怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

香りの強すぎるクリーム

2016年08月16日 | カテゴリー分けするのに飽き
ドラッグストアで見つけた品。身体用のクリーム。
30パーセントほどの割引価格だったので(250ミリリットル入り170円くらいかな)ちょいと買ってみた。

安っぽい容器なのだけれど、漂う香りがおいしそう。
young」と印刷されているのが気に入らない。ティーンエイジャーをターゲットにした製品なのだろうか。
支払いを済ませた直後に落下させてしまい、ふたを開けたらこんな状態にぃ~
割れなかっただけ幸運だ。こちらの品は日本の感覚で「壊れないだろう」という扱いをすると、簡単に割れちゃったりすることがある。

以前は香りの強い化粧品を嫌っていた。
日本在住時の経験を思い出す。仕事の関係で旦那さんと一緒に日本に来たドイツ人夫人の推定年齢は、当時「もうすぐ定年」。
彼女がおもむろに取り出したリップクリーム。フタを開けると、強い香りが飛び散った。
高級品でない香りはあまりいいものではない。
「いやだな、ヨーロッパって、こんな臭いものばかり好むのだろうか」
と、感じたものだ。

あれから約10年・・・
170円ボディクリームの、高級でない香りにうっとりしている私だ。

昨日も、スコットランド在住日本人仲間とネットで語り合ったものだ。
「生活レベルって、下げられるものなのねぇ」と。
住めば都。
日本人女子の適応力の強さは半端ではないっ




森散歩は冬がよろしいらしい

2016年08月16日 | カテゴリー分けするのに飽き
天気の良い週末。旅行中の義母のために家の仕事を片付けてから、久しぶりに森に行った。
ウチから徒歩10分のところに森がある。
 



ジョギングの人、自転車の人、犬の散歩の人。
 



いつもより森が荒れている印象だ。倒れてしまった木々がそのままになっている。
 
草ボウボウ。除草しても、すぐに伸びちゃうから秋を待っているのかな。
 
考えてみると、義両親たちも夏場にはまったくと言ってもいいほど森を散歩しない。
庭仕事の繁忙期が終わると、森の散歩に出かけ始める。かなり寒くなる頃だ。
森の手入れも、義両親のような行動様式を考慮してなされているのか?

広場では何やらピクニックのようなものが行われていた。ちょっと見た感じ、ドイツ人の集団ではない印象だった。
遊んでいる子供たちはドイツ語会話だったけれど、大人たちはドイツ語と別の言語が混ざっていた。

わざわざここまで車で来て、みんなでピクニックを楽しんでいたのだろうな。
隠れて撮影したので、半分以下の人たち撮れていない。


近所の飼い猫も森を散歩。



教材屋

2016年08月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
来週、小学校に入学するドイツ人両親のドイツ人A君。
生後六ヶ月くらいからの付き合いだ。あんな赤ん坊がもう、学校に行く年齢になったのね、と他人の子のことながら感動。
学校から渡された印刷物。

在独日本人のブログを読んでいると、ときどきテーマになっている、入学時に必要な物資のリストだ。
ドイツに生まれ育った人なら、どんなものかすぐに想像できるが、外国から来た者には意味がわかってもちょいと迷うと思われる。
「大きなスティックのリ」
とあるのだが、具体的にどの大きさなのか指示がない。
まあ、ここはそんなに物資の種類が無いから、行った店で一番大きいのを選べば間違いないのだろうな。

ここって、教材屋のようなものが無いのだろうな。
学校に出入りして、教員や子供が学習に使う道具を売り込むような業者は日本では普通にいるのに。
入学の際も、教材屋がまとめて販売するような考えには至らないドイツ。
教員は、学校を移動することがほとんど無いらしい。
20歳代で教員をはじめて、定年まで同じ学校で教えるのが普通らしい。
近所に住む義母の弟の娘31歳はミュンヘンの小学校で教えている。週末に実家に戻ってくる。
彼女のお母さんは「もっと近くに勤務先があるといいのだけれどね」とそれとなく娘をそばにおきたがっていることを言っていた。
本人が希望して、その学校に空きがあれば転勤できるのかしら。

