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ロスチャイルド財閥ー65 民間所有の中央銀行 「連邦準備制度銀行」の仕組み

2022-10-17 15:31:17 | 国際政治・財閥


連邦準備制度理事会(FRB: Federal Reserve Board of Governors)は、アメリカ合衆国の中央銀行制度である連邦準備制度(FRS: Federal Reserve system)の最高意思決定機関をいいます。   これは、米国の中央銀行に相当する機関で、1913年の連邦準備法(Federal Reserve Act)に基づいて設置された連邦準備局が前身であり、1935年の銀行法により現名称に改称されました。



連邦準備制度理事会(FRB)の組織と業務内容
連邦準備制度理事会(FRB)は、米国の首都ワシントンD.C.に本拠が置かれ、7名の理事(うち議長1名、副議長1名)から構成されています。また、FRBの下に位置するのが12の地区連邦準備銀行(Federal Reserve Banks)で、実際の中央銀行業務を行っています。

◎FRBの理事は、大統領が指名し、上院の承認を得て任命され、任期は14年で再任はなし(2年毎に理事の1人が任期満了)。また、理事の中から正副議長が選ばれ、正副議長の任期は4年で再任も可能。

◎FRBの主な業務は、公開市場操作を含む金融政策の決定のほか、連邦準備銀行の統括・監督、市中銀行に対する支払準備率の設定、連邦準備銀行が設定する割引率(公定歩合)の審査・決定などとなっています。

◎金融政策の手段である公開市場操作を決定するのは「連邦公開市場委員会(FOMC)」で、FRBの7名の理事の他、5名の地区連銀総裁(ニューヨーク連銀総裁の他は11地区連銀からの輪番制)で構成されています。




連邦準備制度理事会(FRB)が統括する連邦準備銀行
連邦準備制度理事会(FRB)が統括する連邦準備銀行(Federal Reserve Banks)は、全米を12地区に分割して置かれています。

・第1地区:ボストン連邦準備銀行
・第2地区:ニューヨーク連邦準備銀行
・第3地区:フィラデルフィア連邦準備銀行
・第4地区:クリーブランド連邦準備銀行
・第5地区:リッチモンド連邦準備銀行
・第6地区:アトランタ連邦準備銀行
・第7地区:シカゴ連邦準備銀行
・第8地区:セントルイス連邦準備銀行
・第9地区:ミネアポリス連邦準備銀行
・第10地区:カンザスシティ連邦準備銀行
・第11地区:ダラス連邦準備銀行
・第12地区:サンフランシスコ連邦準備銀行





連邦準備制度は、ワシントンD.C.にある連邦準備制度理事会(Federal Rrserve Boad,FRB)が全国の主要都市に散在する連邦準備銀行(Federal Reserve Bank,FRB)を統括する形をとっています。

連邦準備制度理事会は、一応連邦議会の下にある機関ですが、予算の割り当てや人事の勧奨を受けません。

12の地区に設立された各連邦準備銀行は、民間の金融機関が出資する法人です。 政府や個人や非金融機関の法人は連邦準備銀行に出資できません。
実は、アメリカ合衆国の金融政策である金利、通貨の数量と価値および債権の販売などは、連邦準備制度理事会という表看板ではなく、12ある各連邦準備銀行の中での実力ナンバー1の「ニューヨーク連邦準備銀行」(第二地区)によってきめられていきます。

「ニューヨーク連邦準備銀行」が、連邦準備制度の下で事実上の実権を持っているのです。



そして、ナショナル・シティ・バンク、 ナショナル・バンク・オブ・コマース、 ファースト・ナショナル・バンク、 ハノーバー・ナショナル・バンク、 チェース・ナショナル・バンクの5行が、この「ニューヨーク連邦準備銀行」の役40%を占めるお大株主であったことは、よく知られています。

その後、この上位5行の持ち株比率は、50%を超えていきます。 この「上位5行の株主たち」は、ロスチャイルド家、モルガン家、クーン・ローブ商会、シフ家、ロックフェラー家、ウォーバーグ家、リーマン・ブラザーズ、ラザール・フレールなどです。 

後にクーン・ローブ商会は、リーマン・ブラザーズと合併します。 どれもロンドン・コネクション、すなわちロスチャルド家につながっていきます。

すなわち、ロンドンのシティで、マーチャント・バンク(国際銀行)としての営業許可をイングランド銀行から受けている17行のうちのN・M・ロスチャイルド&サンズ、モルガン・グレンフェル(モルガン家のロンドン支店)、ラザール・フレール、シュローダー銀行、ブラウン・シップレイ(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのロンドン支店)の5行が、

