基本的にギャンブルというものに興味がなく、過去に2、3回、
付き合いで競馬に行ったことがあるくらいで、馬券も数百円程度。
パチンコは一度もやったことがありません(あ、もちろん趣味で
やってる方を否定したりはしません)。
共同経営をしていた友人に逃げられて借金を背負わされ、ついでに
長年付き合った外国人の彼女にも別れを告げられて、人生のどん底
状態でラスベガスにやって来た大前剛(おおまえ ごう)。
日本ではキャリアウーマンだったのに、どういうわけかラスベガスで
コールガールになってしまった梶野理沙(かじの りさ)。
そして、ベトナム戦争の英雄というのが自慢の、ジョン・キングズレイ。
こんなバラバラの3人が、たまたま居合わせたカジノで5、400万ドル
という大金を当ててしまった、という話。
ラスベガスじゅうのカジノにあるスロットマシンがネットワークで結ばれて
いて、当たりが出るまで賭け金はドンドンたまっていく「ダイナマイト・ミリオン・
バックス」。
ここでジャックポットが出れば賞金は独り占め。
これに挑戦していたジョン。そして、ジョンの座ってる台から一台あけて梶野が
座ります。そこに大前がやって来て、ジョンと梶野の間の台に座ります。
大前がちょっと休憩、といって席を離れるのですが、ボーイが「台をキープして
おきますか?」と聞きます。しかし大前は断り、台の前にタバコとライターを置いて
(日本のパチンコではこれでキープの意味になる、そう)トイレに。
なかなか当たりの出ないジョンは、大前の台に移動します。そこはさっきの男の
台よ、と注意する梶野。しかし大前はキープを断って席を離れたため、まあいいじゃ
ねえか、とジョン。
その隣に座っていた梶野が、ジョンが始めようとしたとき、レバーを勝手に倒し・・・
なんとジャックポットが出てしまいます。、つまり5、400万ドルの総取り。
さて、ここで問題が。ジャックポットの出た台は俺がキープしていたと主張する梶野。
しかし梶野はボーイの「キープしますか」を断っています。
ジャックポットが出た台に座っていたのはジョン。しかしそのレバーを倒したのは
梶野。3人の主張はまとまりそうにありません。
カジノ側としては、ひとりにしか賞金は出せないので、そこで3人が山分けするために
取った行動とは・・・
ラスベガスでは「ジャックポットの呪い」という、大当たりを出した人は不幸に
見舞われる言い伝えがあり、ここ最近では大金を手にしたウェイトレスが交通事故
で死んでしまいます。
これはただの「呪い」なのか、あるいは何者かが命を狙っているのか・・・
この3人の話の合間に、「私」と称する(作者かあるいは誰か)人物が、砂漠の真ん中に
ラスベガスがどのように誕生したのか、ギャンブルとは、また日本そして日本人とは、と
いった話が書かれていて、こっちはこっちで深く考えさせられます。
付き合いで競馬に行ったことがあるくらいで、馬券も数百円程度。
パチンコは一度もやったことがありません(あ、もちろん趣味で
やってる方を否定したりはしません)。
共同経営をしていた友人に逃げられて借金を背負わされ、ついでに
長年付き合った外国人の彼女にも別れを告げられて、人生のどん底
状態でラスベガスにやって来た大前剛(おおまえ ごう)。
日本ではキャリアウーマンだったのに、どういうわけかラスベガスで
コールガールになってしまった梶野理沙(かじの りさ)。
そして、ベトナム戦争の英雄というのが自慢の、ジョン・キングズレイ。
こんなバラバラの3人が、たまたま居合わせたカジノで5、400万ドル
という大金を当ててしまった、という話。
ラスベガスじゅうのカジノにあるスロットマシンがネットワークで結ばれて
いて、当たりが出るまで賭け金はドンドンたまっていく「ダイナマイト・ミリオン・
バックス」。
ここでジャックポットが出れば賞金は独り占め。
これに挑戦していたジョン。そして、ジョンの座ってる台から一台あけて梶野が
座ります。そこに大前がやって来て、ジョンと梶野の間の台に座ります。
大前がちょっと休憩、といって席を離れるのですが、ボーイが「台をキープして
おきますか?」と聞きます。しかし大前は断り、台の前にタバコとライターを置いて
(日本のパチンコではこれでキープの意味になる、そう)トイレに。
なかなか当たりの出ないジョンは、大前の台に移動します。そこはさっきの男の
台よ、と注意する梶野。しかし大前はキープを断って席を離れたため、まあいいじゃ
ねえか、とジョン。
その隣に座っていた梶野が、ジョンが始めようとしたとき、レバーを勝手に倒し・・・
なんとジャックポットが出てしまいます。、つまり5、400万ドルの総取り。
さて、ここで問題が。ジャックポットの出た台は俺がキープしていたと主張する梶野。
しかし梶野はボーイの「キープしますか」を断っています。
ジャックポットが出た台に座っていたのはジョン。しかしそのレバーを倒したのは
梶野。3人の主張はまとまりそうにありません。
カジノ側としては、ひとりにしか賞金は出せないので、そこで3人が山分けするために
取った行動とは・・・
ラスベガスでは「ジャックポットの呪い」という、大当たりを出した人は不幸に
見舞われる言い伝えがあり、ここ最近では大金を手にしたウェイトレスが交通事故
で死んでしまいます。
これはただの「呪い」なのか、あるいは何者かが命を狙っているのか・・・
この3人の話の合間に、「私」と称する(作者かあるいは誰か)人物が、砂漠の真ん中に
ラスベガスがどのように誕生したのか、ギャンブルとは、また日本そして日本人とは、と
いった話が書かれていて、こっちはこっちで深く考えさせられます。
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