魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

その後。

2011-09-03 15:10:40 | 夫のこと

夫に「あなたの両親のことはどうするのか。このまま連絡を取らなくていいのか」と聞きました。

「今はちゃんと夫婦の関係を固める時なので、しなくていい。しばらくタッチしない」

という事なので、その通りにしています。

すいません、すごく楽です

以前

「明日義実家に行くの~」

とママ友に言ったら

「よく行ってるよね」

とわりと言われていたのですが、今回のことを話したら

「月2回も行ってんだから、しばらくいいでしょ~」

と言う声が多く・・・自分では10日に一回というペースは同居している人から比べれば・・・と思っていたのですが、多かったのか・・・。

たしかに遠方ならいざ知らず、車で10分という人でも半年にいっぺん、というママもいる。

旦那さんが「行かなくていい」と言うし、「来て」とも言われないから・・・と。

「それだけのことを言ったのだということを分かってもらわないとね!」

という強気な友達も。

ずーっと月に二回は行ってたし・・・わたしの両親は産まれた時に1時間、それから半年くらいで一回、去年の秋一回、弟の子供が産まれた時に一回、姉のところで会ったかな。

結婚した年に一回夏に夫と行って、それからずっと行ってない。

実は、本当に死にたかった、今回。最後に両親に会いたかった。

今は、家族が実家の庭で撮った写真を飾っている。

電話もしていない。先日、母の誕生日だったので、メールはしました。

今は夫との関係を築くため、姉にも弟にも事務的なこと以外は連絡しない。愚痴っちゃうから電話は厳禁で。

両親の元に帰ってもなんの解決にもならないし。

今は、夫の良いところを見ようと思っている。

しかし、自分で気付いたのだが、夫のがうつったのか、自分がとても神経質になっている。

冷蔵庫の奥の埃が気になるし、ガラスの指紋とか拭かないと落ち着かない。これはちょっと困った

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「コクリコ坂から」を観て思ったこと。

2011-09-03 14:44:39 | 本・映画・テレビのこと

ジブリの映画が好きです。

先日、久々に夫に子供を預けて1人で「コクリコ坂から」を観ました。

どうしても、観たくなった。暗闇で、1人で観たかった。本当は、夫と観たかった。

でもまず無理だし、夫は興味なさそうだったから。

「アリエッティ」は観れなかった。「ポニョ」は娘が産まれる前、夫と姪と観たなあ

「コクリコ坂」は良かったです。画が荒かったように感じましたが、人が人を好きになるあの感じ、とっても胸を打たれました。

気になって、好きになって、一緒に居られて。避けられて、なんで?って悲しくなって

これから先があるのか、分からなくて、未来も見えなくて。

切ない気持ち。

かつて、こういう気持ち、味わったことがあるなあ、と。

相手は夫でした。

主人公が好きになる男子はとても誠実で。ここは夫と違うところ(笑)

海ちゃんが、たとえ叶わなくてもずっと好きです、と心を捧げるのに値する人でした。

だからあっさり終わってしまいましたが、とても心に響く映画でした。

以前東京で「ハウル」を映画館で観た時に思い出したのは、のちに夫になった彼のことでした。

そういう人と結婚できたのになあ、ととても残念でもあり。

 

家出から、夫はとても娘に優しくなりました。

(でも昨日娘がおもちゃが意のままにならなくて、大きな声を上げたら「うるさい!」と怒鳴ってましたが)

娘はたまに甲高い声を出します。それは周りの2歳児なら、自分の思い通りにならなかったり、ハイテンションになったりするとよくあること。

そんな時、近くのママは耳がキーンとします「うるさいな~」と言ってしまうこともありますが、大抵は笑いに持っていき、こちょこちょをして「なんだよ~!耳が痛いよ~!」などと言って笑わせます。

夫とは

「娘を第一にすること」

「娘には『ダメ』と言わずにちゃんと注意すること」

「娘の前で口論しない」

「口論しそうになったらその場から離れること」

「精神的に自立する」

など幾つか決め事をしました。そして一ヶ月、やってみようと。

夫は今のところ、とても大人しくしています。娘が失敗しても「自分が悪かった」と言うようになってます。

(でもいつも土下座の後はそうなんですけどね

わたしの方は、なるべく夫には優しく接するように心がけては居ますが、夜中の1時に、ベランダにあるビニールプールの水を流し始めたり、休みの日に台風が来てるのに4回も洗濯したりされると、ついつい声がとがってしまいます反省。

「夫が基本的に嫌い」

そういう気持ちが強くて。

でも、表面上は穏やかに過ぎているので、段々気持ちも和らいできました。

ずっとしまってあったコーヒーメーカーで、夫が好きなコーヒーを入れたり(わたしはコーヒー飲まないので)、部屋を片付けるために収納家具を組み立てたり。

夫はわたし達が留守の間に、自分の持ち物を大幅に処分してました。別々だった寝室ですが、自分のベッドを主寝室に移動して、今は娘がゴロゴロしながら寝ています。

「発言小町」というサイトをご存知ですか?

そこに「コレクションを妻に捨てられました」というトピがあって、趣味の骨格標本を(愛犬の骨も含む。一番大きいのがグリズリー、灰色熊という本格的なボーン・コレクター)、妊娠中の妻が勝手に捨ててしまった、殴りたい、離婚したい、という穏やかでないトピで、目が離せません。

「発言小町」はドラマかと思うほど、多彩なトピが上がっていて、すごい興味深いです

夫も、このボーン・コレクターの方と共通点がありました。「3LDKの部屋のひとつを、自分の好きに使って何が悪い」という考えでした。「俺の家なんだから、俺が好きに使う」と言ってました。

でも、自分の好きなものに囲まれて暮らすほど、うちは広くありません。

広い家を購入するほどの資金も稼いでません。

娘を第一に考えて、背の高い家具は一部屋にまとめ、地震に備えたい。

狭い家なら狭いなりに、家族みんなで気持ち良く過ごせるようにして欲しい。わたしはそう思います。

「自分が第一」ではなく「娘が第一」という考えに変えて欲しい。

夫にそう望んでいます。

 

 

 

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