獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの45年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

ギザギザした気持ちの時こそ野球が効くんだな、これが(少しだけバフィエイド回顧)

2006-03-09 17:28:52 | 球界再編問題
ネガティブなことを書きます。
平日昼間に甲子園に行っていたりしてるんですけど、我が家はちと大変な状況です。

子りささん、かなり悪くなってまして、寝込むほどではないんですが、筋力が弱ってまして、鉛筆が持てないような状況です。
膠原病の中でも特に珍しい「皮膚筋炎」という症候群で、免疫の誤作動によって筋肉が破壊されていく病気です。

先月から顔に蝶形紅斑が出現していて「やばいなあ・・」と思っていたのですが、ついに自覚症状が出てきた感じです。


もうすぐ卒業だし(あと1週間)入院となると、入学式さえ危ないかもしれないし、ほんに気持ちはブルーでローでとんでもなくギザギザだったんですよ。


でね、そんな時に休んでる子りさほっといて甲子園に行くってどうよ、と思うでしょ?

こんな時こそ行くのが我が家のルール



今回も、学校で子りさが調子が悪いのを伝えていたのにもかかわらず、「南中ソーラン(ロックソーラン節で激しく踊るやつ)」を躍らせていたことがわかって、激しく抗議していたところ。
(子りさの担任が筋肉バカで、子りさのことを知っていながら「病は気からです。気持ちがきれいなら病気は逃げていきます」などと授業で言い放った大ボケもここまでだと罪やろう・・と言うレベルのバカ。)


で、行こうか迷っていたら、子りさが「(イライラしたお母さんと一緒にいるくらいなら)行けば?」と言ってくれたのでした。

こういうときは頼りになるJr.も早く帰ってくるし、夫も「こういう時こそ母親のリフレッシュが必要」と言う主義。



なんで、7日オープン戦に参戦しました。
まあ、子りさの病気はウンウンうなるような病気ではないので、こっちの危機感が伝わりにくいのはわかるんだけどさ、でも、甲子園に行ったおかげで学校に感情的に当たることなく話ができて良かった。





谷ちゅん←最高の癒しをくれた人。


打たれても打たれても生き残っている(川尻さんたちを押しのけて何故か・・・)谷ちゅんを見ていると勇気が出ます。


毎年、崖っぷちながらいつも気が付くとそこにいるひーやんを見ていると希望がわいてきます。


あれほどボッコボコにされてなお這い上がろうとする吉野に拍手を送りたくなります。


苦難を乗り越えてなお野球を好きでいるこの人たちにも本当の勇気を教えてもらった気がします。

思えば何度も救ってもらいました。

去年のロッテ戦観戦の前やあの最終戦観戦の前は必ず学校の行事があって、元気な同じ年頃の子どもを見るにるにつけ、ギザギザな気持ちが本当にささくれて辛くてしょうがなかったんだけど、今岡さんが最高に美しい虹色のアーチを見せてくれたり、下やんやトリーや、あの試合を最高のものにしてくれたベイの選手や(ベイが強かったからあの試合があったと思うし)とにかく野球にかかわる全てに感謝したい気持ちでした。






でね、







やっぱり考えてしまうのがバフィのこと




私が阪急からオリックスに移らずに阪神ファンになったのはやっぱり心を揺さぶるのが虎のほかにないからで阪神がどんなに批判されるようなことがあっても、どんなに駄目でも野球を楽しむ以上に心を揺さぶられるのは阪神以外になかったから。

牛ファン(オリの事に非ず)にもいたはずなんですよ。
近鉄にしか心を揺さぶられることのない人たちが。
難病だったり、挫折したり、そんなことがなくても心がギザギザしているのを、牛じゃないとどうしようもない人たちが。


もう一回バフィエイドを思い出してみようと思います。


追記:よく考えたら同じような記事書いてました。

最新の画像もっと見る

17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鳥花月さん (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-13 18:36:42
ありがとうございます。

皆さんの反響に(特にくず教師とかトンデモ教師とか言ってくださると)大変溜飲を下げております。

まあ、私、イライラすると荒れますからねえ(--;)子どもも夫もせいぜい私に発散させておいて、平穏に暮らしたいんでしょう。

担任は若くて、どうやら「脳内革命」を下敷きにして話をしたみたいです。

脳内革命自体の信憑性も怪しいのに(--;)

返信する
↑の続き(回線が変になり途中で切れてすみません) (鳥花月)
2006-03-13 12:42:39
 一体この根拠は何だろう?と頭が痛くなります。世の中には色々な境遇の人がいて、気だけではどうしようもない人だっていっぱいいるのに。

 ここの記事の子りささんの言葉が胸にしみます。このとんでもない事言った教師より思いやりがある、と思いました。

 色々な事あると思うけど、今までの事を糧にしていってほしいです。りささんもガス抜きして下さいね。
返信する
トンデモ先生・・・・・・。 (鳥花月)
2006-03-13 12:32:42
 こんにちは。ここ読んで、「トンデモ先生だ・・・・。」と驚愕してしまいました。