ニューヨーク連邦準備銀行の支配権を握っているニューヨークの「上位5行の主な株主たち」を巧みな資本関係などによって操っていたと言われています。

このアメリカ統治の多重構造の中心が、N・M・ロスチャイルド&サンズでした。 ニューヨーク以外の11の地区の連邦準備銀行も、似たような株主構造となっていますが、各地区の主要産業を所有または支配している地元の一族によっても株式が所有されています。



地元の一族は、ロスチャイルド家やロックフェラー家の影響下にある外交問題評議会、日米欧三極委員会などの地区評議会も設立していました。

このような状況でしたので、ロスチャルド家やロックフェラー家のアメリカ国内地方での政治的な展開を妨害することはほとんど不可能であったといわれています。

12の地区連邦準備銀行は、金融政策について連邦準備制度理事会に諮問するために、「連邦諮問評議会」の委員をひとりづつ選出し、年4回ワシントンで連邦準備制度理事会と会合を開くことになりました。





各委員がそれぞれの地区を代表し、かつ同等の投票権を持っていたので、民主主義が保証されたかのように見えました。 しかしながら、委員に選ばれた地方銀行の一頭取が、ポール・ウォーバーグやJ・P・モルガンたちと正面から意見を衝突させることは、土台無理な話でしたし、そもそも彼らの息がかかった委員が選出されていたのでした。 


「連邦諮問評議会」の初代会長は、ファースト・ナショナル・バンク・オブ・シカゴの頭取J・B・ファーガソンで6年間務め、次の会長も同じ銀行の公認頭取でした。

ファーガソンもロンドンコネクションの人間でした。


「連邦諮問評議会」で、ニューヨーク連邦準備地区を代表した委員はJ・P・モルガンで、後任はその後10年にわたってポール・ウォーバーグであり、彼は「連邦諮問評議会」の副会長や会長を務めました。

二人は連邦準備制度理事会の会合に、最初の4年間一緒に出席していました。 1920年代を通じて、ポール・ウォーバーグは連邦準備制度理事会の支配的な存在でした。




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ロスチャイルド財閥ー64 オーウェン・グラス法

2022-10-17 09:57:06 | 国際政治・財閥




1912年、シフ一党の横暴が目に余るという世間の厳しい批判を受けて、議会で論争が巻き起こり、就任後間もないウィルソン大統領も、シフ傘下のいわゆるユダヤ銀行トラスト(銀行連盟)にメスを入れる調査委員会の設立を認めざるを得ませんでした。

調査委員会の報告書によれば、ユダヤ銀行トラストは実在して、

「5行の巨頭銀行より成り、この5行は他の112行の重要銀行を管理し、これらの銀行は、全米はいうに及ばず、遠く海外の重大工業カルテル、金融カルテルの支配権を、完全に手中に収める。 ユダヤ銀行トラストの資本総額は、約222億ドル(約600億円、1912年当時、フランスの富の3分の2に相当する)に達する」とこことでした。

そして、シフのユダヤ銀行トラストの上には、「ロスチャイルド王朝」があったので、国際ユダヤ財閥の富は、おそらく世界の富の過半に及ぶと推定され、全米が震え上がったのです。



この年、ロンドンにおいて、アルフレッドの弟レオポルドは、N・M・ロスチャイルド&サンズがあるニューコートから車で出てきたところを銃で5発撃たれ、本人は無事でしたが警護の警察が重要を負う事件が起きました。犯人は狂人であったと伝えられましたが、様々な憶測が流れ、ロスチャイルド家の警護は厳重を極めました。



。 
ウィルソン大統領は、「貨幣発行権を政治的に留保し、信用供与のための地方分権的な銀行制度を樹立する」と
公約して当選しました。

したがって、当然、国民から大反対があった共和党の「オールドリッチ法」を修正して、骨子を残しながらも、見かけはウィルソン大統領と民主党の選挙公約に沿ってカムフラーシュを施すことが必要でした。

そうして、苦心惨憺して出てきたのが「オーウェン・グラス法」という名の連邦準備法でした。 
「オーウェン・グラス法」は、民主党が反対していた「オールド・リッチ法」とは実質上は、名前以外はほとんど同じという法案でした。