教材屋が存在していたら、その学校に何十年も勤める教員と仲良くなっちゃって、いろいろニュースになりそうな事件が起こりそうだから、やっぱりドイツに教材屋は必要ないのかな、うほほっ


シンガポールに住みたい

2016年08月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
最近知り合った在独日本人女性E子さんが、六年もの間シンガポールに住んでいたことを知った。
彼女も私も欧州の環境や欧州人という人種にちょいと馴染めないほうだ。
見かけもそうだが、食べるものも洋の東西で合わないものが多い。
シンガポール・マレーシアの料理は一般的にとても好まれる。多民族国家であることの大きな利点かも。
難民で溢れている西欧州もそれに続くかな、もっと食べるものがおいしくなるかなあ。アフガニスタン料理など、かなりおいしいんだ。
それにしても、彼女のシンガポール生活経験はとてもうらやましい。毎日、おいしいものを食べていたのだろうなぁ。

マレーシア在住友人からの画像。
「今、食べています」ですって。
ベジタリアン用肉骨茶(バクテ、と読む)ですって。
もしかして、イスラム教徒のマレー系などへの販売も意識したのかなぁ。普通は豚肉を使うこの料理だもの。

ああ、おいしそう・・・
おいしいものたくさんのシンガポールに六年も住むと太るだろうな。まだ、E子さんには逢っていないけれど、ふっくらした人なのかな。
いや、すでにドイツ生活も長くなってきているようだから、私のように痩せてしまったかも・・・

ああ、油條食べたい!
何年も前に、近所在住の中国人が市販のピザ生地を使って作っていたことを思い出す。
確か、ブログ記事にもしたはずだ。どこかなぁ。書いた本人も探せない!



義母の仕事

2016年08月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母旅行中で、男二人の世話係の私。
今日は昼食に夫の好物を作ることになった。
義母は「冷凍してあるのを使ってよろしい」と言っていたのだが、私はちょいと興味があって、畑から引っこ抜いて作ってみたいと思った。

不断草。たくましい印象。高さ50センチくらいに育っていた。ぐいと引っ張ってもなかなか抜けなかった。
根のところ、茎や葉っぱの部分にも土が付いているので、そのまま台所に持っていくのは気が引ける。
雨水を溜めてあるドラム缶で、ざっと汚れを落とさなくては。
そこにはボウフラがたくさん住んでいるのよねー。ああー、ボウフラくっついちゃうぞ、ぎゃー。
 
幸いなことに、ボウフラはそんなに目立つ大きさではないので、あまり気にせず作業ができた。
茎の部分は破棄してしまった。後から考えたら、その部分も柔らかく煮て食べられたのに。
義母の真似を考えずにすると、損することもあるんだ。
 
軽く湯がいて、細かく切って、煮込んでスープの素で調味する。

義母は仕上げにかなりの量の生クリームを入れる。
義母がいないので、私流に生クリームはちょびっとだけ!サラダも油抜きにしたし、ソースのたまねぎを炒めるときも極少量の油しか入れなかった。
畑から材料を抜いてくる作業から始まったので、なんだかとても緊張した。
写真撮影も、私一人で料理していると、手が濡れていてなかなかカメラを持つことができない。
不断草ソースの他には、自家製ズッキーニの煮物、自家製きゅうりとトマトのサラダ、そして目玉焼き。
うん、台所を一人で占領できるって、楽しいなー。


さて、家事は楽しいことばかりではない。
義母は私にクロイチゴの収穫を命じていた。

見かけは平和そうな、クロイチゴの植わっている車庫の裏側。
近づくと、ブンブンと虫が飛んでいるんだ。クモの巣もあちこちにある。刺されたら自分で抜くのが困難で、運悪いと命にかかわる病気になるダニだってどこかに隠れているぞ。