>>「病は気からです。気持ちがきれいなら病気は逃げていきます<

 一体、その根拠は何?とつっこみたくなります。世の中は色々な人がいるのに・・・そういう人の事考えると、こんな事言えませんよ。

 子りささんの一言が、すごく胸にしみます。思いやりある優しいお子さん、と思いました。ご家族の理解もあるのですね。これからも、野球とか見て心の洗濯をしてくださいね。
返信する
ぱぴさん (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-11 07:52:56
あ・いやいや、本当に良かったですよ行けて。

特にぱぴさんに喜んでもらって凄く嬉しかったと言うか、こう言う時って「人の役に立った」という喜びが一番効くんですよねえ。

こちらこそ感謝です。

その純な気持ちをいつまでもと祈っています



>仕事

教育関係なんですか?

がんばってくださいね。ぱぴさんならきっといい仕事が出来ると思いますよ。
返信する
うわ (ぱぴ)
2006-03-11 03:21:04
りささんちの事情をまったく知らずに「初甲子園だ~!!」とひとしきり騒ぎまくっていただけの私がなんとも



ただ、先日の「野球」でりささんにとって少しでもプラスになったのなら、その場に一緒にいたものとして、それは嬉しいです♪

>教育現場

私の先輩や同輩にも「先生」になる人がたくさんいますし、かくいう私も4月から、「先生」ではないですけど、「教育」にちったぁ携わった仕事するので、このような記事は心にズドンと来ますね。

肝に銘じておかないと…と思います。
返信する
ちょっと浮上 (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-10 16:37:39
>kawaharaさん

>みんな元気に仲良しだー!

そうなんですよ。それでなくても小学生は元気でなければいけないような風潮があるので、テンションの低い子は(jr.とか・・)やりにくいのに(--;)

でも前の担任は本当にもっと酷かったんです。



・入院してから見舞いにくるまで2週間かかった。(入院の翌日行われたPTA会長や校長の行く学校対抗ドッジーボール大会には顔を出していた。)

・延べ5ヶ月ほど入院して、見舞いに来たのは2回。

・こんなに時間があったのに、退院してから千羽鶴を渡された。

・退院してから外遊びができない子りさを変に気遣って、禁止されている廊下での「達磨さんか転んだ」を子りさを仲間に入れたら許可した。おかげで疲れているのに友達に無理やり仲間に入れられた。



今思いついただけでもこんな感じです(--;)

干せを誉めて頂いて恐縮です。鉄は熱いうちに打てですよ(^^)V





>いわしさん

実は私も筋肉バカなので、ひょっとしたら一番彼女を傷つける言葉を吐いているかもしれません。



>自分の体の中の小さな変化に神経を集中して、ほんとに疲れるのに!



これはわかります。

私も酷い喘息だったので(今は軽快しましたが)だから子りさの変化に神経をとがらせていてヘトヘトになるときがあります。

お母上は元教師なんですか?それは心強いですね(^^;)



>とにかく「病気持ち」ってくやしいんです。



悔しいですねえ。本当に悔しいです。

運動会で悔しいし、きっと卒業式に出られたとしても悔しい思いをすると思います。

だから翌日阪神戦を入れていたんです。野球がなかったら、野球があるからどれほど勇気付けられたか。

好きな事は諦めない。私もそうです。卒業式なんか休んで二人で旅行にでも行こうかしら?
返信する
うわぁ (いわし)
2006-03-10 13:19:19
>「病は気からです。気持ちがきれいなら病気は逃げていきます」

信じられないですね・・・

確かに気持ちの持ちようはすごく大事なんですけど、それって本人が納得して、自然に心から出てくる気持ちですよ。他人に言われたくないですよ!

(うちの上司も「病気に気持ちが負けてるんだ!」とか言いますし)

状態が悪い時は自分の体の中の小さな変化に神経を集中して、ほんとに疲れるのに!

私の母は元中学教師でしたので、わけわからん先生はボコボコにしておりました。

(職員室でうわさになるぐらい・・・やりすぎです)



とにかく「病気持ち」ってくやしいんです。

私は「病気を理由に自分のやりたいことを諦めたくない」という信条でやっております。

(数々の心無い発言の反動)

素敵なお母さんとお父さんとおにいちゃんがいる子りさちゃん。

ものすごく楽しいことに熱中して乗り切ってほしいです。
返信する
切ない (kawahara)
2006-03-10 12:54:34
確かに能天気な筋肉バカなら、たくさんの学校ものドラマ宜しく(その手のヤツはそれがきっかけですからね)、「難病の子りさちゃんもいっしょにやってみんな元気に仲良しだー!」というムードだったのでしょうね。小学校とかの先生がなんとなく嫌いだったので、なんだかわかるムードです。



>干せさま



世の中の男性やその親は女性に苦行を課すのを当然とし、自分は「男だから」と威張って逃げるやつばかりと思っていましたが、



感動しました。



>学校がつくづく勉強だけする場



高校ぐらいになると勉強教えるマシーン教師だけになるんですけどね…。
返信する
おはようございます・・ (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-10 06:55:19
みなさん、ご心配おかけします。



