員長職を政治的にも重要なポストに変えたのでした。
だ統領選挙の北部での争いはリンカーンとダグラスでした。南部ではブレッキンリッジと、もう一人が重要な候補者でした。ダグラスは、全国を遊説した最初の大統領候補で、「合衆国」を維持する方針でしたが、奴隷制問題に対する日和見的な態度は、共和党からも、南部民主党からも非難されました。
それまで政権を握っていた民主党が南部と北部に分かれて戦ったため、大統領選挙は共和党有利に働き、リンカーンが、南部で1州も勝てなかったのに当選しました。
全米33州のうち、南部の11州が、この選挙結果を受け入れず、次々とアメリカ合衆国から脱退し、1861年2月に「アメリカ連合国」を結成しました。
これを阻止しようとしたリンカーン政権との緊張が高まり、4月、南軍の攻勢で南北戦争が始まったのでした。
南北双方を支援したロスチャイルド家
ベルモントの妻の叔父は、ルイジアナ州の上院議員で、合衆国から脱した「アメリカ連合国」(南部の政府)の外交官として英仏を担当し、影の大臣でもありました。
彼は、ベルモントの財閥を政治の世界に誘った一人でした。 そのようなこともあり、ベルモントは以前から民主党に多大な献金をし、大統領選挙にも関与したのでした。
リンカーン大統領の下で起こった南北戦争に際して、ベルモントは「合衆国(連邦)を支援する北部の」民主党の議員として北部(合衆国)支持の立場を取りました。
ベルモントは、イギリスのパーマストン首相やフランスのナポレオン3世政府の首脳とも会い、ロスチャイルド家や他のフランス銀行家には、南軍に資金を貸したり、掛けで武器を売ったりしないように働きかけたと言います。
掛け(かけ)とは、「掛売り」「掛買い」の略。現金売買でなく、あとで清算する約束で行う売り買いの事を言います。
パリ家の「鉄道王」ジェームズも、北部のヨーロッパからの輸入を資金支援し、ロンドン家のナサニエルに「北部債は好投資の代表だ」と即しました。
ロスチャイルド財閥-14 鉄道事業への参入https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d5a4e286ac7c0ae56bd9c0fc003f6e4f
ロスチャイルド財閥-15 植民地アルジェリアhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2f12b3927faea268ab5c943d43187f17
ロスチャイルド財閥-17 ナディーヌ・ロスチャイルドhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a67d598c7a507698b3cac13586d7313d
一方の農業の南軍は海運力に乏しく、鉱業の北部に経済封鎖されましたが、やがてイギリスから軍艦を買い、1862年から2年間で大西洋の北軍の船を大量に捕獲して大成果を上げました。
北軍はロスチャイルド家の代理人ベルモントやセリグマン兄弟らによって支援されましたが、実は、南軍もロスチャイルド家の別の代理人エルランガー兄弟によって資金提供され、加えて、ジョージ・ピーボディ商会(財団のルーツ)やモルガン親子も北軍よりも南軍を支援したと言われています。
ベルモント自身も、南部を応援するために南部の債権を独占的に買ったとも言われています。 結局、ロスチャイルド家は南北双方を支援したことになります。 分かり易く言えば、ロスチャイルド家によるマネーゲーム。 明治維新と同じです。
哲学(Philosophia)の起源
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/aa5cf504baa18ec16637da72b5357288
哲学の4つのテーマ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2d32ad476f03939899e966da7739a47e
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ここで形而学の話をしています。 少し難しい言葉ですが心理を追求するのが哲学で、自然科学も哲学の一つ。 目に見える現実をみるのではなく、その現実を起こしている裏に潜む原理・法則・理論を見抜く事が重要です。 ビジネスの世界では資本でしょうか?
