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ロスチャイルド財閥ー80 第一次世界大戦の終結

2022-10-26 01:05:05 | 国際政治・財閥

第一次世界大戦の構図



ドイツ帝国は、イギリスが仕掛けた外交・宣伝戦に敗れ、アメリカ合衆国の参戦を招き、戦争の長期化によって経済活動が停滞し、石油・食糧が欠乏し、国民が困窮しました。

アメリカは連合軍の石油を8割以上提供し、十分な兵員を続々とヨーロッパ大陸に送りました。 西部戦線の選挙区悪化とともに戦争に反対する機運が社会で高まり、

平和とパンを求めるデモや暴動が頻発し、ロシア革命に刺激された革命運動を惹起してしまいます。

1918年11月5日、キール軍港で水兵・労働者たちが挙げた革命の火の手は、兵士たちの反乱とユダヤ人革命家たちに指導された大衆蜂起としてたちまちドイツ全土に燃え広がり、事態は皇帝ヴィルヘルム2世の退位とドイツ帝国の滅亡へと進んでいきました。

この間、ドイツ政府は、事態の鎮静化を図ろうと,休戦条約の締結と、政体の民主化を国民に約束しました。

そして11月11日、フランスにあるコンピエーニュの森の列車にて、ドイツと連合国の停戦協定が締結されました。

精鋭ドイツ軍は、広大なロシアの領土を占領し、首都ペテログラードをも脅かす勢いでした。
ドイツ軍は、結局、東からも西からも敵を一歩も国内に入れませんでした。

ドイツ軍には決定的な敗北感がありませんでした。 ドイツはイギリスの知恵とアメリカの国力、そして露しか革命の影響を受けた国内の革命の動きに敗北したのでした。



第一次世界大戦が遺したもの
第一次世界大戦が終結してみると、世界の覇権はヨーロッパ(特に大英帝国)からアメリカに移りました。 アメリカ合衆国は、経済力・金融力において世界の覇権国家となり、国際政治での発言力も極めて大きくなりました。 このアメリカでの戦時成金の7割強はユダヤ人でした。

一方、イギリスの国家債務は、1914年の6.5億ポンドから、5年後には国内分だけでも約61億ポンドと約10倍になっていて、加えて対外債務はこの頃を上回りました。

大部分は中長期債で、それらは証券取引所に上場されている全証券の額面の3分の1にも達していました。

どの国でも、巨額の戦債はプロレタリアートと無産階級とがおびただしい戦死者を捧げた上で、国民が挙げて向こう数十年間、国際金融資本家に対して支払わなければならない貢物(みつぎもの)のようなものです。

ロンドン家は、戦時貸付などにより、1千億ドルを稼いだと言われています。

第一次世界大戦は金銀ダイヤと石油など資源の掠奪戦でもありました。 ドイツが敗戦ですべてを失い、戦勝国のイギリスやフランスなどがこれを獲りました。


ダイヤモンドでの、ロスチャイルド家とデビアスの関係や、オッペンハイマーについては既に紹介しました。


ロスチャイルド財閥ー31 アメリカとアフリカ、そしてダイヤモンド利権(デビアス)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/53a7466aa76638642a7216f7d7770615
オッペンハイマー財閥(ロスチャイルドGr)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/634f09002ee4f04d6579f260a5e86757



ドイツ出身で、ロンドンのダイヤモンド商に入社して頭角を現したユダヤ人野心家アーネスト・オッペンハイマーは、第一、次世界大戦末期の混乱の中の1917年、J・P・モルガンとともに南アフリカの金塊の採掘と販売のために、

アングロ・アメリカン(英米の意)社を設立しました。 同社は、ロスチャイルド家系ラザール・フレールなどから資金を借りて事業を拡大し、世界一の金塊業者となります。


オッペンハイマーは、全世界の鉱山に詳しいハーバート・フーバー(後のアメリカ合衆国大統領)とも親しくなりました。

フ-バーは、各地で金鉱採掘に成功した山師で、しかもダイヤモンドの研磨産業が集積していたベルギーの利権に深く関与する立場にあったので、ダイヤにも手を出していました。

ロスチャイルド家から支援を受けて大事業家になったフーバーが、オッペンハイマーにモルガンを紹介したともいわれています。1919年には、アングロ・アメリカン社は、敗戦国ドイツの南西アフリカ領にあったダイヤモンド利権を獲得します。

イギリスが中東で得た石油利権や兵器で稼いだ軍需産業の莫大な利益は、イングランド銀行やモルガン家などはもちろんのこと、それらを支配するロスチャイルド家にとうとうと流れ込んだのでした。


第一次世界大戦の戦死者は1千万人、民間の戦没者は700万人、戦傷者は2千万人、併せて犠牲者は、およそ3700万人と言われています。これは人類史上、最も犠牲者が多い戦争のひとつと位置付けられています。 アメリカも大きな代償を払っていました。12万人が戦死し、23万人が負傷しました。 直截的な戦費は550億ドルに達し、間接的な戦費は計りしれません。

