りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

『GANTZ』観てきました♪

2011年02月01日 00時30分27秒 | 映画
☆『GANTZ』
監督:佐藤信介
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、田口トモロヲ、 Merii

就活中の大学生・玄野計は、面接に行く途中の地下鉄ホームで、幼馴染の加藤勝と再開する。
しかし、ホームに転落した酔っ払いを助けた事により、2人は電車に跳ねられ命を落としてしまう。
今まさに電車が衝突しようとした瞬間、気がつくとそこはマンションの一室だった、
周りには自分たちと同じく死んだはずの人間たち、そして目の前には謎の黒い球体“ガンツ”が。
黒い球体“ガンツ”に表示された文字には、敵である“星人”を倒す事。
そして得点を獲得し100点に到達した者には
『記憶を消されて解放される』
『好きな人間を生き返らせることができる』
のどちらかを選ぶ事が出来ると。
特殊なスーツと武器を与えられ彼らは、訳もわからず“星人”を倒すため過酷なミッションへと送り込まれる事に。


現在、週刊YJで隔週連載中、奥浩哉原作の人気コミック『GANTZ』を実写映画化。

主人公・玄野計を演じるのは二宮和也。

もう一人の主人公・加藤勝には松山ケンイチ。

玄野らと共にミッションに挑む岸本恵には夏菜。

ガンツの秘密を握る西丈一郎には本郷奏多。

玄野に思いを寄せる小島多恵には吉高由里子。


『GANTZ』、僕の大好きなコミックの1作品であります。
現在、連載中のYJでは、巨大宇宙人襲来でマクロス状態。
これまた大好きな『範馬刃牙』や『キン肉マンⅡ世』同様、なかなか進まない展開にイライラしながらも、壮大になりすぎたストーリーをいったいどうやって収集つてkるのか楽しみなところでありますが。
そんな『GANTZ』の実写映画化である本作。
原作の壮大なストーリーをどのように纏めるのか?
噂では原作で描かれているグロシーン、エロ(セクシー)シーンがほとんど描かれないとの事だったので、どう表現するのか?
などなど、期待半分、不安半分で鑑賞。
しかしこれが予想以上の健闘、楽しむ事が(^-^)

二部作の前編となる本作では。
・玄野と加藤が高校生から大学生。
・岸本は高校生からOL。
・西が中学生から高校生。
・小島多恵が初っ端から登場。
・加藤が父殺しで少年院帰り、初っ端から弟と二人暮し。
・桜井が“おこりんぼう星人”のミッションで登場。
・グロシーンはありますが、エロシーンはなし。
・あ、犬は登場せず。
などなど変更や違いはあるものの、大まかな流れは、ほぼ原作通り(1巻ねぎ星人編~8巻あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編まで)。
登場キャラクターを演じる役者陣が皆そっくりで、イメージ通り。
中でも夏菜演じる岸本は◎
可愛い(^-^)

ガンツスーツの出来も良く、ファンならずとも1度着てみたいかと。
前半から中盤にかけてのねぎ星人編、田中星人編はテンポも良く、『これは当たりかも』と好感触☆
しかし、後半のあばれんぼう星人・おこりんぼう星人編で失速。
僕ね、数々あるエピソードの中で、この『あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編』(6巻~8巻)が1番好きで。
予想だにしない悲劇の展開には、もう涙、涙でしたよ。
そんな思い入れのある『あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編』ですが時間の都合上、大分端折られてしまっていて(>_<)
このミッションに登場する北条(ホモ)、貞代(サダコ)、桜丘聖、スナイパーの東郷十三、白人空手家、意外と善戦し友情が芽生える不良の2人、なども登場せず。
そのため、涙なしには読むことのできない、北条(ホモ)と貞代(サダコ)、玄野と桜丘聖のエピソードがないために、ラストの感動も半減。
星人も金剛力士、千手観音、大仏のみなので、戦闘シーンもいまいち盛り上がらず。
これはちょっと残念(>_<)

全体的にも、玄野に対する加藤の憧れ、岸本に対する玄野の思い、加藤に対する岸本の思いなどなど、ドラマ部分が薄い(^-^;

4月公開予定の後編『GANTZ PERFECT ANSWER』では、オリジナルな展開とラストになるとか。
少しだけ流れた映像からすると、小島多恵編と氷川らバンパイアが混ざったような内容になるのかな?
う~~~ん、オリジナルかぁ。
正直、不安9:期待1って感じかなぁ(^-^;
よく、『原作そのままだと映像化する意味がない』と言う意見を聞きますが、原作ファンからするとこれが結構微妙で(^-^;
果敢に挑戦するも、その大半は悲惨な結果に・・・。
黒歴史になっしまうのなら、原作を忠実に映画化してくれた方がまだよいかな(^-^;
まぁ、なんだかんだ言っても観ちゃうでしょうけど(^-^)

あ、奥先生、できれば『01 ZERO ONE』の続き&完結が読みたいです♪