アテネ の学堂
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/18314ad3786a24092b9df0b65f7cfb1d
リンカーン暗殺の真相
1861年から1865年まで戦われた南北戦争は、80万人もの命を奪った空前の悲惨さにもかかわらず、あまり意味のない内戦であって、ロスチャイルド家の仕掛けが無ければ、起こらなかった戦争とも噂されています。
尚、ロスチャイルド家は、合衆国の戦争債が金(Gold)で返還されることを望み、銀(当時に世界の主流は銀貨)による返済の受け取りを拒否しました。金本位制導入への効力な布石です。
南北戦争が始まった頃、ロスチャイルドに連なるシティ・バンクの頭取は、ニューヨーク市の銀行連合の貸付委員長として、合衆国政府へ高金利での戦費の貸付を申し出ました。
しかし、リンカーン大統領はそれを断り、財務省を通じて、金(Gold)に裏付けられた「グリーンバック」(裏が緑色の政府紙幣)を発行して戦費を調達しました。
リンカーン大統領は1862年には、法貨条例を制定し、政府が発行する「グリーンバック」をアメリカ合衆国の永続的な通貨とする意向を発表したのでした。
リンカーン大統領は、合衆国憲法の趣旨に沿って、「政府は政府の費用を賄い一般国民の消費に必要なすべての通貨を自分で発行し流通させるべきである」 、
「通貨を作成し発行する特典は、政府のたった一つの特権であるばかりでなく、政府最大の建設的な機会なのである」、
「この原理を取り入れることによって、納税者は計り知れないほどの金額の利子を節約できる」と語りました。
このことは、ロスチャイルド家に衝撃を与えました。 「通貨の支配権を割れに与えたまえ、その法律をつくる者が誰であっても構わない」は、初代ロスチャイルドの歴史に残る言葉とされ、ロスチャイルド家の伝統でした。
リンカーン大統領は、イギリスなどでのロスチャイルド家の企て(くわだて)、すなわち、民間所有の中央銀行(紙片の発行権をもつで国の資金と資産の大半を手中に収めることにアメリカ合衆国が陥らないようにと、政府発行紙幣への道を切り開いたと言われていますが、北軍の勝利で南北戦争が終わった1865年4月に暗殺されました。
リンカーンを劇場で撃った犯人は、南部支持者のブースという俳優でしたが、その背後には、ニューヨークの大銀行家あるいは国際金融家がいたという噂がありました。
北軍の諜報機関の調査によれば、リンカーン暗殺陰謀の主犯はロスチャイルド家の代理人、テキサス州出身のトーマス・W/・ハウスであったとの説さえもあるようです。
そして、彼の甥がロスチャイルド家の代理人として、ウィルソン大統領(FRB設立した大統領)を操るエドワード・マンデル・ハウス(通称マンデル大佐)でした。
しかし、暗殺の真相は迷宮入りのままです。
安倍元首相暗殺事件
2022年7月8日、参議院議員選挙で、奈良に於いて、同じ自民党議員の選挙応援の演説中、この安全とされる日本で銃による暗殺事件が起きました。また安倍元首相と姻戚関係にある岸田・現総理田大臣と麻生・元総理大臣大臣が半ば強引に推し進めた国葬が日本の世論を二分しました。 私としては、3人とも親戚だし、総理大臣経験者だし、仕方ないと思います。
同時に、不自然な事が多く、約3ケ月が過ぎた10月時点でも、未に陰謀論が噂されています。 犯人は現行犯逮捕された山上と明確ですが、別にスナイパーがいたのではないかと、様々なうわさ話が飛び交い、本当に銃撃したのは誰かの議論が、ネットで盛んに行われています。
本件で、私なりの見解を述べたいと思います。
【安倍元首相暗殺の真相?】
あくまでも推測ですが、多くの人が言っているように、私も山上の単独犯ではないと思っています。 CIAか中国じゃないですかね。
米中覇権戦争の真っただ中、習近平を国賓で招待し、2016年の安部政権下で総務大臣に就任した高市早苗はHuawei基地局大量導入。
安倍さんはドル体制を崩そうとする中国・ロシア・インド(BRICS)に接近。安倍政権は、中国版SWIFTのCIPSを導入し、三菱UFJとみずほ銀行の中国法人に採用させました。(日経2019.7記事)
