☆『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
(原題:CAPTAIN AMERICA: THE FIRST AVENGER)
監督:ジョー・ジョンストン
出演:クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘイリー・アトウェル、セバスチャン・スタン、ドミニク・クーパー、トビー・ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ、ニール・マクドノー、デレク・ルーク、ケネス・チョイ、リチャード・アーミテージ、JJ・フィールド、ブルーノ・リッチ、サミュエル・L・ジャクソン
1941年登場以来、今もなお人気を誇るマーベル・コミック初代ヒーロー・キャプテンアメリカを実写映画化。
“超人兵士(スーパーソルジャー)計画”の超人血清によりキャプテンアメリカとなる青年スティーブ・ロジャースを演じるのは『ファンタスティック・フォー』シリーズ、『PUSH 光と闇の能力者』のクリス・エヴァンス。
劇中、CG技術により実験前の虚弱体質なスティーブと実験後のマッチョなスティーブを演じております。
連合軍チェスター・フィリップス大佐には『メン・イン・ブラック』シリーズ、『ノーカントリー』のトミー・リー・ジョーンズ。
イギリスのエージェントのペギー・カーターには『ウディ・アレンの 夢と犯罪』、『ある公爵夫人の生涯』のヘイリー・アトウェル。
戦略科学予備軍(SSR)の科学者エイブラハム・アースキン博士には『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』、『ラブリーボーン』のスタンリー・トゥッチ。
“超人兵士(スーパーソルジャー)計画”に協力する科学者ハワード・スターク(アイアンマンであるトニー・スタークの父)には『マンマ・ミーア!』、『ある公爵夫人の生涯』のドミニク・クーパー。
スティーブの親友バッキー・バーンズには『愛とセックスとセレブリティ』、『ブラック・スワン』のセバスチャン・スタン。
未完成の超人血清により、邪悪な心が剥き出しとなった醜い姿となった、世界征服を目論むナチス将校ヨハン・シュミット(レッド・スカル)には『マトリックス』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのヒューゴ・ウィーヴィング。
シュミットの側近科学者アーニム・ゾラ博士には『フロスト×ニクソン』、『ザ・ライト -エクソシストの真実-』のトビー・ジョーンズ。
S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーには『パルプ・フィクション』、『4デイズ』のサミュエル・L・ジャクソン。
本編にガッツり絡むのかと思ったら、いつも道理ラストでちょこっとだけの出演。
マーベルの実写映画でお馴染み、スタン・リーも将軍役でカメオ出演。
舞台が第二次世界大戦中なので、ローガン(ウルヴァリン)なんかもカメオ出演するのではと期待していたのですが出てこず、残念。
『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』、『マイティ・ソー』などのマーベルヒーロー壮大なクロスオーバーを描いたマーベル・シネマティック・ユニバース第5弾となる本作。
マーベル初代ヒーロー・キャプテン・アメリカ登場で、来年いよいよ物語はスーパー・ヒーロー夢の競演となる『ジ・アベンジャーズ』へと突入。
これはめちゃくちゃ楽しみで、否が応でも期待が膨らみますよ。
本作ではキャプテン・アメリカの誕生と活躍を描いております。
戦闘シーンやバイクシーンなどは迫力アリ。
『アイアンマン』でチラっと登場したキャプテンアメリカの盾や、『マイティ・ソー』のラストに登場したコズミック・キューブなどもこうつながるのかとニヤッとしてしまう。
しかし“超人兵士(スーパーソルジャー)計画”によりキャプテン・アメリカになるまでが長い(^ー^;
で、やっと誕生したと思ったら、その後のキャップの活躍はダイジェストのように流されるだけ。
これにはちょっとガッカリ(^ー^;
宿敵レッド・スカルも小者っぽくて魅力に欠ける。
全体的に地味でこれといって盛り上がりもナシ。
こういったシリーズ1作目によくありがちなキャラクター紹介的作品の枠を抜けておらず、クライマックスもいまいち・・・。
スーツのデザイン、ごわごわ感も好きになれないなぁ(^ー^;
う~~~ん、ちょっと期待が大き過ぎたかな(^ー^;
ここ数年実写映画化されたアメコミヒーロー作品の中では、一番平凡かも(^ー^;
来年夏公開予定の『ジ・アベンジャーズ』に期待☆