魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

ドラマ「結婚しない」

2012-10-18 23:37:30 | 本・映画・テレビのこと

お久しぶりです・・・本当に・・・

もうすっかり秋になってしまいましたね

その後、夫とどうなったかと申しますと・・・離婚届を書いてもらいました。

夫は拒否しましたが、

「これを書かなければ、弁護士のところに行って書いてもらうようにする!」

と強く出ました。そしたらしぶしぶ書きました。

「今度暴力があったら、即提出してくる!」

と宣言しました。

そして今まで夫とは、ほとんど会話がない生活をしています。

会話がない、接触がない、つまり衝突することもない、という生活です。

たまに話すのは娘の事、事務的な事だけ。

家事などはやっています、ちゃんと。

夫は自分のやりたい家事をやっています。

夫の仕事も忙しいらしく、残業(だか何なんだか知りませんが)も多くなり、遅い帰宅が増えました。

(サービス残業なので、家計が潤うわけでもなく。)

遅い時は食事を作り置いて先に娘と寝ている部屋に入ります。

作り置きが出来ない献立の時や、体力に余裕がある時は起きていって食事の支度をします。

夫は食事を食べて、そのまま自分の部屋に行ってしまいます。

後片付けはあとで私が起きて行ってします。

朝は朝食も食べずに出勤します。これはいつものことなので、コーヒーと水だけ飲んで、たまに自分でインスタントラーメンを作って食べています。

私がやるよ、と言っても自分でやる、と言って。

休みの日は、大抵私が午前中サークルやお友達と遊びに行き、午後から夫と娘、2人で出かけます。

8月、大喧嘩した際にあとから聞いたのですが「実家に行って娘のしつけが悪いと言われ、口論になったので当分行かない」と言っていたのですが(考えると、そのために夫が娘の事を怒り出した、という遠因のようです)、最近また実家に行くようになりました。

そんな感じで、家族三人では過ごしていません。

 

さっぱりしたものです。

これがわたしが望んだ家族か、と思うと虚しいものです

あんなに好きだった人と結婚したのに、この体たらくです。

思えば、最初が肝心だったのでしょう。よく結婚に際して言われることですが。

私は、夫を好きだったゆえに夫のことをすべて受入れすぎた。

夫家族の要求を、夫と結婚したいためにすべて飲んできた。

だから、「こいつには何をしてもいい」と思わせてしまったのかもしれない。

今はそう思います。

「何をしても許してくれる、だってこいつはオレのことを何を捨てても好きだと言ったのだから」

多分、そう思ったのでしょう、夫は。

 

人って、愛されていると思うと、こう変わってしまうものなのでしょうか。

たしかに、私は家族よりも夫を優先して、自分の家族からは疎遠になりました。

出産の際に駆けつけてくれた母を邪険に扱ったことも憶えています。

出産して、私の家族を自宅に泊めることを拒否された時から、私は目が覚めました。

それまで、本当に夫に尽くしていたと思います。

仕事も辞めました。辞めた日にその足で夫の待つ地方に、暮れだから来ている両親ともゆっくり過ごすこともなく、新幹線に乗りました。

渡された生活費が足りなければ自分の貯金から補填して、アルバイトもしました。

爪を切り、魚の目を切除し、寝る前には毎日耳の掃除をし、目薬をさし、布団をかけてあげました。

会社の愚痴もずっと聞いていました。

夫が欲しいと言うものは、私の貯金も足して買いました。

私の結納金はマンションの頭金になりました。

こんなこともありました。

入籍した日に、私は東京に日帰りすべく、夫の車に乗っていましたが、その時急坂を登っている途中に、左手前方から車が出てきました。

夫はかえってスピードを上げて登って行き、出てきた車は止まらず、夫はハンドルを切ったけど私の乗っている助手席側面に車が接触しました。

怖かった。

新幹線の時間があり、急いでいたとはいえ、なんで私が乗っているのにそんな無茶するんだろう、と思いました。

思えばおかしいな?ということはいくつかあったのです。

それでも私は目をつぶってしまった。

結婚を焦っていた、ということもあったと思います。

「結婚までは両目をあけてしっかり相手を見て、(見きわめて)結婚したら片目をつぶって(欠点は見ないように寛大に)」

と言う言葉を聴いた事があるでしょうか?