ウィルソン大統領は、1919年10月に脳梗塞を発症し、1921年に大統領職から離れた後、1924年」2月に死去しました。生前、第一次世界大戦を支えた連邦準備制度設立に加担したことを後悔して、こう言い残しました。

「私はうっかりして、自分の国を滅亡させてしまいました。大きな産業国家は。その国自身の通貨と信用のシステムによって管理されています。

私たちの通貨と引用のシステムは一点に集結しました。 したがって国家の成長と私たちのすべての活動は、ほんのわずかな人たちの手の中にあります。私たちは文明開化した世界においての支配された政治、おとんど完全に管理された最悪の統治の国に陥ったのです」。



(おまけ)
・全てが狂った原因?!第一次世界大戦は何故おこってしまったのか?今こそ知るべき戦争の引き金が
 闇深すぎる…
 https://www.youtube.com/watch?v=0zindpbNfaA&t=152s

・あまりにも怪しすぎる!?第一次世界大戦がその後の世界に与えた影響が恐ろしすぎる…現代人がい  
 まこそ知るべき近代史!
 https://www.youtube.com/watch?v=qC3zH5CZfzI




(あとがき)

第一次世界大戦が終わり、世界覇権は大英帝国からアメリカ合衆国に移行し、アメリカは黄金の1920年代を謳歌します。

皆さんの中には、中央銀行(イングランド銀行、FRB、日本銀行など)の設立によりぼろ儲けしたと勘違いするメディアに流され、アホの一つ覚えの、MMT信者などがいると思います。

ところが、現実がすべてを物語っいますが、世界No.1の豊かだった大英帝国、アメリカ合衆国、日本はどうなりましたか?

国家を支えた豊かであった中間層は、日米欧とも、例外なく貧困層に陥り、富は国際金融資本家たち(最近ではDSディープステートと呼んでいるようですが)、そしてそれに癒着した政治家、そしてその政治家と癒着した企業だけが天文学的利益を享受し、格差は拡大する一方で、革命前夜のような状況です。 共産主義国然りです。

DSという言葉や中央銀行の闇は、日本では最近ブームになっているようですが、資本主義先進国の欧米では100年以上も前から多くに出版物も出されて、議論されています。

革命は格差が異常に大きくなった時に、必ず起こります。  また、腹の立つことに、ウィルソン大統領も述べているように、凍革命を利用して経済がガタガタになると、また国際金融資本家たちは、それを良いことに、土地・銀行・企業・工場などを買収し、富を増やします。






安部・高市の反日活動の実態
世界にすべての事例を挙げれが、きりがないですが、身近な日本におけるインチキ例を紹介しておきます。  

新自由主義を掲げる小泉・安倍政権ではユダヤ系国際金融資本ゴールドマンサックス(GS)と癒着し郵政民営化、そしてGSサックスと癒着する人材派遣会社パソナを率いる竹中平蔵。そして選挙に落選すると、パソナや東一教会から就職が保証される、特に安部派の自民党の政治家達。 

そして、かれらをプロパガンダだし、保守愛国者と宣伝する一部のメディアにいとも簡単に騙され、安倍・高市が保守愛国社と信じる頭の弱い羊たち信者。

だいたい、日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待してみたり、米中覇権戦争の真っ最中に安部政権下で総務大臣に就任した高市はHuawei基地局・スマホを大量導入、安部政権下で世界のドル体制を崩す中国版SWIFのCIPSを導入し三菱UFJ銀行とみずほ銀行はCIPSを採用(2019年7月2日付け日本経済新聞記事)。


高市は松下政経塾を卒業後、反日・親中の小沢一郎率いる新進党に入党し、小沢と反日活動やっていた売国ド左翼です。 山本拓との再婚で話題となった高市ですが、山本も新進党で反日活動をやっていたド左翼。 高市の実の弟は山本の秘書という一族挙げての反日左翼です。

小沢一郎は、大訪中団を率いて北京を訪問時「私は人民解放軍の野戦軍司令官だ」と発言し、世界を仰天させた反日・親中の政治家。


山本・高市共に国民からそっぽを向かれ自民党に鞍替え、山本拓は親中で有名な二階率いる二階派に所属、高市は黒歴史をかくすために保守右翼のコスプレ。 安部・高市ともに、創始者がが北朝鮮出身の文鮮明率いる統一教会を擁護。

そして、安部政権下で令和が幕開けしましたが、何故か4月1からではなく、5月1日からスタート。 ご存じの通り、統一教会の創立記念日が5月1日。 5月1日は共産主義者や左翼主義者が大好きなメーデーです。

もう日本国民、いい加減に気付かねばなりません。




大問題の新自由主義というインチキ
労働の非正規化により、20代の真面目に働く若者たちがいとも簡単に解雇され、多くの若者たちがホームレスになってしまっている実例がニュースやyoutubeで紹介されています。 