親中になびく安倍政権を米シンクタンクCSIS(ジャパンハンドラー)が公然と安倍政権を非難した直後、安倍首相は電撃辞任。 菅政権の誕生、以後、菅・岸田政権は親米反中政策。 再度首相に返り咲こうとしていた安倍首相。せっかく辞任させたのに、アメリカにとっては、中国に機密情報をリークされ、邪魔されては困る。 よってCIAを使って〇〇。
安部首相は電撃辞任後、反中発言が多くなり、ちょうど台湾訪問も計画していた。 軍事的戦争をしなくてもあと一息で日本侵略が完成していた中国は、裏切った安倍首相を許さなかった。 他の親中アジア諸国Topに対する見せしめ。
山上は、お金で雇われ、自分の人生は捨て、不憫な妹にお金を残してやろうとしたのではないですかね。 山上の父親は京大卒で建設会社役員のエリートでした。
山上も学業優秀で県内Topの進学校に入学していましたが、母親が統一教会に巨額の献金で、大学入学をあきらめ、海上自衛隊に入隊。兄弟は食べるものもままならない状況で、山上は自殺未遂したことが報じられていますね。 弟と妹に自分の保険金を残してやるために。
ロスチャイルド家の新たなアメリカ代理人
南北戦争中、北軍に軍服を売って人財産をつくったエイブラハム・クーンと義兄弟でドイツ出身のユダヤ人ソロモン・ローブは、ニューヨークで個人銀行を始めました。
これが後にロスチャイルド家のウォール街での新たな代理人として世界に名を馳せるクーン・ローブ商会の起こりです。 日露戦争で日本の戦争国際を購入してくれたクーン・ローブ商会のシフは有名ですよね。シフ家もロスチャイルドと同じドイツのフランクフルトのユダヤ人ゲットーの出身で、ロスチャイルド家と姻戚関係にあります。
1865年、ロスチャイルド家の新たなアメリカ代理人、ユダヤ人のジェイコブ・シフ(1847年ー1920年)がアメリカに派遣され、ニューヨークに到着しました。
シフ一族は、フランクフルト・ゲットーでロスチャイルド一族と「緑の楯」の建物に一緒に住んでいました。ジェイコブ(Jacob)は、10年後ニにはクーン・ローブ商会の共同経営者となり、ロスチャイルド家の代理人として、モルガンと並んで歴史を動かす国際金融資本家となります。
モルガン家は、英国ウェールズ出身の敬虔なプロテスタントで、アメリカに移民してきて最初は農業から出発し、様々なビジネスを手掛けて大富豪となり合い罰を形成した一族です。 アメリカを支配していると言われるWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)の英国エスタブリッシュメント。
モルガン財閥がどのくらい凄いかと言えば、後に、GE・GM・ATT・USスチール・カーネギー・NY鉄道などを所有し、影のアメリカの政府とよばれるくらいでした。
ロックフェラー財閥の大富豪ロックフェラ―一家もドイツから移民してきた敬虔なプロテスタントで、WASPのエスタブリッシュメントの一族です。
一方、1864年、ピーボディ・モルガン商会のピーボディ(財団のルーツ)が引退すると、ジュニアス・モルガンが引き継ぎ、「J・S・モルガン商会」と改称しました。
翌1865年、ジュニアス。モルガンの息子 J・P・モルガン(ジョン・ピアモント・モルガン、1837年―1913年)がロンドンからアメリカに正式に派遣されてニューヨークに会社を設立しました。
彼もロスチャイルド家の新たなアメリカ代理人です。 当時、アメリカにおけるユダヤ人差別で中々ビジネスに本格参入できなかったロスチャイルドが代理人を必要としてたのです。
モルガン家とロスチャイルド家の関係は、ロンドンやニューヨークの大多数の金融界の人々には伏せられていました。 南北戦争中、モルガン親子は、北軍よりむしろ南軍の支援の方に力をいれていたようで、同時に戦局を利用しての金(Gold)投機などで、大儲けしました。
南北戦争後のアメリカで、J・P・モルガンは、若き大資産家のひとりとして数えられる存在となります。
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