なるべく手早く・・・と最初のうちは思っていたが、だんだん夢中になってきて、ダニやハエのことなど頭から抜けてしまった。
だ、大丈夫かな??
後で、身体中を観察、変な虫がついていないかチェックしよう!
ああ、庭仕事は命がけ。



ハイジの白パン

2016年08月14日 | カテゴリー分けするのに飽き
仕事場片付けの手伝いを頼まれた。
午前中に他の用事があったので、昼食用に食パン数枚と、小さい入れ物にパターとジャムを詰めて持っていった。
迎え入れた手伝いを頼んだドイツ人女性は私にお茶を提供した。
私の弁当を見た彼女は叫んだ。
「まあ!りすさん、白パンを食べるなんて!」

私が持っていったのはこれ。どこのスーパーでも扱っているアメリカ、あるいは英国風(どちらも行ったことがないので確実じゃあないけれど、日本の一般的な品より一回り小さくて薄い)食パンだ。
このパンは確かに評判が悪いけれど、どこでも売られていることを観察すると、みんなに好まれていることを想像できる。
その、人気パンを食べる私を非難するドイツ人。
半年ほど前にも、別のドイツ人女性に言われたことがあったな。
「まあ、りすさん!まだ肉を食べているのですか!?」
そのときは肉弁当を持っていたわけでなく、話の成り行きで肉食のことが出たのだと思う。
長い読者のあなたはご存知のとおり、私は決して肉が大好き、というわけではない。また、菜食主義、というわけでもない。
そんなわけで、たまたま持っていった白パンも、常食しているわけではなく、他に使う計画があってたまたま買っておいた品なんだ。

ドイツの伝統的なパンはこれだ。
白いパンができる品種の麦の栽培が難しかった昔のドイツ。仕方なくライ麦が多いこのパンを食べていたのにね。
「ハイジ」にでてくるおばあさんが白パンに感動したのを、現在の欧州人は貧しい昔の自分たちを思い起こさせて嫌に感じているのかも。
日本のあのアニメ、ここで何度も放映されていたものねぇ。

それにしても、他人の食べるものにまで逐一批難の言葉を浴びせるドイツ人夫人たち。
言いたいことはすぐさま言わないと気が済まないのだろうな。
本人がいないところで、
「りすさんは白パンなんか食べているのよ」
と言うよりよっぽどいいのかも。
あはは、そんなどうでもいいことを陰で言うのも、聞いた人たちから馬鹿にされれちゃうものね。
思ったことを本人に告げるのが一番いいさーっ、
聞いてやるぞ、ストレス解消っ!!



物乞い母娘

2016年08月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
さまざまな物乞いがいるここの街。
たいては、道端に座り込んで自分の前に紙コップを置いている。
でも、あの母娘は違っていた。母親は何もせず、娘と思われる女の子が歩いている人に手を差し出して「お金、お金」とせがんでいた。
どういうわけか、バスに乗っているところも何度か見かけた。
さすがにバスの中で金を要求されなかったけれど、彼らはバスの運転手と何か言い合っていたものだ。
料金を払わずに乗ろうとしていたのか?
結構目立つ二人だったので、わたしはよく観察していた。
物乞い生活はやはりストレスがあるのだろう、彼らには独特の緊張感が漂っていたものだ。下手にぶつかったりしたら怒鳴られそうな。

去年の終わりごろだっただろうか。
バスに乗ってきた二人を発見、ちょっとだけ憂鬱な気分になった私は、母親の行動にはっとした。
何やらプラスチック製のバスチケットのようなものを掲げて運転手に見せていた。
もしかして、何かの援助を受けられることになったのではないか、とすぐに私は理解した。

こうして今でもときどきバスターミナルで彼らを見かける。
どういうわけか、逢う度に違う方向へ乗っていっているのが不思議なところ。
でも、以前のような殺伐とした雰囲気は無く、静かに穏やかに過ごしているんだ。
そういえば、母親が携帯電話で大声で通話していたところも見かけた。
携帯電話さえ所持しちゃったんだ!