しかも、この「オーウェン・グラス法」に対し共和党のオールドリッチなどが激しい非難の声をあげるという茶番付きでした。

「オーウェン・グラス法」という名の連邦準備法を実質的にまとめたのも、ポール・ウォーバーグと言われています。 黒幕はやはり、アルフレッド・ロスチャイルドでした。

マスコミは、こぞって議会の勇断を賞し、それに騙され国民はアメリカの政治いまだに健全なりと安堵したのでした。




1913年12月、連邦議会において、民主党が提出した「オーウェン・グラス法を」、徹底反対する上院議員たちがクリスマス休暇に入った23日を狙って強引に通過させ、ウィルソン大統領が署名しました。




1844年の「ピール銀行条例」と1913年の「オーウェン・グラス法」とは、ともにロスチャイルドが主導したことに加え、法律の主旨がぼかされていることでも、二大政党の談合で生まれた事でも似ています。

百年スパンの計画行動です。 歴史的にアメリカ国民は中央銀行創設に反対していましたから、準備は少数の銀行家たちによって密かに進められ、成功しました。



ナサニエルは1915年に亡くなりますが、この時期、弟アルフレッドが実質的に采配を振るっていました。すぐに、ウィルソン大統領によって連邦準備制度の5名の創立委員が指名されました。

創立委員長の名が「ユダヤ財閥の魔王」シフの義弟にあたるポール・ウォーバーグであること知って、アメリカ国民は唖然とし、次に「いったいどういうことだ」と呻(うめ)いたのです。

当初からのシナリオ通り、アメリカ合衆国に民間所有の中央銀行、すなわち私的な大株主に支配されたミューヨークの銀行が出資する連符準備制度銀行が、無理やりつくられていくのです。



このアメリカ合衆国の連邦準備制度で創造される法外な巨額のマネーを支配する限り、ロンドンも世界の金融センターであり続けます。

ちなみに、アメリカの当時の大企業は、鉄鋼業や繊維産業も。イギリスの貴族や富豪たちが大株主として並んでいました。




次の投稿は、 民間所有の中央銀行「連符準備制度」の仕組みです。












ロスチャイルド財閥ー63 ユージン・メイヤー 軍産複合体
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ロスチャイルド財閥ー62 歴代大統領を指導するバーナード・バルーク
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ロスチャイルド財閥ー61 M・M・ウォーバーグ商会
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ロスチャイルド財閥ー60 連邦準備制度に全米で反対運動
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ロスチャイルド財閥ー59 ジキル島の秘密会議
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ロスチャイルド財閥ー58 1907年世界金融恐慌
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ロスチャイルド財閥ー57 新たにアメリカ代理人として派遣されたポール・ウォーバーグ
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ロスチャイルド財閥ー56 レナ虐殺事件
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ロスチャイルド財閥ー55 孤立するドイツ
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ロスチャイルド財閥ー54 日露戦争後のロスチャイルド家
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ロスチャイルド財閥ー53 日露戦争講和が革命に対した影響
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ロスチャイルド財閥ー52 第1次ロシア革命
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ロスチャイルド財閥ー51 日露戦争
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ロスチャイルド財閥ー50 レーニン と ロンドン
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ロスチャイルド財閥-49 世界最大級の富豪ロシア・ツァーへの反発
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ロスチャイルド財閥ー48 ロシア南下と日英同盟
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ロスチャイルド財閥-47  レウミ(ヘブライ語:民族)銀行設立
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ロスチャイルド財閥ー46 第一次世界大戦 欧米列強
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ロスチャイルド財閥-45 第一次世界大戦 ドイツの3B政策とイギリスの3C政策
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ロスチャイルド財閥ー44 「ロシアのロスチャイルド」グンツブルグ家
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ロスチャイルド財閥ー40 世界に拡散する金本位制と中央銀行
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ロスチャイルド財閥ー38 ユダヤ資本に支配されるアメリカ メディア
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ロスチャイルド財閥ー37 軍産複合体
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ロスチャイルド財閥ー36 ボーア戦争
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ロスチャイルド財閥-35 大英帝国に太陽の沈む時なし
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ロスチャイルド財閥ー34 ディズレーリの後継者
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ロスチャイルド財閥-29 スエズ運河
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ロスチャイルド財閥ー28 アメリカ金本位制への策謀
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ロスチャイルド財閥ー26 南北戦争
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ロスチャイルド財閥ー25 ユダヤ化される英国貴族と政界
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ロスチャイルド財閥ー24 1844年イングランド条例銀行
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ロスチャイルド財閥ー23 アームストロング社
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ロスチャイルド財閥ー22 藩王国(はんおうこく;princely state, native state, Indian state)
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ロスチャイルド財閥ー21 ロイター通信
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ロスチャイルド財閥ー20  上海・阿片王サッスーン
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ロスチャイルド財閥ー19 キューリー夫人とRTZ(リオ・チント・ジンク)そして原子力産業
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ロスチャイルド財閥ー18 キューリー夫人
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ロスチャイルド財閥-17 ナディーヌ・ロスチャイルド
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ロスチャイルド財閥-16 自動車産業
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ロスチャイルド財閥-14 鉄道事業への参入
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ロスチャイルド財閥ー13 ゴールドラッシュ
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ロスチャイルド財閥ー12 ワデスドンマナー
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ロスチャイルド財閥ー10 イングランド銀行
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ロスチャイルド財閥ー9 ウィーン体制
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ロスチャイルド財閥-8 N・M・ロスチャイルド&サンズ 
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ロスチャイルド財閥-7 5本の矢
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ロスチャイルド財閥-6 ベアリング家との戦い
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ロスチャイルド財閥ー5 皇帝たちの金庫番
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ロスチャイルド財閥ー4 金融街シティの誕生
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ロスチャイルド財閥-3 宮廷御用商
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ロスチャイルド財閥ー2 創始者、マイアー・アムシェル・ロスチャイルド
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ロスチャイルド財閥-1 先祖
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ロスチャイルド財閥ー63 ユージン・メイヤー 軍産複合体

