
1893年(明治26年)恐慌(1英: Panic of 1893)は、1893年に始まったアメリカ合衆国の深刻な経済不況である。
大不況のクライマックスが投資先アルゼンチンの金融機関を淘汰した。外債が鉄道の過剰な建設と不安定な財政をアルゼンチンへもたらしていた。救済融資をしようにも、国際的に正貨の調達が難しかった。南米で産出される銀は電解精錬によるものと価格競争にさらされた。
1890年(明治23年)頃は、大英帝国とロスチャイルド家が空前の繁栄を謳歌し、世界的な投資ブームが起こり、
ロスチャイルド財閥-35 大英帝国に太陽の沈む時なし
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ロスチャイルド財閥ー12 ワデスドンマナー
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「ワデスドン・マナー」で大富豪ロスチャイルド家の財宝と生活を垣間見る
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1889年5月6日ー10月31日にパリ万博が開催され、パリのモンマルトルに、フレンチカンカンで有名な、キャバレーのムーランルージュが1889年に誕生した良い時代でした。

ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge、フランス語発音: [mulɛ̃ ʁuʒ])は1889年に誕生したフランスのパリ市内、モンマルトルにあるキャバレーである。フランス語で「赤い風車」という意味で、実際に屋根の上に赤い風車がある。
歌やダンス、フレンチカンカン、大道芸を組み合わせたショーで有名。また、画家のロートレックがここに通いつめ、踊り子たちをモデルに数々のポスターを描いたことでも有名である。
第一次世界大戦や第二次世界大戦下でも営業を続け、第二次世界大戦中にパリがドイツ軍の占領下に置かれた際も、多くのドイツ軍将兵でにぎわった。ここで活躍した著名なミュージシャンとしてはエルビス・プレスリー、フランク・シナトラなど多数いる。
現在もパリを代表する観光スポットの1つとして人気がある。1日に2回のショーがあり、19時(ディナー付)、21時(19時の回のディナーが終わったころに入場し、19時からいる人と一緒にショーを楽しむ。ドリンク付)、23時(ドリンク付)が開演時間。約840名が収容できる。
1893年は、世界的な証券ブームや海外投資ブームが崩壊し、イギリスから南米、アメリカ合衆国、そして世界を巻き込んだ1893年恐慌が起きました。
アメリカ合衆国はクリーヴランド大統領(在位1885年ー1889年、1893年ー1897年)の時代でしたが、恐慌の波及と共に、財務省から金(Gold)が流出して、金準備が底をつき非常事態となりました。
このとき、オーガスト・ベルモントとロンドン家が動き、さらにJ・P・モルガンがホワイトハウスまで出向いて閣僚たちに指示を与え、連係プレーで金(Gold)を手当てしてアメリカ合衆国を救いました。
このように、大統領や閣僚たちを動かすようになったロスチャイルドのアメリカ代理人のJ・P・モルガンは、証券投資を独占して金融トラストを形成していきます。
モルガン一族は、英国ウェールズ出身の敬虔なプロテスタントで、移民としてアメリアに渡り、最初は農業で生活し、その後ビジネスで成功し、ユダヤ人差別でロスチャイルドがアメリカになかなか参入出来なった頃に、ロスチャイルドのアメリカの代理人となり、大活躍した財閥です。
アメリカを支配しているというWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)のエスタブリッシュメントであります。
当時、「合衆国における円卓会議」という会議体(結社?)があり、モルガン・グループによって代表されていましたが、ラザール・フレールが率いるロンドンの国際金融家グループがこの円卓会議のバックにいてイギリス資本との関係が極めて蜜でした。
すなわち、ロスチャイルド家が後ろに控えていたのです。
1895年、合衆国のモンタナ州のアナコンダ銅鉱山の株の4分の1をロンドン・パリ両家が取得し、世界の銅供給の4割以上を支配しました。
恐慌の時期もロスチャイルド家の怒涛のような勢いは続いていました。
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