いつか話しかけて、彼らがどういった背景を持つ人物なのかもっと詳しく知りたいものだ。
ドイツ語、通じるのかな?強制的なドイツ語教室に通っているかもしれないし。
街の誰かが知っているだろう、彼女らが何者なのか。

床材取材。

2016年08月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
熱心に読んでくれている日本のマイエンフェルトさんからのリクエストで、床材を取材中。
訪問先などで、床にどのような材料が使われているか観察しているのだけれど、なにしろ、わたしに基本的な知識が無いものだから、なかなか記事にしにくい。
左は義父のPC部屋。塩化ビニルだろう。右は家族用集合住宅の友人宅だ。床材を張り替えた彼女が言うには「安い材料を使ったので、すぐにダメになった」だそうな。やはり塩化ビニルかな。
 

ウチの中より。玄関部分のタイルと、台所のコルク。

サンルームのタイル。何年か前に、3,4枚が割れてしまった。
同じ品を見つけることは不可能なので、似た色のものを新調し、その部分はじゅうたんで隠されている。

先月末のバーベキューパーティの家。もう、考えるまでも無く、大理石。
一階部分の台所、居間全体をこの大理石が覆っている。かなり豪華な印象になる。
また、放熱板が見当たらないので、この家は床暖房なのだろう。犬が寝転がっているのは暑い日だったので腹を冷やしている!

これを撮影した時は床じゃあなくて、ピアノに意識が向いていた。

歩いたとき(この家庭では客人は靴のまま入る)、板の音ではなかったので、やはり塩化ビニルだろう。

ここは(靴のまま)板の音がするんだ。

近くから撮影したら、色が違ってしまった。触ったら、木の感触だった。

私が訪問するほとんどの集合住宅の床材は塩化ビニルだ。
一戸建ても塩化ビニルのことが多い。
床を気にするようになってからまだ日が浅いので、これからも床材取材を続けていくことにするっ

7月27日記事「修理しながら住む家」 この写真の床材について義父に尋ねたところ、現在では製造されていなそうな。
いくつか、予備を保存しているらしいぞ、用心深い義父らしいなっ
りす部屋の他、一階の居間、客用食堂、義両親の寝室など、かなりの床面積にこの材料が使われているので、大事にしなくてはならない。

しばしば欧州では古い家の方が新しいものより高価なことがあるらしいが、それは家屋に使われている材料が今ではなかなか手に入らない高価なものを使っているからなのだそう。
歩くと、ミシミシと音がするような床材を使っている家は、ハチャメチャに高いのだろうなぁ。
そういう家を訪問する機会が無い、ということは私にそういった金持ち交友関係がないということだな!
まぁ、身分相応な交友関係を楽しんでいるので、問題はない。
マイエンフェルトさんのために、高級床材を使っている家を訪れてみたいぞ。

そうえば、マレーシア、シンガポールでは一般家庭の床材に、大理石のようなものを使っていることが多かった記憶がある。
あれは本当に大理石だったのだろうか?
少なくとも、塩化ビニルの感触は無かった。年中暑い気候のマレーシア・シンガポールで、冷たいあの床は快適に感じるのだろう。












保存料無添加=カビ

2016年08月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母はまた旅行に出かけた。義父を置いて。
いや、義父は旅行があまり好きではないらしい。仲がよくていつも夫婦一緒なのに、旅行は行きたがらないのだから相当嫌いなのだろう。
夫婦仲はどうでもいいが、義父と一日中二人きりでいるのはかなり辛い。
メシ係の私。義父のリクエストは質素なこれ。缶詰魚とじゃがいも。

このニシンの南蛮漬け風缶詰はちょいと酸味が強いけれど、日本人の味覚に合うと思う。
検索したら、輸入魚缶はたくさん日本にある様子なので、これも取り扱ったら売れるのではないか?

