鳥谷退団のニュースを聞いて、ニュースが出たタイミングとか鳥谷の立ち位置とかを考えると今岡が退団した時を思い出さずにはいられませんでした。
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そう言えば、鳥谷は帯にコメント寄せてましたね(^^;)
うわあ・・・そうだった・・・
阪神と言うチーム・・と言うか、多分NPB全体にスター選手の引退が所謂ステレオタイプな形にならなくなっていると感じます。
それはFAが定着したりメジャーを含む他の国や独立プロリーグやアマチュアや色んな選択肢が増えた事もあるんだろうけど、一番は選手個人が自分の気持ちに素直になっているからじゃないかと思います。
育ったチームで最後を迎えて華々しい引退試合をしてファンも本人も泣いて泣いて現役生活に幕を引く。
そんな画一的な幸せの形を選手自身が求めなくなってきたのでしょう。
鳥谷にそんな引退は想像つきませんしね(^^;)
私は長くプロ野球ファンをしていますが、今までもこれからも今岡以上に好きな選手は現れないと思っています。
そんな選手を引退試合で見送る事が出来なかったのだから、誰の引退試合が行われなくても何とも思いません。
選手が幸せならそれでいいのです。
今岡が上記の本を出版した時に、阪神から戦力外通告の話し合いをした時の事が書かれていました。
大々的に引退試合を開催して送り出してあげたい球団の申し出を蹴って、トライアウトを受けると言ったときは誰もが理解してくれずに新聞にも「ふてくされている」と書かれてファンは悔しい思いをしました・・が
本人曰く(以下「感じるままに生きてきて」より抜粋)
『確かに人によっては、トライアウトを受けると言うのは「お前プライドないんか?と感じるようなことかもしれません。しかし、あの時の僕は本当に、ただ純粋に野球がやりたかっただけでした。
余計なプライドなんていらない。
本気になったら僕は何でもやる。目先の事にとらわれるのではなく、トライアウトを受けてでも野球を続けることが、これまでプロ野球選手として培ってきた自分のプライドなのだ。そんな気持ちでした。
13年もお世話になった阪神を辞めるわけですから、ボクはどこかで「俺は本気なんだ」という事を伝える必要がありました。そして「本気」を伝えるうえで、トライアウトは格好のチャンスでした。
(中略)
おそらく、多くのファンの方は、今岡誠と言う選手がそこまで野球に対して真剣であるとは考えていなかったでしょう。
感情を表に出さず、打とうが打つまいがいつもあっさりとしていて、「やめろ」と言われたら「わかりました、じゃあやめます」と言いそうなタイプ、それが僕に対する大方のイメージだと思うからです。』
私は悔しかったあの時の退団騒動の時に必ずしも彼が我々が思う程、追い詰められてヤケッパチになっていた訳ではなかったと、この本を読んで今岡の気持ちがわかってホッとしたのでした。
この後、今岡はこう続けます。
『引退試合も用意するし、将来的には指導者として戻ってきてもらいたいとも思っている。
去就について話し合いをした時球団から頂いた話は引退間際の選手にはとてもありがたいご厚意です。
そこまでレールを敷いてくれているのに「ノーと言って外に出たら普通は「もう阪神には戻ってこられなくなる」と考えるでしょう。
でも、僕の感覚は違いました。
ここでレールに乗ったら、多分ぼくは「自分にしかない強み」を持てないまま終わってしまう・・・・そう感じたのです。
(中略)
本当に大切なのは、本当に求められる人材になる事だと思います。もしそうやって戻って来られたなら、間違いなくそのままレールに乗って進むより何倍も素晴らしい指導者になっているはずです。
(中略)
今、あの決断は絶対に間違いではなかったと断言します。トライアウトを受けて悪かったことなど一つもありません。もしあそこで周囲の意見に流され、引退していたとしたら・・・・・僕の人生は大きく色褪せていたでしょう。』
鳥谷が同じ考えとは思っていませんが、何となく似たような思いでいるのではないかと考えています。
球団は感覚が古いので・・・
引退試合をして指導者の椅子を用意するのが選手の幸せだと信じています。
しかし、そんな幸せは山脇だけに与えておけば良いのです。
スポーツ選手は常にチャレンジすることが生き甲斐なのです。
私は今いる環境を飛び出してチャレンジする選手が好きです。
フジモンや大和や(大和は応援しています)
下柳もそうでした。
あ、TUYOSHIもいましたっけ・・・(^^;)
どんな終わり方も彼らは自分で決める権利があります。
好きなだけ、好きなようにやれば良いと思います。
私はプロ野球ファンなので
愛した選手がどこかで「野球選手」でいてくれさえしたら良いのです。
今岡が言う様に、その選択の一つ一つ、失敗も成功も経験の一つ一つがまだまだ若い彼らの糧になるのだと信じています。
トリーには
出来ればどこの球団でもどこのリーグでも良いので、はじけるような笑顔を見せて欲しいな・・と思っています。
もし現役が敵わないなら、頭の良い人だと思うので、しっかりと学び直して野球界だけでなく、広く大きく新しい人生を羽ばたいて欲しいと思います。
