お盆休み、いかがお過ごしでしょうか?
リセッツには県外から帰省中の方や、日頃、お仕事で忙しい方もお越しいただきました。
貴重なお時間に足を運んでいただき、うれしく思います。
さて、今日は終戦記念日なので、、、というわけではないのですが、たまたま東京大空襲を経験された方と夕食を囲みました。
生々しいというか、悲惨すぎる話題を淡々と語られますので、こちらは「はぁ~」「へぇ~」「こわ~」という単語しか出てこなくて・・・なんとコメントしたらいいかわからないというのが率直なところです。
身内にも軍人だった人、戦争を体験した人はおりましたが、ほとんど亡くなってしまいました。
祖父が「この世で一番こわいものは人間だ」と言っていた言葉が、妙に実感こもっていて、忘れられません。
けど、愛し合えるのも人間だけだと思います。
戦地で修羅場を生き残ってきた祖父から、私は深い深い愛情をいただきました。
さきほどNHK教育で、日比谷公会堂での第九をやっていました。
昭和20年、終戦二ヶ月前に演奏された第九を再現するとかで。
現に当時合唱隊にいた方が、今年、89歳にしてステージに立っておられました。
想像を絶するような状況下で、どんな思いで演奏し、歌い、聴いたのでしょうか。
第九には、たとえドイツ語の歌詞が理解できなくても、聴くもの全てを感動させるような何かがある。
人類愛というものだろうか。
なんだか元気が沸いてくる。
今年もまた秋から練習に励みます
ふなかわ