私は米飯と一緒に食べる。義父は「魚と米は合わない」ととんでもないことを私に言う。
この缶詰とご飯はとってもおいしい。

彼女が玄関を出てすぐ、確認したかったものがあったんだ。義母がいる間は、こっそり見守っていた。
食料小部屋に置かれた、半分使ったトマトソースの瓶。これ、冷蔵庫に入れるべきなのではないか、と思いながら義母に言わず一週間経過。
 
恐る恐る開けると、やっぱりーっ!
 
きれいな緑のカビ。香りも凄まじかった。
義父が捨てようとするのを止めて、撮影した。
なぜ、義母に冷蔵庫保存を勧めなかったって?東洋人のヨメの言うことなど、聞かないと知っているからさ!
この瓶の製品は私が買ってきたもので、義母はおそらく今までの人生で使ったことが無いのだろう。
私は日本在住時代から知っていたから、一度に全部使うようにしていたものね。




義母、旅行の前の仕事

2016年08月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
サヤインゲンとクロイチゴの収穫。
いや、私が採取したわけではない。義母が明日から旅行に出かける。
そういうわけで、畑の作物の簡単な管理を任され、その説明を聞いているところ。

洗って、短く切って軽く茹でて冷凍保存する。

クロイチゴの収穫も数日ごとにしなければならない。これは洗うだけ。

水を切ってビニール袋に入れる。義母が手早く作業するので、ちゃんと狙いを定めて撮影できない。

地下の冷凍庫まで付いていって、サヤインゲンとクロイチゴが安置されるのを撮りたかった。
が、出来上がった画像がこれ!

ブロガー失格だぞ!

何やら冷凍庫の中に餃子のようなものが見える。
これは近所のポーランド人からのお土産だとか。きっと、ウチの有名な甘い餃子とは違う、ちゃんと肉が包まれたものだろう!
義母の留守中に、食べちゃおうと計画中。






タンゴ→レスリー・チャン

2016年08月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
街中で、宣伝をかねたタンゴ教室の催し物があった。

カフェの一角で、生徒たちが踊っているだけなのだけれど、見蕩れてしまう。


難しそう。インド舞踊が一番難しい、と聞いたことがある。

日本にもタンゴ愛好家は多いだろう。

動き激しいものを、私のコンパクトカメラでは上手く撮影できなかった。

↑これが一番のお気に入り。

さて、ブログ記事にしようと、編集画面を開けて写真を並べた時点で、急にレスリー・チャンを思い出してしまった。
タンゴ→ブエノスアイレス→映画→レスリー・チャン、と頭の中で変化する人はどれくらいいるだろう?
レスリーの動画をあれこれ観ていたら、あっという間に一時間が過ぎてしまった。
おお、いけない、いけない、ちゃんと集中しなくては!

古本再生

2016年08月11日 | カテゴリー分けするのに飽き
訪問先でいいな、と思ったもの。古い本を利用したオブジェ。
 
それぞれ横からと上からを撮影してみた。

これって、日本語の本だとこんな風にきれいに行かないのではないか?
その、日本語の文字がアルファベットとちょいと違う印象だから。
 
少々離れた位置から撮影するのを忘れてしまった。周囲に置かれているものとのバランスも美しさを際立てるものだし。
 
いずれにせよ、日本の家屋にはあまり似合いそうもない。
日本語の本だと、もしかして日本にはしっくりするかも?
なかなか古本とはいえ、書籍をこんな風に折ってしまうのはちょいと抵抗があるかな、私。
そういえば、お札で折り紙しちゃうこちらのやりかたがあったな。2012年11月20日記事「紙幣でおりがみしちゃおう」
結婚のお祝いくらいにかこんなことはしない様子なので、まあ、これも許しちゃおう。



8月ドイツ長袖必須

2016年08月10日 | カテゴリー分けするのに飽き
日本の関東以西に住んでいると、ここの八月は物足りない。
少し天気が崩れると、ぐっと気温が下がるからだ。
今日は、半袖だと腕が寒いので、上着を着て外出した。

