☆「サイボーグでも大丈夫」
監督:パク・チャヌク
出演:チョン・ジフン(Rain(ピ))、イム・スジョン、チェ・ヒジン、イ・ヨンニョ、ユ・ホジョン、オ・ダルス、キム・ビョン
復讐三部作(「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」)のパク・チャヌク監督による精神病院を舞台に自分をサイボーグだと信じている少女と彼女を助けようとする青年を描いた、ロマンティック&ブラックなラブストーリー。
大好きだったおばあちゃんが、家族により療養所に入れられてしまったのを切っ掛けに、自分をサイボーグだと思いこむようになった拒食症の少女ヨングンを演じるのは「箪笥」のイム・スジョン。
眉毛を消してのメイク、怖いです(T-T)
母親に捨てられたことで人格障害になり、自分が消滅してしまうのを恐れ人の物を盗んでしまうイルスンには韓国の人気歌手Rain(ピ)。
何の予備知識もなく観賞。
最初は韓国版「最終兵器彼女」のような話かと思っていたら、「カッコーの巣の上で」のような精神病院を舞台にした話でした(^-^;
「親切なクムジャさん」では赤や白が印象的に描かれていましたが、今作ではパステル調でファンタジック。
しかしそこはパク・チャヌク。
ファンタジーの中にも、オープニングからラジオ工場でのヨングンのリストカットで吹き出る鮮血、空想の中で殺人ロボットと化した彼女が指先から発射されるマシンガンでホワイトマン(病院の医者や看護師)のみを銃殺していくシーンなど残酷さもしっかり描かれています。
でもロボットになったヨングンが漫画のキャラクターのようで、これがまた可愛かったり(^-^)
サイボーグだと信じているヨングンにはアイザック・アシモフによる“ロボット三原則”のようなサイボーグ“七つの悪(同情心、悲しむ事、ときめき、ためらい、よけいな空想、罪悪感、感謝する心)”という規則があり、劇中では可愛い絵本で紹介されます。
ヨングンの拒食症を治そうと、あの手この手で奔走するイルスンの姿が健気で(>_<)
彼女を救おうとライス・メガトロン(ご飯をエネルギーに変える装置)をヨングンに取り付ける(フリをする)シーンはジ~ンときました(>_<)
テンポよく、徐々に明らかになっていくヨングンの真実、登場するキャラクターやストーリーの面白さもあり飽きずに観ることができました。
しかし、惜しいのはあまりにも唐突過ぎるラスト(>_<)
「えっ!終わり!?」って感じで、何のことだかさっぱりわからず、それまで築かれてきたものがいっきに崩れてしまったような・・・(^-^;
他のサイト記事によるとラストの引きの画で小さく映っていたのは素っ裸になって抱き合っているヨングンとイルスンだとか。
小さ過ぎて全然わかりません・・・(^-^;
これでは役者は脱ぎ損なのでは(^-^;
監督は別のラストも考えていたそうで、僕は断然そっちの方が良かったのではと思うのですが・・・。
監督:パク・チャヌク
出演:チョン・ジフン(Rain(ピ))、イム・スジョン、チェ・ヒジン、イ・ヨンニョ、ユ・ホジョン、オ・ダルス、キム・ビョン
復讐三部作(「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」)のパク・チャヌク監督による精神病院を舞台に自分をサイボーグだと信じている少女と彼女を助けようとする青年を描いた、ロマンティック&ブラックなラブストーリー。
大好きだったおばあちゃんが、家族により療養所に入れられてしまったのを切っ掛けに、自分をサイボーグだと思いこむようになった拒食症の少女ヨングンを演じるのは「箪笥」のイム・スジョン。
眉毛を消してのメイク、怖いです(T-T)
母親に捨てられたことで人格障害になり、自分が消滅してしまうのを恐れ人の物を盗んでしまうイルスンには韓国の人気歌手Rain(ピ)。
何の予備知識もなく観賞。
最初は韓国版「最終兵器彼女」のような話かと思っていたら、「カッコーの巣の上で」のような精神病院を舞台にした話でした(^-^;
「親切なクムジャさん」では赤や白が印象的に描かれていましたが、今作ではパステル調でファンタジック。
しかしそこはパク・チャヌク。
ファンタジーの中にも、オープニングからラジオ工場でのヨングンのリストカットで吹き出る鮮血、空想の中で殺人ロボットと化した彼女が指先から発射されるマシンガンでホワイトマン(病院の医者や看護師)のみを銃殺していくシーンなど残酷さもしっかり描かれています。
でもロボットになったヨングンが漫画のキャラクターのようで、これがまた可愛かったり(^-^)
サイボーグだと信じているヨングンにはアイザック・アシモフによる“ロボット三原則”のようなサイボーグ“七つの悪(同情心、悲しむ事、ときめき、ためらい、よけいな空想、罪悪感、感謝する心)”という規則があり、劇中では可愛い絵本で紹介されます。
ヨングンの拒食症を治そうと、あの手この手で奔走するイルスンの姿が健気で(>_<)
彼女を救おうとライス・メガトロン(ご飯をエネルギーに変える装置)をヨングンに取り付ける(フリをする)シーンはジ~ンときました(>_<)
テンポよく、徐々に明らかになっていくヨングンの真実、登場するキャラクターやストーリーの面白さもあり飽きずに観ることができました。
しかし、惜しいのはあまりにも唐突過ぎるラスト(>_<)
「えっ!終わり!?」って感じで、何のことだかさっぱりわからず、それまで築かれてきたものがいっきに崩れてしまったような・・・(^-^;
他のサイト記事によるとラストの引きの画で小さく映っていたのは素っ裸になって抱き合っているヨングンとイルスンだとか。
小さ過ぎて全然わかりません・・・(^-^;
これでは役者は脱ぎ損なのでは(^-^;
監督は別のラストも考えていたそうで、僕は断然そっちの方が良かったのではと思うのですが・・・。