わたしは全くの逆をしてしまったのですね

馬鹿だった、と今は思います。

 

ドラマ「結婚しない」が始まり、続けて観ています

今回は35歳の千春(菅野美穂)がお見合いをして、40歳のお見合い相手が婚活ブログをやっていたりドイツに赴任することになっていて結婚相手を探していたりということなどなどあって、

「自分は恋愛して結婚したい」

とはっきり分かるところでした。

私は、自分は恋愛して結婚した、と思っていました。

今まで生きてきて、一番好きな人と結婚出来た、それはそうだったのでしょう。

でも、本当に私は恋愛して結婚したのだろうか?と今は思います。

恋愛していると思っていたのは私だけだったのではないか?

そしてこんな風に壊れてしまった結婚は、最初から形だけのものだったのではないのか?

私の好きだった気持ちは「夫の真実を知って愛せなかった」本当の愛ではなかった?

 

私は、夫の本当を知って、夫を愛するべきなのだろうか。

こうなったのは自分のせいでもあるのだから、夫を受入れるべきなのだろうか。

正直、本当に分からない・・・。

今は娘も産まれて、娘の父親でもあるのだから。

今は娘も幼稚園入園を控えているし、七五三もあるし、元気いっぱいの三歳児の相手をするだけで一日があっという間に過ぎて行く。考える時間もない毎日。

でも自立するために動き始めたところ。

やっぱり自立する術を身に付ける事が急務だ。

 

ドラマの千春に言いたい。

「好きという気持ちなんて、簡単に消え失せるよ」

と。

それでも結婚したいですか?好きな人と、結婚したいですか?

結婚をしたいな・・・と思っている独身女性の方々、私のブログを見て、どう感じるかな?

婚活から結婚、出産、今にいたる私の阿呆な記録を見て、好きな人と結婚したいと思うかな?

しかし天海祐希はおっとこまえだ~むしろいいよ、春子さんと結婚しなよ、千春

天海さんより男らしい人っているのだろうか・・・

面白いドラマです

 

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閑話休題

2012-06-08 23:07:49 | 本・映画・テレビのこと

お久しぶりです。

随分間が空いてしまい、すみません

黄金週間の③は日曜日にアップさせていただこうと思っております。

観てくださっている方、どうもありがとうございます

今日の野田総理の会見のニュース・・・「国民の安全のため」再稼動、というのは真逆なのでは・・・

政治家と庶民の感覚の乖離とか、いろいろ考えましたね・・・。選挙にも行かずにあとから文句を言う人(夫とか)ではなく、ちゃんと自分の権利を行使して、意見を表明していこう、と思ったニュースでした

