☆「ゲゲゲの鬼太郎」
監督:本木克英
出演:ウエンツ瑛士、井上真央、田中麗奈、大泉洋、間寛平、利重剛、 橋本さとし、YOU、室井滋、小雪、中村獅童、谷啓、西田敏行、竹中直人
ゲゲゲの森で父親の目玉おやじや仲間たちに囲まれてのんびり暮らす鬼太郎のもとに、ある日、妖怪ポストに投函された手紙が届く。
助けを求めたのは小学生の三浦健太。
健太が父・晴彦と高校生の姉・実花と暮らしている団地では、テーマパーク建設のため、裏山の稲荷神社の解体工事が開始されてからというもの、毎日のように不気味な妖怪たちが出現、住民を恐怖と混乱に陥れていいるという。
それと同時に、妖怪世界でも大事件が起きていた。
地下深く厳重に封印されていた「妖怪石」が忽然と消えてしまった。
妖怪石とは、かつて織田信長、天草四郎などの歴史を揺るがす大事件を引き起こしてきた人間たちの邪心と、滅ぼされた悪しき妖怪の幾千年も怨念が宿ったパワーストーン。
修業を積んだ妖怪が手にすれば巨大な力を得ることができるが、心の弱いものが持つと、その強大で邪悪な力に取り憑かれてしまうという古い言い伝えが残っている。
ひょんなことから妖怪石を手に入れたのはその妖怪石を見つけたのは、鬼太郎の悪友・ねずみ男だった。
金にがめついねずみ男は、妖怪石を高価な宝石だと勘違いし、質屋に5000円で売ってしまう。
だがその時、その場に居合わせた健太の父・晴彦が、石の魔力に惑わされ思わずそれを盗んでしまう。
我に返った晴彦は、息子の健太に石を託すが、妖怪石を隠し持つ健太と実花姉弟に、恐るべき敵が忍び寄ろうとしていた。
妖怪界および人間界の独裁支配をもくろむ邪悪な狐の妖怪・空狐。
空狐は解き放たれた妖怪石の強大なパワーを手に入れるために、健太に猛然と襲い掛かるが、間一髪、一反木綿に乗った鬼太郎が実花と共に現れ難を逃れが、鬼太郎はずる賢い空狐の罠にはまってしまい妖怪石を盗んだ張本人として濡れ衣を着せられ、妖怪大法廷にかけられる。
目玉おやじと砂かけ婆は鬼太郎の無実を証明するため自ら人質となり、鬼太郎が次の満月の夜までに石を取り戻せなければ処刑される事に。
鬼太郎は健太と実花、そして妖怪世界を守るために、空狐に戦いを挑む。
言わずと知れた水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」実写版。
鬼太郎の実写版は過去にも数回実写化されており、僕が1番印象に残っているのは1985年に月曜ドラマランドで放送された作品。
その時はねずみ男は竹中直人、子なき爺は赤星昇一郎、砂かけ婆は由利徹とこれまた絶妙なキャスティングで見事にハマってました☆
鬼太郎大好きです!
でもコミックの実写映画化はがっかりする事が多いので・・・
ですので公開が楽しみな反面、不安も・・・(^-^;
予告編を観た限りではよさげだったのですが。
ウエンツ=鬼太郎、なかなか良かったのですが、やっぱり格好良過ぎます(^-^;
鬼太郎はもう少しブサイクな方がいいなぁ(>_<)
髪の毛針を撃ちつくし、つるっパゲ鬼太郎には爆笑。
その姿はまるでアイスラッガーを投げた直後のセブンの様(笑)
初期の頃髪の毛針は本数に制限があり、なくなるとしばらくハゲのままだったそうです(^-^;
鬼太郎が隻眼じゃなかったのも少し気になりました。
GW作品で子供向けという事もあって、片目だと子供たち怖がるから両目にしたのかな(^-^)?
格好良く、少し大人っぽい鬼太郎でしたが、でもこの鬼太郎は鬼太郎で有りかな☆
子泣き爺役の間寛平、砂かけ婆役の室井滋もそっくりでイメージ通り(^-^)
中でもねずみ男役の大泉洋、猫娘役の田中麗奈はモロハマリ、キャラクターそのものでした(^-^)♪
ここまで違和感ないのも珍しい。
特に田中麗奈の猫娘はめちゃくちゃ可愛い(>_<)♪
エンドロールでのダンスはキュートです☆
他の出演者(妖怪の声なども)も豪華です♪
輪入道役の西田敏行は顔だけなんですが、これがまた爆笑モノ☆
さて、内容の方は・・・ちょっとガッカリ(>_<)
スピード感が無く、テンポも鈍い。
妖怪たちとの派手なアクションを期待すると思いっ切り裏切られます。
盛り上がりもイマイチで、空狐たちとのバトルもあっけなく終了。
その空狐たちのデザインも安っぽく、もう少しお金かけて欲しかったなぁ(>_<)あれならまだ仮面ライダーや戦隊モノの怪人の方が・・・
敵に魅力がないと主人公も引き立たないし、作品の面白さも半減してしまいます。
何よりも鬼太郎独特なオドロオドロしさが無く、爽やか青春モノになってしまっていて(>_<)
完全に子供向けという感じかな。
でもコミック実写化作品にしてはまぁまぁかと思うのですが、原作&アニメファンとしては物足りない(>_<)
☆いつも館内に甘い匂いがたちこめて美味しそうだったのですが、なかなか買う機会がなくて。
ついに今日はいい匂いに誘われてポップコーン(キャラメル)を買う♪
上映後、マリーと妖怪談義で盛り上がる(笑)