夢乗せて羽ばたけよ
さあ君がヒーローだ
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そう言えば、鳥谷は帯にコメント寄せてましたね(^^;)
うわあ・・・そうだった・・・
阪神と言うチーム・・と言うか、多分NPB全体にスター選手の引退が所謂ステレオタイプな形にならなくなっていると感じます。
それはFAが定着したりメジャーを含む他の国や独立プロリーグやアマチュアや色んな選択肢が増えた事もあるんだろうけど、一番は選手個人が自分の気持ちに素直になっているからじゃないかと思います。
育ったチームで最後を迎えて華々しい引退試合をしてファンも本人も泣いて泣いて現役生活に幕を引く。
そんな画一的な幸せの形を選手自身が求めなくなってきたのでしょう。
鳥谷にそんな引退は想像つきませんしね(^^;)
私は長くプロ野球ファンをしていますが、今までもこれからも今岡以上に好きな選手は現れないと思っています。
そんな選手を引退試合で見送る事が出来なかったのだから、誰の引退試合が行われなくても何とも思いません。
選手が幸せならそれでいいのです。
今岡が上記の本を出版した時に、阪神から戦力外通告の話し合いをした時の事が書かれていました。
大々的に引退試合を開催して送り出してあげたい球団の申し出を蹴って、トライアウトを受けると言ったときは誰もが理解してくれずに新聞にも「ふてくされている」と書かれてファンは悔しい思いをしました・・が
本人曰く(以下「感じるままに生きてきて」より抜粋)
『確かに人によっては、トライアウトを受けると言うのは「お前プライドないんか?と感じるようなことかもしれません。しかし、あの時の僕は本当に、ただ純粋に野球がやりたかっただけでした。
余計なプライドなんていらない。
本気になったら僕は何でもやる。目先の事にとらわれるのではなく、トライアウトを受けてでも野球を続けることが、これまでプロ野球選手として培ってきた自分のプライドなのだ。そんな気持ちでした。
13年もお世話になった阪神を辞めるわけですから、ボクはどこかで「俺は本気なんだ」という事を伝える必要がありました。そして「本気」を伝えるうえで、トライアウトは格好のチャンスでした。
(中略)
おそらく、多くのファンの方は、今岡誠と言う選手がそこまで野球に対して真剣であるとは考えていなかったでしょう。
感情を表に出さず、打とうが打つまいがいつもあっさりとしていて、「やめろ」と言われたら「わかりました、じゃあやめます」と言いそうなタイプ、それが僕に対する大方のイメージだと思うからです。』
私は悔しかったあの時の退団騒動の時に必ずしも彼が我々が思う程、追い詰められてヤケッパチになっていた訳ではなかったと、この本を読んで今岡の気持ちがわかってホッとしたのでした。
この後、今岡はこう続けます。
『引退試合も用意するし、将来的には指導者として戻ってきてもらいたいとも思っている。
去就について話し合いをした時球団から頂いた話は引退間際の選手にはとてもありがたいご厚意です。
そこまでレールを敷いてくれているのに「ノーと言って外に出たら普通は「もう阪神には戻ってこられなくなる」と考えるでしょう。
でも、僕の感覚は違いました。
ここでレールに乗ったら、多分ぼくは「自分にしかない強み」を持てないまま終わってしまう・・・・そう感じたのです。
(中略)
本当に大切なのは、本当に求められる人材になる事だと思います。もしそうやって戻って来られたなら、間違いなくそのままレールに乗って進むより何倍も素晴らしい指導者になっているはずです。
(中略)
今、あの決断は絶対に間違いではなかったと断言します。トライアウトを受けて悪かったことなど一つもありません。もしあそこで周囲の意見に流され、引退していたとしたら・・・・・僕の人生は大きく色褪せていたでしょう。』
鳥谷が同じ考えとは思っていませんが、何となく似たような思いでいるのではないかと考えています。
球団は感覚が古いので・・・
引退試合をして指導者の椅子を用意するのが選手の幸せだと信じています。
しかし、そんな幸せは山脇だけに与えておけば良いのです。
スポーツ選手は常にチャレンジすることが生き甲斐なのです。
私は今いる環境を飛び出してチャレンジする選手が好きです。
フジモンや大和や(大和は応援しています)
下柳もそうでした。
あ、TUYOSHIもいましたっけ・・・(^^;)
どんな終わり方も彼らは自分で決める権利があります。
好きなだけ、好きなようにやれば良いと思います。
私はプロ野球ファンなので
愛した選手がどこかで「野球選手」でいてくれさえしたら良いのです。
今岡が言う様に、その選択の一つ一つ、失敗も成功も経験の一つ一つがまだまだ若い彼らの糧になるのだと信じています。
トリーには
出来ればどこの球団でもどこのリーグでも良いので、はじけるような笑顔を見せて欲しいな・・と思っています。
もし現役が敵わないなら、頭の良い人だと思うので、しっかりと学び直して野球界だけでなく、広く大きく新しい人生を羽ばたいて欲しいと思います。
夢乗せて羽ばたけよ
さあ君がヒーローだ