酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

ワールドカップ決勝戦

2010年07月14日 | サッカー
ワールドカップの決勝も終わってしまいました。
ここんとこ仕事も忙しくなってきて、早朝から起きて観るのがちょっと辛かったこともあり録画観戦。

朝、起きてネットもニュースも見ないようにしておき、帰ってからのお楽しみ・・・と思っていたのですが、その日、全社朝礼で社長がネタにしてしまいました。
しかも延長戦で「スペインが入れよった」と得点経過まで解説されてしまい、全バレになってしまいました。

ダイジェストで観ればいいじゃんという人も多いのですが、サッカーは90分のせめぎ合いを楽しむもの。だから得点経過が判っているとどんな素晴らしいシュートでも「どうせコレは入らないし」という、どこか冷めた目線でしか楽しめなくなってしまう。

0:0の延長戦後半、唯一の得点がW杯の行方を決めた展開。結果はわかってしまっていたが、スペインのパス回しと時折繰り出すオランダのカウンター攻撃に熱くなりました。

残念なことにイエローカードを連発するイングランドの主審。過熱しないようにと早めのカードでコントロールしようとしたのは判るけど、ちょっと過剰な感じがしました。
特に延長後半、オランダのシュートがDFに当たってコーナーキックのはずが何故かゴールキックの判定に。
この直後にスペインの決勝点が決まっただけに、オランダとしては納得できない判定だったと思います。

準優勝に終わったオランダ。
代表チームが乗る旅客機が国境を越えたところに出迎えたのがオランダ空軍のF16。オレンジカラーに塗装した戦闘機がエスコートについたそうです。
きっと優勝用に準備していたのかもしれません。が、準優勝でもオランダのパスサッカーは世界トップクラスだと証明したわけで恥じることは無いと思います。


一方、世界を制したスペイン。
いつも素晴らしいサッカーを見せながら優勝できず、出航しない無敵艦隊なんて言われてきましたがついにW杯を制することが出来ました。
中盤で圧倒的にボール支配、そこから繰り出すスルーパス。絶えず前に進む姿勢が大きな成果を生みました。



そういえば、後に発表されるFIFAランキングとは別ですが、W杯出場の32チームを総括して、優勝したスペインを1位に置き、以下、試合結果によらず健闘ぶりや試合内容を評価してFIFAが順位を決めたそうです。(こんなことやってるなんて知らなかった・・・)

ここで、日本は9位と高評価を得たそうです。きっとFIFAランキングもあがるでしょう。

しかし、ランキングや勝ち点以上に、素晴らしいサッカーがいかに人々を魅了するか、という原点を再び認識させてもらった大会でした。

これからの日本。オランダやスペインのように、全員が連動するチームサッカーを目指して欲しいですね。
お疲れ様でした。
コメント (2)
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