もっと悲惨なのは、パートで生計を立てるシングルマザーの家庭です。 いとも簡単にパート職を解雇され、女性ながらホームレスになったり風俗送りされている報道が絶えません。


一方、安部政権下で何が起こっていたのか? ウィグル問題で欧米諸国から不買運動が起きているユニクロですが、安倍さんと柳井社長はお友達。 なんと日銀に大量のユニクロ(ファーストりティリング)株を購入させ、柳井社長の個人資産は数兆円と、まるで大企業の社長ならぬ、売り上げレベルの世界的大富豪になりました。

そして、ユニクロ(ファーストりティリング)の一番の大株主は日本銀行で、20%以上保有。これまた欧米からの非難を浴びました。

親中になびく安倍政権を米シンクタンクCSIS(ジャパンハンドラー)が公然と非難した直後、安倍元首相はで健康を理由に電撃辞任。入院もせずに元気でしたけどねW そして菅政権が誕生し、菅政権・岸田政権ではご存じの通り親米・反中の政策ポリシー。 安部さんも反中の発言が多くなり台湾訪問が報道され暗殺されてしまいました。

これはアメリカの機密情報を安倍がリークする可能性があるのと、もう一つは戦争という手段を用いなくても日本を完全に侵略できる一歩手前だったのに、アメリカに邪魔されて反中の姿勢を見せる安倍、子の裏切りに対し他のアジア諸国のリーダーに対して見せしめもあるでしょう。よって、わたし個人の推察では、暗殺の犯人は、CIAもしくは、中国と見ます。



話を中央銀行に戻すと、今あの世界一豊かだったアメリカは天文学的数字の財政赤字、そして反面教師にすべき一般国民の姿がこうです。 今日・明日に日本の姿です。

LOS ANGELES SKID ROW VS PHILADELPHIA KENSINGTON HOOD
https://www.youtube.com/watch?v=CimWtc6fKqw




中央銀行のインチキシステム

何故、一般国民が貧困化してしまうのか、簡単に説明すると、中央銀行で製造される通貨は、はただの紙切れにすぎず、政府と癒着しこれを国家の正式通貨と認めさせているだけの話です。

ですから中央銀行の株主は、まるで子供銀行のようなインチキでぼろ儲け。 そして政府に大型PJ(戦争、環境、気宇申告への支援、など)を興させ、国債を発行させます。

その国債を買い取るのが中央銀行です。 買い取ると言ってもただの紙切れに印刷しただけのモノ、それが高額紙幣となるので、中央銀行のか塗主たちは痛くもかゆくもありません。

そして国債の満期額がくると、政府は、利子をつけて中央銀行にお金を返さなければなりません。 そしてこの利子は税金です。 自動的に搾取できるのでせ政治家は選挙で落とされることもなりません。

中央銀行の株主である、国際金融資本家は、政府と癒着し、とにかく大きなPJをつくらせると大儲けできます。 だから戦争、環境、後進国への巨額支援、どれも冷静に考えれば馬鹿馬鹿しいはなしですが、実態は国際金融資本家と癒着する政府はおおきなPJをつくり、巨額な国債を発行します。

その利子は見えない税金なので、何年も続けられると一般国民は知らぬ間に貧困層に陥り、国際金融資本家と、彼らと癒着する政治家、さらに政治家と癒着する民間企業(ユニクロなど)がぼろ儲けするシステムなのです。 

貴族がずっと金持ち貴族でいたかったために作られたシステムであり、選挙無視で超富裕層が自動的に一般国民から財産を収奪するシステムなので、そうなって当然なのです。 彼らにとっては予定通り。




アホの一つ覚えのMMT信者
まだわかっていない人も多そうなので、時間があるから誰での分かるように説明しましょう。 MMT信者がよく言う言葉に、「自国政府が自国通貨建てで国債発行しても何も問題は起こらない」 というのがあります。アホの極みです。 何故なら古代のような自国だけで経済を回せるなら、それでも良いかもしれませんが、実際に経済活動は、今日国際化しています。 

すなわち、アベノミクスでアホみたいに紙幣を発行すれば、国際為替取引市場で円安になるのは自然の摂理であり、日本円は基軸通貨じゃないのだから、原油など購入するときには高いものとなり電気代は上がります。 そのくらい分らんもんかねアホには?

そしたら、MMT信者は内何を言い出したか? 「アベノミクスで円を大量に発行しても日本は、ハイパーインフレになっていない」。

本当に救いようのないアホです。 それは高度成長時代に先輩たちが技術革新含めて、金融資産もかなり蓄積があるから、世界が日本という国を信用しているだけの話。 ハイパーインフレにならないから問題ないというものじゃない。実際に現在、円安でエネルギー価格・食糧の価格が高騰し困ってっているでしょ。  本当にアホね! という言葉しかでてきません。




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