私以外の人々も、ほとんど何かを羽織っていた。
少し歩いて、店などに入ると暑くなるのだけれど。

春先に帰省していた時、日本でも長い薄手のカーディガンが流行っていたのを思い出す。


どちらかというと、女性は気温の変化に敏感なのか、長袖を着ている。若い男性は平気、半袖姿が多かった。

在独日本人仲間に「もうすぐ夏が終わる兆しが見えてきましたが、最後の夏を楽しみたいですね」と今日のメールの挨拶にあった。
そう、北国の短い夏はそろそろ終わり。


麦の収穫風景

2016年08月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチの前の畑の収穫風景を撮影。
以前には同じ畑でじゃがいも収穫風景を撮影したことがあったな。「農家は日曜日も働く」2013年10月25日記事
同じ土壌で同じ作物を植え続けるのはよくない、と読んだことがあるが、その例なのだろう。でも、義母は同じ場所に同じものを植えているぞ。あ、家庭菜園とは別のレベルなのかな。
だんだん慣れてきたかな、動画撮影とそのアップロード。ひどく時間がかかるのが難点。



収穫されたのがこの中に入っているのかな。麦だろうけれど、どんな種類の麦かもわからない。

義母によると、昔は白いパンを作る小麦をここで栽培できなかったそうな。
黒パン用(私の好きなプンパニッケルも)ライ麦は耐寒性が強いらしいではないか。
気合の入っているブログはもっと詳しく調べているだろう。
ああ、私ももう少し、気合、入れたほうがいい??


血まみれ男を助けない

2016年08月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチに向かうバスが出発するまで、あと一時間あった。
いい天気でちょうどいい暖かさのその日、喜んでその一時間をバスターミナルで過ごした。
こういうときに、ドイツ語の勉強に勤しむんだ。道具はいつも持ち歩いている電子辞書だ。
さっきまで逢っていた人が使っていた言葉の意味を調べたり、そのあたりの看板の意味を調べたりする。
30分くらいすると飽きてしまって、あたりをぐるぐる見渡した。

ああ、こんなのがあるのね。監視カメラだ。ちょいと位置が高すぎると思うのだけれど、こうするとより広範囲を撮影できるのかもしれない。
そのカメラが向いている方向の公衆トイレ前だ。


ひと月ほど前だったか、この女子トイレの入り口前辺りに男が寝転がっていることがあった。
トイレに行きたかった私は、仕方がないので近づいた。なんと、血まみれ。
「ど、どうしましたか、大丈夫ですか!?」
私が叫ぶと、男は意識がはっきりとしていて、
「ああ、ちょいと飲みすぎただけなんだ」
酔っ払って、何かにぶつかって怪我をしたのだろうか。大丈夫だと言っていても、そのまま放っておくわけには行かない。
すぐそこの、警察に通報しに行った。
それまでも、通行人はたくさんいただろうに、彼らはこの男性を無視して通り過ぎていたのだろう。
南北アメリカ、欧州などでは酔っ払いを非常に嫌うと読んでいる。また、現地の人々がそうした発言をしていたのをよく覚えている。
でも、道路に血が付着するまで出血している人を見つけてそのまま通り過ぎることができる神経はわからない。
怖いドイツだ。
私が路上で具合悪くなっても、全く構ってくれない可能性がある。(実際、経験しているしぃ)
ジーンズのすそが自転車チェーンに絡まって動けなくなってしまったときも、誰も声をかけてくれなかった記憶がある。

私が警察に話をしにいって数分後に男女二人の職員が、彼を見に来た。
それからさらに10分くらいたった頃、救急車がやってきた。酔っ払いのけが人、無事保護。
ほっとした。
あの、監視カメラ、全然役に立っていないのではないか?
カメラがあることで、悪さをしないよう警告している役目をしているのだろうな。