さて、テレビの話題。

AKBは大島さんが1位、おめでとうございます

高橋みなみさんとマリコさまのスピーチは素晴らしかった

努力を始めなければ何も始まらない・・・そうだよなあ、と思いました。

ついつい、観てしまいましたね

賛否両論ありますが、努力する彼女達は輝いていて、その輝きゆえについつい観てしまうおばちゃんでした

そして高嶋家次男の離婚騒動

これもワイドショーをあんなにじっくり観たのは久しぶりで・・・ついつい真剣に観てしまいました

興味深かったのは「彼女に怯えていた」という高嶋さんが、DVの証拠とされる録音された音声のなかで、奥さんに対して

「殴ってみろよ!」

と発言していたこと。

奥さんが最初に手を出した、ということですが、夫も同じようなことを言っていたなあ、と気になりました

うまく言えないけど・・・お互い手が出て、罵り合い、それでも離れない、いやもう仕事生命を賭けても別れたい・・・というその双方の気持ち・・・。

なんか、分かるわ~

なんでか、分かる気がするんです・・・。

いろいろお金とか、むにゃむにゃもあるんだとは思いますが・・・。

「ああ、別れて清々したい」と思うことは多々あります、今でも。

でも、夫は私と別れることは全く考えていないようで・・・いや「働かないなら別れる」と言われましたっけ

最近はなんか寝ていると脚とか、手をすりすりしてきたり・・・

「リツコ、好きだよ

とか言ってきたり。

そのたびに黙ってしまいますが・・・。

なんでこんなに嫌がっているのに分からないんだろう・・・と思ったりします。

あれだけ愛していた奥さんを、蛇蝎の如く忌み嫌うようになるとは・・・映像が残っているだけに、驚きますね。

でも多分、お互いのことを知らずに結婚したのでしょうね。

それで生活していくうちに、いろいろと分かってきて・・・それが許容できなくなって、愛で覆えなくなってきて・・・ついには嫌い抜くようになってしまう、世界一愛していた人なのに。

愛がなくなれば、おしまい、ですね。

さて、この結婚はどういう結末を迎えるのか。

ついつい、観てしまいます・・・

そして、大河ドラマ、面白くなって来てますよ~突っ込みどころは満載ですが未見の方はぜひ

 

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よしもとばななさん日記終わる。

2012-04-14 23:29:31 | 本・映画・テレビのこと

よしもとばななさんが10年前から日記をウェブ上で公開されていて、その最後の1年をまとめた文庫が新潮社から出版された

この日記には現実的にとくに妊娠・出産・育児に関してとても参考になった「子供ができました」「赤ちゃんのいる生活」、何度も読み返しました

ばななさんほどではないですが、高齢出産に入るわたしも、出産に関してはダメージを受けていて

「出産が大変だとそのあとも回復に時間がかかるから大変」

とか、

「出産の痛みはすぐに忘れる、という人がいるが、わたしは忘れない。胎児の心拍が早くなってくると陣痛が来る。その音は一生忘れない」

とか、すごくよく分かりました。

私生活の友人の方たちの名前はほとんど分からないので推測することしか出来ない日記なのですが、本当にたくさん「はっ」とさせられることがたくさんあって

心に残ったページの上端を折ってあるのですが分厚くなってしまいましたよ

ところどころ、小沢健二さんや海羽野チカさんのことが描かれていたりして

そしてわたし、巻末のQ&Aに掲載されたことがあります

もともt10年だけと決めていた日記。

終了なのはとても寂しい。

でもおりおりで読み返しても、とても得るものがあるものです。

一時、読むのを遠ざかっていたばななさんですが、この日記をきっかけに戻ったような感もあり。

本当に日記を公開してくださったこと感謝しています。

 

 

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平清盛・・・観ましたか?

2012-04-09 23:32:40 | 本・映画・テレビのこと

大河ドラマ「平清盛」

寝かしつけと夫の帰宅でばたばたとしながらも観ましたが

奥さん、観ました大河ドラマで男に押し倒される男

清盛の弟が・・・完璧すぎて素敵すぎた磐音さまから変身したホモ貴族の餌食に

ちょっといいのNHK白河法皇とたまこどころじゃないよ

弟、お母さんが可哀相で、跡取りになろうと思ったみたいだけど・・・親泣くわな

平氏の棟梁が、藤原氏と「オレとアニキ」な感じになって栄華をきわめたってね・・・

桜の花びらが散る朝に、弟は旅立っていくのだけど、もっと若かった頃、弟はお母さんに桜の枝を取ってあげたことがあった。

優しい、家族想いの弟だったのに・・・

史実では弟・家盛は旅の途中で亡くなるので、跡取りの一人を失った平氏は大揺れ・・・みたいな次回ですな

のちの常盤御前となる武井咲ちゃんが登場泥に汚れていてもその輝きは隠せず、今やぶいぶい言わせている頼朝が「キミ、かわうぃ~ね~」とか言っちゃうかとヒヤヒヤしたものですが、これからさらに美しい姿を見せてくれるかと思うと楽しみです

しかし大河ドラマって、朝ドラのヒロインの相手役が次々と出てきて面白い。

家盛の大東さんや、ちりとてちんに出てた人、藤木さんもそうか

朝ドラ終わって「あの人最近観ないな~」なんて思うと、大河に現れるのでうれしいというか面白い。

そのうち「カーネーション」の周防さんも現れてくれるかしら

も~先週の「エア弓矢」より驚くことはないだろうと思っていたけど、まだまだ驚きの大河

もう違った意味で目が離せません

しかし松ケン、目立たないよいつ来るんだ、ヒーロー清盛は周りが強烈すぎるよ

 

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「3月のライオン」7巻

2012-04-08 00:17:20 | 本・映画・テレビのこと

ワタシ、かなり「ハチミツとクローバー」が好きで、好きすぎてちょっとおかしくなった時期もある

海羽野チカさんの次の連載「3月のライオン」みたさに、ヤングアニマルを立ち読みする怪しいオバチャンです

「3月のライオン」の新刊が出ているのを、本屋さんに行ってヤングアニマルで知り、即購入

「大奥」「花よりも花の如く」「聖☆おにいさん」とこの漫画は買い続けています

ヤングアニマルを立ち読みしていた時に、いじめにあったひなたが大粒の涙を流しながら零に言ったことば。

それを見ながら本屋で泣きそうになったオバチャン。やばかった

いじめ、とはいかないかもしれないが、友達から冷たくされたり、ひとりぼっちになった時ってあった。

わたしは小学生の頃から高校卒業までずっと違和感を持ちつつも周りにあわせてやってきたが、ある時期から一人でいることにした。

高校の時はお弁当を友達と食べたあとは部室に行って受験勉強をしたり本を読んだりしてひとりになった。楽だった。

本を読むのが今も好きだ

本を読んでいれば、一人ではなかった。

理不尽な思いもした。なんで、人の気持ちを想像できないんだろう、とよく思った。

想像力の欠如は暴力だ。

そう思った時のことを、思い出した。

そう、「わたしは悪くなんかない」。

ひなたが言い切った。言い切ってくれた。その時、わたしは零と同じに救われた。

全国に、そういう人がたくさんいたのではないか。

ひなたへのいじめは、彼女が胃を痛めためたり、修学旅行の自由行動をひとりで川原で過ごしたりしながらもけっして屈しなかったその結果、学校の介入で一応の決着をみる。(あくまで一応だけど☆)

そしてひなたの前にいじめられていたちほちゃんからの手紙がくる。

「よかったね

とオバチャンは胸が熱くなった

「わたし、許さなくていいですか」

とひなたが学年主任に言う。

「教育か。教のあとに育がついてなけりゃ、とっくに投げてる」

とつぶやく学年主任。深い・・・。

主人公の高校生棋士・零は名人・宗谷との記念対局に。

「かろうじて将棋を指すことでひとのかたちをたもっている鬼」と言われる宗谷と、零はどんな闘いが出来るのか。

しかし海羽野さんの漫画には名脇役が多数登場する

前巻で二階堂と対局した順慶、島田八段、科学部のノグチくん・・・その人たちも描きつつ、物語はすすむ。

この人はどこまで行くんだろう。

ほんと、続きが楽しみな物語です

 

 

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カーネーション

2012-04-06 23:29:58 | 本・映画・テレビのこと

先週、NHK朝ドラ「カーネーション」が終わった。

なんとなくなりに観ていたのだけど、よかったなあ

ヒロイン、良かったです尾野さんって「名前をなくした女神」に出ていたのだけど、気付かなかった・・・カメレオン女優

朝からきっぷのいい元気なヒロイン、少女の頃は女であるだけで男の下にあまんじていた糸子が、自分でどんどん力をつけてきて、ついには父親をしのぐ稼ぎ頭となる。

最初の頃は、このおとうちゃんが脚をひっぱってむかついてむかついて

でも亡くなるとこは泣けた

戦争で夫を亡くし、女手ひとつで3人の子供と店を切り盛りしてきた糸子の、ひそやかな恋。

その、妻子ある男性との恋をとがめられた糸子。夫の親戚や近所の人たちが

「死んだおとうちゃんや旦那に申し訳ないと思わないのか

と責められるのですが、そこで糸子が言ったのが

「みんな死んでしまいました」

・・・そうです、死んでしまった人のことを考えたって・・・生きて、生きて、働いてるのは今の糸子。

強い。そう思いました。

子供たちが糸子をかばう。そして・・・糸子は決める。

周防さんとはお別れする。

切なかった~

おばあちゃんとなった糸子が、ある女性と偶然話をして分かったのが、その周防さんの娘であった、というエピソード。

ここも切なかった~

生きて生きて生き切った、糸子の生涯。

椎名林檎さんの歌も良かったです

「わたしのほしいものなど ひとつだけ ただ ひとつだけ」

糸子が欲しいもの・・・それはなんだったのか。でも彼女はきっと手に入れた。

次は「梅ちゃん先生」、満を持して堀北まきちゃんの朝ドラヒロインです

またさわやかでひたむきなヒロイン、朝が明るくなりそうですな~

 

 

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「月の夜 星の朝 35」

2012-04-03 22:11:09 | 本・映画・テレビのこと

このコミックの題名を聞いて「懐かしい・・・」と思われる方はきっと同世代

月刊「りぼん」に連載されていた漫画。映画化もされた作品だ。

4歳の時に叔父、叔母同士の結婚式で出会い、「オレたちも結婚しよう」とキスしたりおと遼太郎

それから中学生になって再会し、りおは遼太郎からついでのようにペンダントを貰う。

実はそれはふたつのペンダントを組み合わせると、クロス(十字架)のかたちになるというもの

遼太郎には白血病で亡くなった彼女がいて、その彼女の日記が映画化され、本人の遼太郎が主役で出演することになっていた。

りおはショックを受けるが、実は亡くなった彼女の片思いで、遼太郎はずっとりおのことを想っていた・・・。

りおは可愛く、バスケ部の先輩やロックスターなどに次々と想われる・・・バスケのスター選手でもある遼太郎も、映画で相手役になったアイドルや亡くなった彼女の妹などにモテモテ

離婚した遼太郎の母がアメリカで大病院の院長夫人になっていたが不治の病だったり、亡くなった彼女の妹がグレてしまったり、遼太郎を追ってアメリカに短期留学したりおが飛行機事故・・・とか結構波乱万丈なストーリーが展開される。

まあ紆余曲折があって、ついにラストで結婚式を挙げたふたりだが、なんと「月の夜星の朝 35」では、35歳になったりおと遼太郎は離婚しているのである

アメリカでプロバスケ選手となった(先を走ってるね~)遼太郎について、アメリカで生活していたりおだったが、流産してしまい、カメラに打ち込みイタリアに単身渡り、ふたりの心は離れ、離婚に至っている。

りおの親友・麻衣ちゃんと、かつてりおを好きだった先輩は、いまだに付き合っているが結婚していない

そこに間に入ってくる謎の若く美しい部下

カメラマンとなったりおに想いを寄せる若きバスケ選手、かつての同僚の妻だったアメリカ美女などふたりに接近

懐かしい小鹿さん(離婚して2人の男の子のシングルマザー)、長い不倫をしている聖子ちゃんとか、懐かしい面々が出てきて嬉しい

「運命」を信じたふたりは、どうなるのか

先日最終回をむかえたのですが・・・最初「あの2人が離婚してるんだ・・・」っていうのが・・・結構へこみますね

先輩と麻衣ちゃんがまだ結婚していないって言うのもなんか・・・先輩って本当に麻衣ちゃんのこと好きなのかい麻衣ちゃんと先輩のヘアスタイルがあまり変わっていないのがまたなんか懐かしいやら・・・

本田恵子さんの絵は綺麗なので今も好きです

たくさん描いてらっしゃるんですよね~。ずっと活躍されているってすごいと思います

あの頃の「りぼん」、「ときめきトゥナイト」や「エース!」とか「銀曜日のおとぎばなし」とか「お父さんは心配症」とか、毎号毎号楽しみにしていました

10数年後のヒロイン達のその後をこうして見られるのは嬉しいことです

「懐かしい~」と思った方はぜひご覧になってみてください

追記 2022年に読み返してみました。

 

「月の夜 星の朝35」〜大人になったりおと遼太郎&麻衣ちゃん - 魔法が解けたそのあとで

このブログ、今もアクセス数が多い記事があります。なんと2012年の日記。OGPイメージ「月の夜星の朝35」-魔法が解けたそのあとでこのコミックの題名を聞いて「懐かしい・...

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ついでに今週の「平清盛」

いや~、エア弓・・・どうなんだろう・・・なんかもうどこからツッコんでいいのか・・・

お父さんもいつまでも舞子のこと言ってるし・・・そりゃ~宗子もいい加減怒るんじゃない~

しかもそんな母を見て弟怒っちゃうし

しかし今週の鳥羽法皇も、はずさなかった・・・

エア流血・・・そして「お前こそが矢なのじゃ」→この世になくてはならない男・清盛という説に・・・

なんか、ちょっと付いていけない展開・・・

これ、みんな納得したの?

松ケン好きだけど・・・ツライ・・・

新しすぎる解釈に、わたしの頭はちょっと・・・

まあ来週も観ますけど

良かったのが、新しい母が赤ちゃんを産むことになって、「自分たちのことを疎むようになったらどうしよう」と心配する清盛の息子の気持ちを聞いた大叔父が、

「そんなことはない、赤ん坊を可愛がってやれ」

と言ってあげる場面。

大叔父は事あるごとに平氏の子ではない清盛のことを面白く思っていなかったのだけど、幼い清盛もこんな気持ちだったと分かって、同じ立場にある清盛の息子達に優しい言葉をかける

さて、平氏はどうなるのか。でも・・・歴史は答えは出てるんですけどね

ではまた来週~

 

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銀のロマンティック

2012-03-31 23:42:48 | 本・映画・テレビのこと

いや~、ふとテレビでフィギュア男子を観たら・・・素晴らしいですね

昨日、ショートを観て、「今は4回転がフツーに飛べないといけないのか・・・」と思った

以前、川原泉さんの漫画「銀のロマンティック・・・わはは」では4回転は当時不可能、という感じだったのに。時代は変わった。

そして日本人男子の体型も変わった

高橋選手、そして17歳の羽生選手、手足なが~い

フィギュアスケートって、ルックスがものを言うスポーツですね・・・

羽生選手の演技、感動しました

17歳でよく頑張ったありがとうと言いたい。

途中ころっと転んでしまったのだけど、そこから「絶対諦めない」という意志を感じました。

彼を支える想いが伝わってきました。

そして高橋選手。彼の「道」は本当に感動したのだけど、これだけのものをスケートで表現できるって、日本人でもここまできたのか・・・と思います。

フィギュアで心に残っているのは、「花はどこへいった」を滑ったカタリナ・ビット選手。

子供心にも忘れられない演技でした。

荒川静香選手の、喜び、悲しみ、すべてが現れていた演技。

フィギュア、やっぱり好きです

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パラドックス13

2012-03-26 11:22:42 | 本・映画・テレビのこと

東野圭吾さんの著作「カッコウの卵はだれのもの」「パラドックス13」読了。

夫がブックライト、本にはさんで手元を照らすライトをプレゼントしてくれたので、ついつい本を読んで寝不足に最近夫のプレゼントは外さないな~

この前はエコタンポといって、充電20分で朝まであたたかい湯たんぽみたいなのをくれたが、これが大活躍で一冬あったかく過ごせた

なんか実用的なものばかりですが

さて「カッコウ」の方は才能と遺伝子の関係、乳児誘拐にからめた謎で、犯人が意外すぎてふうんなるほど、と面白いけど・・・「パラドックス13」がインパクトが強くて

なんか難しいことは分からないけど、とにかくブラックホールの影響で13秒時間が飛ぶ。

その失われた13秒間にある条件を満たした人のみ、パラレルワールドに存在することになってしまう・・・というストーリー。

そのパラレルワールドは、ある条件を満たした12人以外は生き物がすべて消えた世界

車も電車も飛行機さえも、マリーセレスト号事件のように、ついさっきまで人がいたのに消えてしまった。

運転者を失った車が事故を起こして道路をふさぎ、調理されたものがそのまま発火して火災があちこちで起こり、さらに台風と激しい地震が12人を襲う。

地下鉄が走っている道路は陥没し、排水されない雨水が濁流となって流れている・・・。

なんかリアルに感じられる今、読むと違う

東京の街は廃墟となり、脱出することさえも難しくなる。

食べ物は底をつき、缶詰やレトルト食品を求めて街を彷徨う。

一人、また一人と、普段の生活をしていれば助かる人たちが亡くなっていく。

それでも生きることを諦めない一人の男性がいる。

この男性は、わたしに映画「ポセイドン・アドベンチャー」の牧師を思い起こさせた。

古い映画なのだけど、タイタニックさながらのポセイドン号が転覆し、徐々に浸水していく。

たくさんの人が生存を諦めて、浸水する船尾に向かおうとするのだが、その牧師は生きることを諦めず、数人の生存者を率いて船首に向かう。

途中で一人一人仲間を失っていくのだが、やっぱり彼を責める人もいる。文句を言ったり励ましあったりして救出を待つ。

そして牧師は神に祈って「犠牲者は私を最後にしてくれ」と自分を犠牲にして階下に落ちていく。その直後、船底を叩く救出隊の声が聴こえる・・・。

牧師は亡くなったが、この本の彼はどうなるのか。

「生きることを諦めなかった人」にはある結果が訪れる。

疑問だったのがヤクザの人がどうなったのか、いまいち分からない点。彼はどうなったのだろう?

人物描写や、人が究極の状況で善悪がどう変わるか、今この時、とても考えさせられるものがあった。

出版されたのは2009年。

電車が高架のカーブで止まったまま、道路はひび割れていた神戸の地震を実際目の当たりにした私にはとてもリアルであった。

わたしは本を読むと、映像が頭に浮かぶので、この本を読んだときにはとても疲れた

東京に住んでいたので首相官邸前も実際歩いたことがあるし、リアルに感じた。

この本は、3.11あとに違う意味を持ったのではないだろうか。

 

「平清盛」観ました

おさわがせの待賢門院、最後までなお美しく

得子は「あれだけ憎かったのに今は安らかにと思う」みたいなことを言ってましたね。

どうしても勝てない相手、というのはいるものです。「勝ちたい」と思っている時点でもう負けているわけです。

でも死んでしまえばすべては恩讐の彼方に。

鳥羽法皇はもう目が離せませんね・・・たまらんです。つるっつるです最愛のたまこを亡くして彼はどうなるのか?

清盛は疫病で亡くした妻のことを忘れられずいまだになにかというと「明子が明子が」言ってます

久々に東国より帰京した源氏の若大将、もてまくり、「好いた男の役に立つのが女子の喜びであろう」なんてまるで平安のキムタクのようです

今のところ、モテも器も源氏の若大将の方が上手でしょうか。

しかし源氏物語の若紫の段を上手く使った演出、良かったですね

そう、つい少し前は雅な平安時代であったわけですよ。

台頭してきた武士の時代は、近代の少し前、江戸時代まで連綿と主役を張り続けるわけで。

そのあたり、よく観てみたいですね。

今は連ドラが終わったので、大河に集中できます

さて、次は清盛にやっと(毎回毎回言ってますが)スポットライトが当たりそうですね

 

 

 

 

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「最後から二番目の恋」

2012-03-23 22:53:14 | 本・映画・テレビのこと

今期、すごく楽しみに観ていたドラマ「最後から二番目の恋」が最終回を迎えた

なんか、夫がハマって毎回とっても楽しみにして観ていた

やっぱりキョンキョン、「なんてったってアイドル」は46歳になっても錆びない人であった

千明は真平に別れを告げる。

「若くて素敵な恋人がいる状態をキープしたかった、すごくずるい、最低です」と話す千明。

ああ、それで真平から「付き合って欲しい」と言われて、なんかテンション下がってたんだ

彼のことが好き、というのでもあったけど、そこに気付いてしまった。

ちょっと分からないようで分かる

わたしも「もう私の人生で恋なんてないんだろうな」って思うと物寂しいもん

まあ夫とのすったもんだでもう「愛してるとか好きだとか」もうおなかいっぱいって気もするけど

独身だったら思うだろう。

「これが最後の恋人になっちゃうの

そして手放したくないと思うだろう。

でも千明も和平も、きちんと若い人たちにお別れした。

そしてじじいがおっちゃんに変わって、一転ラブラブになった夫婦おかしかった

高校生の時の先生と生徒だから、多分お互いが好みのタイプなんだろうな

知美と真平も、なんとなく喧嘩しながらも良い雰囲気

万里子は生き生きと仕事に燃えている(内田有紀さん好きなので、毎週観られて嬉しかった

最後に千明と和平の掛け合い、そして告白

「人生に恋してる」。

回を重ねるごとに、千明が魅力的になっていって、それは若い真平に会ったからでもあり、やっぱり「恋愛は人生の華」なんだなあって思います

千明が、ドラマの脚本を練るにあたって「登場人物が死ぬ」という筋書きに反対したのが心に残っています。

「人が死ぬ」っていうとそればっかりになっちゃう。もちろん素晴らしいドラマもたくさんあるけど、わたしはそうじゃない日常の人の気持ちを描きたい。だから恋愛ドラマを作ってるの。

という千明。

わたしはよしもとばななさんが好きなんですが、彼女の著作は人が亡くなるものも多くて、そもそも人が死や病気や喪失からどう癒されて立っていくか、というのが大きなテーマのひとつなのですが、一時それが好ましく思えなくて読まない時期がありました。

今は欠かさず読んでますよ

千明があえて何気ない日常を描く、という彼女の心意気に喝采

最終回もアラフォーの心に響くことばがたくさんありましたよ

40近く、50歳なんて何を考えているのかなんてさっぱり分からなかったし、恋愛なんてもう考えもしないもんだろうと思っていたし、40代から上のヒロインのドラマなんて今までほとんどなかった。

でも、これからこういうドラマを観る人が増えてくると思います。

人は誰でも年を取るわけです。

若さや美しさ、体力や勢いなんかはどんどん衰えていくなんて、若い頃は考えもしなかったでしょう。

でも、今40歳のとば口に立って思います。

人生折り返しを過ぎた。これからどう生きるか。

わたしも千明のように強い男前になりたいです

たとえ結婚していても。

 

このドラマは夫婦で並んで座って観ていました。

千明と和平の掛け合いに笑ったり、真剣に観たり。

夫とは歳が近いので「飯島直ちゃんはやっぱり脚が綺麗ね~」とか「内田有紀ちゃんは変わらずに可愛いね~」とか「キョンキョンは老眼鏡を買ったそうだよ」なんて言いながら観ていました。

夫婦揃って観たドラマなんてどのくらい振りだろう。

楽しい、多分あとから振り返ったらかけがえのないであろう時間を作ってくれたこのドラマに、感謝します

 

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