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赤く燃え上がる勝浦タンタンメン~中華宮下のラージャンメンとは、激辛の中にディープな旨味発見!

2012-03-17 | 勝浦・いすみ・鴨川・南房総・館山・安房郡

3月の4日のサンデーまで行われていた千葉県勝浦市の「ビッグひな祭り」。

街中がお雛様で溢れておりまして、私も行ってきました。

でも一番のミッションは勝浦タンタンメンの視察w

で、勝浦漁港でこの日、勝タンのイベントがあるというので午後12時過ぎに行ってみました。

すると、

ガ~~~ン!!!

既に完売なう。

え~~~、

これは地元でもどえらい人気ですね。

それでどこのお店に行っても、行列、行列。

赤く燃え上がる勝浦タンタンメンの「食べつくしマップ」がございまして、それを片手に勝タン行脚。

熱血勝浦タンタンメン船団は、正会員が24店。

その他に準会員が15店。

準会員の中華宮下さんに行ってみました。

街に溶け込んだ中華屋さん、真っ赤な新調した看板が物凄くインパクトありました。

吸い寄せられるように店内へ。

今日はラージャンメンという勝浦タンタンメンのみの販売。

フジテレビのスーパーニュースでも出てたんですね。

これは期待大。

ちょっと時間がかかって、着丼。

ギャーーーー、真っ赤。

見るからに辛そう。

このドンブリ、スタイリッシュで良いなあ。

麺をリフトアップ。

角ばった細麺に加水は低め。

サクッとした歯ごたえが、ナイス!

スープを一口。

お口の中に、辛いラー油の船団が一気に押し寄せて、啜れません。

辛さでむせ返り、思わず咳きこんだ、ゴホホホ~

でもね、不思議なのが、この玉葱。

以前、八王子のご当地ラーメンでも紹介しましたが、

辛い玉葱が、

油とマリアージュすることで、玉葱本来の甘みが出てきます。

この玉葱も甘い。

どうやらご主人は、この玉葱の甘みを表現するために、注文ごとに玉葱を切って調理されている模様。

なので出来上がりまでに時間がかかっていましたが、こうした手間暇をかけてもお客さんに美味しい勝タンを提供しようという姿勢、

金メダルものの匠ですね。

ラー油の辛さと玉葱の甘さ、このコントラストがたまらなく素敵です。

更にラー油の辛さで隠れていたスープの旨みが、顔を出します。

この豚骨ベースのスープ、メチャメチャ気に入りました。

ただ残念ながら連食を考慮して、完飲は無理。

1954年に誕生した勝タン。

そのルーツは当時、海女さんや漁師さん達が、寒い海仕事の後に冷えた体を温めるメニューとして誕生。

千葉県・勝浦市のご当地ラーメンは、今年更なる広がりを見せるに違いない☆!


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