きまっし(いらっしゃ~い)「松井秀喜ベースボールミュージアム」
2012年は大物選手の引退ラッシュの年でした。
それだけ今の30代後半から40代にかけて素晴らしい選手が多かったとも言えます。
その大トリを飾ったのが大物中の大物、松井秀喜でした。
松井秀喜と言う選手には阪神ファンも特別な思いがある人も多いのではないでしょうか。
転勤で松井がメジャーに行く直前北陸地方に住んでいた時、毎年毎年マメに地元に帰って来てマメに地元の小中学校を回って貢献する松井に感心しました。
押しも押されぬ巨人の4番であり、大スターだった松井が地元のローカル番組に毎年出演し、毎年カニを食べたり温泉に入ったり子どもたち(くっそ寒い中)野球をしたり。
これが本当のプロなんだと思いました。
決して巨人ファンでは無かった私ですが(当たり前なんだけど)、松井秀喜は別格でした。(でもミュージアムは言った事ないけど^^;)
そよともしない小さいテイクバックは殆ど物理的な反動無し、そこから唸りを上げると言う言葉に相応しい竜巻の様なスイング。
物理的な反動を一切つけずに自分の筋力だけで作り上げるバットの風は日本海に吹き荒れる暴風そのもの。
こんな人間離れしたスイングを長年していたら軸足が悲鳴を上げるのも無理はないでしょう。
巨人時代の松井秀喜の特大ホームラン集
松井と言えば故ナンシー関のコラムでこう書かれていたのを思い出します。
「松井は、人生のどこかに空白の年月があるに違いない。その空白の何年か、松井は遠洋漁業のマグロ船に乗っていたのではないかと思う。」
高校生離れした松井の容姿と実力について書かれていたのですが、野球通だったナンシー関氏の最大の賛辞だったんじゃないかと思っています。
因みに私は宇宙人に連れ去られていた節を取っているのですが(^_^;)
阪神ファンの私ですが、松井の引退会見をテレビで見ていたら、不覚にも涙がじわーっと滲んでしまいました。
松井選手、お疲れ様。
本当にお疲れ様。
加賀の温泉郷でゆっくりして下さい。