>おりがみさん

そこがですねえ・・うちとしても切ない問題で、子りさは運動会でみんなが踊るのを見てるしかできなかったんですよ。

今回は体育館だったので、みんなと踊りたかったみたいです。

でも以前やった茶話会で踊って次の日休んじゃったんですよね。それを伝えていたのに悔しいやらで・・。

この担任は段取りの悪い人で、色んな行事の予告を忘れたりするんです。

わからないでもないんですがねえ・・



>wanさん

そこをスルーしないwanさんが良いなと思います(^^)

卒業式は20日です。まだ時間がありますので、なんとか回復に努めたいと思います。

どっちかと言うと、21日予定しているオープン戦の方が気になったりして。。

ご心配おかけしました。



>かよさん

そうなんですよ。学校がつくづく勉強だけする場だったら気楽なのにな、と思ってしまいます。

制服もネックでして、本当に子どもと言うのは不自由です。

臨床の現場でも頑張ってください。

返信する
本当に… (かよ)
2006-03-10 00:47:59
慢性の病気を持つお子さん達をみていると、必ずぶち当たる壁が「学校」なんですよね。やれ教育委員会がとか、校長がとか…。

信念持ってやってるとおっしゃいますが、その信念が履き違えた信念だから 笑ってしまいます。臨床も闘っていきますよぉ!!



子りさちゃんの1日も早い寛解を心よりお祈り申し上げます。
返信する
何か… (wan)
2006-03-10 00:23:16
こういう、ひでぇ先生…

言葉の暴力っていうか…



当事者しかわからないことを言葉や文字にするの難しくて…

(ならスルーすりゃええのにね)



何かね、泣きそうになるんです…

話せない幼児が訴えるのが出来ずに泣いてしまうみたいに…

(アカンたれやがな)



卒業式は土曜日ですか?

お日さんがダメなら逆さてるてる坊主でもこしらえます。

無事に式が迎えられるように祈ることしかできませんが…。

返信する
なんちゅう担任だ (おりがみ)
2006-03-09 23:25:36
南中ソーランが子リサたんをしんどい目に合わせていたとは・・・悔しいです。

あの踊りの生まれた過程、踊り手の誇り、そういうのをきちんと理解していたら体調の悪いおこに「無理強い」なんて出来ないはずなのに・・。





返信する
いわほーさん (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-09 23:03:30
どもども、確かに勘違い亭主多いですね。

母親が元気じゃないと家は崩壊しますからね。

しんどい時こそ発散しないといけません。



子りさの病気、今までは脚だったんですが、手はちょっと不便ですね。まあ、勉強がほとんど終わった時期なので、不幸中の幸いですが・・・。
返信する
理解あるご主人 (いわほー)
2006-03-09 22:48:51
「子供をほっぽりだして、ええかげんにせんか!」なんつう亭主が多い中、りさ家は、ほんに優しいご主人でよかったです。妻は夫と子供の専属ヘルパーだと思っている勘違い亭主、よく見かけるもんですから。

子りささんの「ねこ」、いまでもマイ・デスクトップの壁紙にしております。一日もはやく闊達に絵筆をはしらせられることを祈ってますよ。

返信する
(まめ)たぬきさん追記 (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-09 20:14:18
>ストレス発散の上手な親

・・・のつもりだったんですが、仕事で今岡並のクソエラーしてしまいました。。。orz

車はぶつけるし、やっぱり駄目だな、私・・・
返信する
(まめ)たぬきさん (りさ・ふぇるなんです)
2006-03-09 18:21:15
教育現場からのご意見ありがとうございます。

実はこの前の担任がもっと酷くて、この人でもましに思えてしまう自分が怖いですわ。。

前担任は新聞沙汰にもなりましたから(--;)



まあ、私も細々と「先生」と呼ばれる仕事をしてますから、何となく同情もするんですけどね。

是非、お母上にボコボコにしていただくところも見て見たい(^^)



>けったいな色のユニ

あはは!どこだどこだ?

ましゃかはんきゅ・・・
返信する
ひどい担任もいたもんだ・・・。 ((まめ)たぬき)
2006-03-09 18:03:46
くず、の多いこの業界ではありますが…。

いまどき、下手な親に当たれば、「学校の責任」として裁判沙汰にされますのになんて危機感の無い。

りさ さんのようなストレス発散の上手な母親にあたったことをラッキーと思って頂かねばなりますまい。

(私の母親、元敏腕小学校教師にかかれば・・・炎上するピッチャー以上に、この担任ぼこぼこにされる事請け合いですね)



で、近鉄で思い出したのですが

昔・日本シリーズデーゲームでしたよね。

身体の弱い小学生だった私には調子が悪くて学校に行けず、なんかけったいな色のユニホームのチームの試合を昼間っからTVで見ていた記憶が有ります。
返信する

コメントを投稿