2022-10-17 07:15:15 | 国際政治・財閥

ユージン・アイザック・メイヤー(Eugene Isaac Meyer、1875年ー1959年)ロサンゼルス生まれ、サンフランシスコ育ち

アメリカ合衆国の金融業者、新聞発行者である。1933年に『ワシントン・ポスト』紙を買収してその発行人となり、それ以降2000年まで同紙はメイヤーの子孫が保有・発行した。1930年から1933年まで連邦準備制度理事会議長を務め、世界銀行グループの初代総裁も務めた。



ユージン・メイヤーは、第一次世界大戦時には、戦時軍需品・財政委員会や戦争産業委員会で活躍し、その後、1930年に連邦準備制度理事会の議長に就任。
1931年には、大恐慌対応として再建金融公社の会長となります。


さらに1946年には初代世界銀行総裁に就任しました。 彼の父親は、ロスチャイルド系投資銀行ラザール・フレールの共同経営者で、娘のキャサリン・グラハムはワシントン・ポストの社主として、日本を含めて内外に影響力を持ちました。



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ロスチャイルド財閥ー62 歴代大統領を指導するバーナード・バルーク

2022-10-17 06:41:32 | 国際政治・財閥

バーナード・マネス・バルーク(Bernard Mannes Baruch [bəˈruːk]、1870年ー1965年)は、アメリカ合衆国の官僚、政治家、投資家。サウスカロライナ州カムデン出身のユダヤ系アメリカ人。

戦争を一種の公共事業と認識している人物で、第一次世界大戦ではウッドロウ・ウィルソン大統領の側近(大統領選挙に協力した見返りとして大統領府へ自由に出入りできる立場)となり、戦時産業局長官を務め、当時世界最大の工業国家となったアメリカにおける軍産複合体の実権を握った。外交分野でもドイツに巨大な賠償金を課した賠償委員会の議長として活躍した。




バルーク家もユダヤ教徒で、ロスチャイルド家、シフ家、ウォーバーグ家、カーン家とともにフランクフルト・ゲットーに住んでいました。

バーナードは、ウィルソン、ハーディング、クーリッジ、フーバー、ルーズベルト、トルーマンと連続した6人もの大統領の顧問として、歴代大統領を指導する立場にいました。

第一次世界大戦時には、戦時生産局長官となり、合衆国のすべての軍備工場を掌握し、彼自身が軍事予算から巨万の利益を得ました。 第一次世界大戦前に100万ドルであった彼の資産は、戦争終結時には200倍の2億ドルになったといわれています。

ベルサイユ会議では、ドイツに法外な倍書金を支払うように決めた賠償委員会の委員長でした。


彼はその後、歴大統領を指導する立場となり、ソ連の育成、第二次世界大戦、戦後の米ソ冷戦構造などの壮大な戦略のシナリオを描いたといわれています。 第二次世界大戦後も、国連の原子力委員会の米国首席代表を務めた他、トルーマン政権を始めとして各政権に穏然たる影響力を保持しました。





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