日本で財閥という事が使われ始めたのはっ明治時代の中頃で、ジャーナリズムが勝手に作った言葉で、学術用語ではありません。 だから定義も明確ではありません。
しかし、ほとんどの日本国民は、三大財閥と言えば、歴史のある順にいえば、住友、三井、三菱です。
何度も言いますが、住友家の歴史は圧倒的に古く、近代の財閥としてでも1600年代で、世界最強と言われるロスチャイルド財閥の創始者マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが(1774-1812)ですから、ロスチャイルド財閥より古い財閥として世界的に有名です。
三井は、徳川幕府と金融、また呉服屋で、癒着した政商、「越後屋、お前も悪よのう」と時代劇にもよく出てきます。
岩崎弥太郎が創始した三菱は、明治維新以降でグラバーとつるみ財を成しました。だから歴史としては最も新しいです。
この三大財閥は、それぞれ財閥の性格・風土が異なり尾興味深いですが、詳細はすでに紹介しておりますが、別途後に紹介したいと思っています。
住友、三井、三菱が日本の三大財閥であることに異を唱える人はいないと思いますが、当然ですが他にも多く財閥は存在します。 くどい良い宇ですが、明確な定義はありません。
戦前は、松下・豊田も財閥とされていたのです。
あえて、公式に認められた財閥と言えば、第二次世界大戦後にGHQが財閥解体を公式に行っていますので、その十の財閥を列記すると、
GHQが、解体した際に指定した十大財閥は、
住友、三井、三菱(岩崎家)、安田、浅野、古河、大倉、野村、日産(鮎川家)、中島(飛行機)。
これに五つ、
渋沢、川崎造船、窒素(野口家)、日曹(中野家)、理研(大河内家)、を加えた財閥を、十五大財閥と呼ぶのが一般的です。