獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの45年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

糸井オリックス辞めるってよ。(昨日の真田丸(一昨日の獄門島

2016-11-21 21:04:51 | 野球
オリックス辞めたら阪神に来るってよ。


と言う訳で糸井が阪神にやってきます。
大物FAって久しぶりじゃないですか?
ずっとアメリカ旅行帰りの人ばっかりで。
糸井もねえ・・・年が気になるんですが・・コンディションさえ整えばこれまで阪神にはいなかったタイプの選手だし(あくまでプレースタイルですが)盗塁が増えるのは楽しみですね~

糸井は非鉄人ですのでコンディショニングには細心の注意をお願いします。
問題は・・・ドメと言葉が通じるかな・・・?と言う所ですかね?(苦笑)


私はどんな選手でも使いようだと思っているので、来てイランという事はないです。
糸井などは投手からコンバートされてポロポロエラーしていた頃から見ているので平野の時同様来てくれて嬉しいです。
江越なんかは参考になるんじゃないですかね?色んな意味で(笑)
とにかく糸井怪我すんな・・です。





さて、と言う訳で昨日の真田丸なんですが・・・
もうね、その前日にBSで放送された「獄門島」の印象が強烈で先にちょっと書いて置きたいなあ・・と思いましてね(^^;)

まず獄門島映像化を阻んでいたあの問題
そう、「kitigai」問題ですな。

この言葉はあるトリックの伏線となり、金田一耕助を間違った方向へ導く事になるんですが
(そして事件を未然に防ぐことができなかった事を嘆くのですが、君は未然に防いだ事件がそもそも一件でもあるのか?と言う事はまた別の話)
この言葉が障害になってドラマ化の際には「キガチガッテイル」とか・・まあ、それでも意味は通じるんですが、言い換えられたりしていたんですね。
(ちなみに放送禁止などではありません。あくまで自粛用語です。)

で、今回、大河ドラマでも朝ドラでも夏目漱石でもキレキレのNHKドラマ部が頑張りました。

「kitigai」

そのまま伏線として使っていただきました。(セリフの言い回しがちょっとだけ気に入らないかったんですが)

長年越えられなかったハードルをクリアして獄門島、物凄いスピードで事件が起こります。
速いです。光の速さです。
私など何度も何度も原作を読み返して尚トリックや伏線の記憶も怪しいのに、初見の方はどう言う感想を持たれたか聞きたいですね(^^;)

そもそも原作の(横溝作品はだいたいそうなんですが、特に獄門島は多い)登場人物やトリックや伏線や逸話がそれはそれは多いので、映像化するときはかなりのエピソードや人物を端折るんですね。

それなのに今回のNHK版は端折ったのは床屋くらいかな?(^^;)
トリックも伏線もほぼ全部織り込んだので金田一氏はシン・ゴジラ並みの早口です。
良かったですね、ゴジラで早口を練習できて(^^;)


そして特筆すべきは、金田一耕助。
一番皆さんの記憶に残っているのは石坂浩二の金田一耕助だと思うのですが(もしくは古谷一行)
どの金田一も見た目はどうあれ「優しい」と思うんですね。
まず原作で語られる客観的な人物像がこちら

・飄々としている
・小柄
・笑うと人懐っこい
・人を惹きつける。魅力的

だいたい暖かい印象ですよね。


ところが今回の金田一耕助


ぜんっぜん人当たりが良くない(笑)
大柄(背が高すぎ)
そもそも笑わない
人を全く惹きつけない(笑)。(誰とも仲良くしない。最後早苗さんにフラれても納得やわ)


ただ、原作で語られるのはあくまで原作者が友人として語る客観的な金田一耕助で、ちょいちょい漏れ出る内面は

・非常にセンシティブである。
・惚れた飲み屋の女将にストーカーまがいの付きまといをする(しかも彼女と付き合っている男が悪い男と知るや殺意も隠さない)
・親の金で東北から大学(しかも東京の私学)にやらせてもらっているのに日本の大学なんかつまらんとアメリカに渡って麻薬中毒になる。
・それでなくても肩身が狭いアメリカの中の日本人社会で鼻つまみ者になる。
・ギラギラとした眼でニヤニヤと犯人に問いかける(ことがある
・晩年高級ナイトクラブの共同経営者になる(肯定も否定もしない
・ちょっと金が入ると調子に乗って高価なプレゼントをアパートの管理人夫婦に贈る。(晩年しっかり貯め込んでいてやっぱり管理人夫婦に贈与する)


あ、結構今回のエキセントリックな長谷川金田一に近いかも(笑)


そして獄門島から東京へ
「アクマガキタリテフエヲフク タスケコウ トドロキ」
等々力大志警部!!
しれっと続編予告\(^o^)/
続編あるそうです。この金田一で悪魔が来たりて笛を吹く・・・
楽しみだなあ・・・







さて、「昨日の真田丸」

真田丸での大勝利の後、大阪城ではやはり小競り合いが絶えません。
もう誰が誰についているのか隠さなくなったし(バレバレだよな

最終章らしく、忘れかけていたあの人シリーズ1
叔父上 真田信伊様
家康の次の手、真田には真田を。
信繁を調略せよと命ぜられた信伊叔父様。

徳川方のお兄ちゃんの陣から場内へ潜入するのですが
それって家康にお兄ちゃんの陣が真田丸とツウツウなのがバレてません??(笑)

信伊叔父様は家康からの調略の条件が書かれた手紙を「読まずともよい」と言って渡す。
カッコイイ!!
と言いたいとこだけど、その後のお兄ちゃんの苦しい立場や夏の陣の酷い惨状を考えたら言われた通り調略して良かった事ないですか?ダメですか?


忘れかけていたあの人シリーズ2
出浦様
大阪へ兵糧(又しても蕎麦粉)を送ろうとするお兄ちゃんを止めに入ります。
しかしその技は?(^^;)とりもち??

その後、お兄ちゃんは真田領から大阪へ出奔した侍の家族を処刑したと言われているのですが、それはそれは苦しい戦後処理だったと思います。

本当に嫌な爺に見えるけど、やっぱり正しいのは家康なんですよね。
「いかに味方に損害を出さぬかが寛容」
と、戦う前にあの手この手で揺さぶる家康。
太鼓や掛け声で先進的に揺さぶる家康。

かつての敵の重臣を「砲弾を避けるため」と騙し、淀君の居場所を突き止め、兵ではなく実質的な敵将淀君だけを狙って砲弾を撃ち込む家康。
(最悪やがな)


対して、小田原評定に業を煮やして憂さ晴らしに敵陣に夜討ちをかけて人を斬りまくる大阪五人衆。
そら大蔵卿の局に「戦が好きで好きでしょうがない連中」と言われてもそらしょうがない(笑)


うーーーんこの差よww
負けやwww



と言う訳で、じわじわ大阪負けの色濃く次回・・・・反撃されます。


きりちゃんの運命はいかに。。
徳川家に仕えるのかなあ・・・(そんな気がする
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする