大河ドラマの一番古い記憶は「草燃える」。
今、娘が聞きましたら「草www」って言われちゃった・・・
父が好きだったので、日曜夜8時はいつも大河ドラマを観る時間でした。
子どもがまだおむつをつけていた2012年。
歴史上の人物が「本当にこうだったかも」と思えた大河ドラマがきました‼︎
「そんなにテレビ観たいの?」
と言われたことが離婚原因となった「平清盛」!!!
(ウソです)(ウソじゃないです)
2017年の「真田丸」
2018年の「おんな城主 直虎」
2年続けて瞬きもできず、早・本・再放送を観ずにはおられない傑作が続き、
「こんなんじゃ、毎週身が持たない・・・」
となったところで一息つけ、「いだてん」は尻上がりに引き込まれ、「麒麟」にも惹きつけられ、「青天」も長閑に観ることができた後に来たのが三谷幸喜さんの「鎌倉殿」‼︎
「新撰組!」「真田丸」を描いてくださった三谷さんの3度目の大河が面白くないはずはない!
第2回のラストでは鳥肌が立ちましたよ・・・!
ブログを始めたのが第1回を過ぎてからになってしまうのですが、途中からでも感想を書かせていただきます!
第4回「矢のゆくえ」
いよいよ佐殿が挙兵を決心し、佐殿の妻となった政子の北条氏も一族上げて盛り上がってきたのが前回。
小栗旬さん演じる義時の読みから勝算を得て、兵を集め、ついに源平の戦いの火蓋が切って落とされる今回。
ムック本ではこんな感じで↓
「私は全て見通してあやつってますよ」的に腕を広げてますが。
義時、振り回されてます!
今のところめっちゃ周りに振り回されています!
今回も、八重殿に振り回されています!
前妻・八重VS現妻・政子の対面からフェイドアウトするかな?と思った八重ですが、
俺たちのガッキー!をそんな簡単に逃すはずはない!
八重、大活躍ですよ!
私、弓道やっていたんですが、あそこまで遠くに矢を飛ばすとは・・・
さすが俺たちのガッキー!
伊東の娘だから父にチクッたよ、失敗したら佐殿ワンチャンより戻せるかもしれないって思っていたけれど、確実に殺すって言われて焦っただろうねえ、ガッキー。
私は、八重の旦那、気になりますね。
八重が北条に通じていることや、佐殿に未練があることなんかお見通しで大事な情報を八重に流してるのでは?・・・これから、なんかしてくれそうで楽しみです。
個人的に気になる俳優さんの宮澤エマさん演じる実衣(ムーミンのミイから三谷さんが名付けたとか)が「誰も教えてくれない、ないがしろ!」と訴えているところも気になります。
義時父は今回もキュート❤️
坂東武者の荒々しさと雑さと素朴さと、強かで大胆さが垣間見えるそのバランスが魅力的。
父上、挙兵にドキドキしながらも、政子の婿殿に命運を賭けてる。
「源頼朝、伊豆で挙兵」
後世ではこう表されるこの一文でしかないが、八重がチクらなくても八重父・伊東の元には頼朝挙兵の密告が次々と寄せられているし、集まってくるのは老人を含めた10人、15人で周囲は様子見だし、鎧はみすぼらしいし(by宮沢りえ)襲っても祭りで館にいるのかいないのか分からないし、失敗したら多分佐殿の命はないだろうし
中盤まで割と笑いを含めて来てるけど、実際ここで平氏か源氏どちらにつくのか、挙兵が成功するのか、紙一重だったという緊迫感がある。
乗るか反るか。
でもなんか楽観的?これはもし挙兵が失敗しても、殺されるのは佐殿だけで、北条は命までは取られないのかな?
毎回、政子の顔芸が見どころなんですが、今回は川向いから見ている八重に対して
「私、どうなるかわかりませんからね」
「どうなるかわかりませんからね」
大事なことだから、二度言いました・・・目がね、わろてないやん(震え)
八重と姉上の板挟みになり、父上と兄上の脳筋具合に胃がキリキリした義時、
「坂東武者に頭を下げるなんて嫌だ!お前がやれ!」
と佐殿に噛みつかれてついにキレる。
義時の剣幕に押された佐殿、人たらし発動!それを見た義時の顔!
「挙兵前の頼朝が『お前だけを頼りにしてるぞ!』と坂東武者を口説いた」
というのがコレですね
佐殿、めっちゃ大泉洋www
楽観的な脳筋な北条、臆病な人誑しの佐殿。
上手くハーモニーして出来たのが鎌倉幕府では???
しかし出陣できる人数が24人って、少な過ぎやしませんか?
ヤクザの出入り前出陣前に談笑する一群、佐殿が
「首を挙げて参れ!」
に武者らしい顔つきになり、ブチ上がる北条氏!
おっかなびっくり出陣し、ついに戦が始まる。
さすが源氏の棟梁・・・やる時はやる・・・って
え、佐殿は行かないの?
雅子の膝枕なの?
次回「兄との約束」、お楽しみに!
っていうか兄って誰?宗時?え?どうなっちゃうの?
今回も「早すぎませんか?」とかで笑かしてくるのに、終盤にかけてこの展開。
第1回からこのながれ、流石、三谷幸喜さん。
切って落とされた戦いの火蓋。
初戦の勝利の行方はいかに?!
ここまでに至る平氏がどうやってのし上がってきたか、ぜひこれを観てね!
(隙あらばゴリ押す海の底の民)