ドコモからhi-hoに移って3日、色々と雑感を。
音声付きなのでセルスタンバイ問題は解消した。と言っても、以前にデータプランとドコモ音声カードで比較した事があったのだが、SC-03Eでは「電池消耗」に大差は無かった。
L-07Cの時は、セルスタに影響されて電池がもりもりと減ってしまったのでrootを取りセルスタ対策を実施したが、SC-03Eでは実用上で問題になるほどの差は感じなかった。
表示上、100%圏外が消えセルスタンバイが消耗する順位が大幅に下がっただけだが、精神的には気持ちがいい。
昼休みにスピテスしてみた。
IIJmioの唯一といってもいい弱点、平日昼間の速度低下が著しい。hi-hoもIIJ傘下だが、もしかしてユーザーが少ないhi-hoならちょっとは早くなるかもと期待していたので実験してみる。
下り0.6MBと若干はマシだがこれは誤差範囲か。まだ日割りパケ支給なので繰り返しテストはやらず。
そういえば、昔、IIJサポから聞いたことがある。「個人会員は実はたいした影響がない、ビジネス会員が一斉に送受信する傾向にあり他のイベントとピークが重なると速度低下する」といった話だった。
企業独自の通信に加え、Windows緊急アップデートやiOSの更新など重たいデータが全国各地で始まると負荷も大きいだろう。
そしてMVNOも3GBとか7GBとデータ枠が増量されているから、これからはデータ量を気にしなくて良くなった個人会員もジャカジャカと使いだして混雑がさらに増すかもしれない。
最大ピーク時に合わせた回線増強を行う訳にいかないので、遅くなるのは、MVNOやMVNEの宿命だ。これはある程度は仕方あるまい。
ちなみに混雑時間以外は、IIJmioもhi-hoも変らず、LTEで20MB前後の速度が出ている。今のところは問題無さそうだ。
楽天でんわ。
まだ数回だけどやっぱりタダで電話が使えるのはありがたい。お店に予約を入れるくらいなら2分とかからない。今までは、電波状態みてpingみて環境が良さそうなところからIP電話で通話していたが、その場で思いついた時に電話できるのは精神的にも楽だ。携帯電話なんだからこれがアタリマエだけど、今までスマホに音声入れたことが無かったのでなんとなく嬉しい。しばらくはいろんなところへ無用の電話をしてみよう。
そうそう、hi-hoアソートのデータSIMが音声SIMから1日遅れで届いた。遅れたのではなく音声を優先したのだ言われるかもしれないが、MVNOへ転出する際の問題点がこの電話が使えないの「不通期間」の存在だ。
私の場合は48時間で済んだが、地域によってはさらにプラス24時間ほどかかることもあるだろう。
やはり、この時代に2日も3日も電話回線が止まるのは勘弁という人も多いことだろう。
だから、MVNOに於ける弱点を補おうと、IIJはBICカウンターで即日MNP完了という有人窓口サービスが必要と考えたはずだ。だがしかし、全国にショップを展開する3大キャリアからしたら、大都市に数か所しかない「カウンター」は少なすぎる。こうしたことでMNPを躊躇してしまう人がいるかもしれない。
が、ここまで書いていて思いついた。
そう電話の「不通期間」を少しでも緩和する方法がある。試してないけど多分そうだ。
私の時は、朝9時頃に旧回線ドコモが圏外になった。そして次の日の午後にSIMが発送され圏外から数えて48時間後に新しいSIMが届いた。MNPによる回線の移行は、3大キャリア間でも同じ。ネットワークを使いその場で処理してしまうから数分からせいぜい小一時間あれば完了しているはずだ。
回線が切り替われば開通テストをしてから梱包などの発送作業。翌日、宅配便が集荷に来てからは、あとは輸送している時間が長いだけなのだ。
だから、「回線断」から「新しい回線」に移行されたあたりを見計らって、リモートで転送電話を開始してしまえばいいじゃないか。
追記
デフォルトでは、「リモート操作が禁止」になってました。
リモート操作を開始(許可)するには、その電話番号から発信し設定変更しなくてはなりません。従って以下の目論みは不可能でした。
以下、の手順は前提条件が成り立っていませんでした。取り消します。
MVNOでも、電話網はドコモそのものを使っている。だから転送電話もドコモと同じでどの電話機からでもリモートで設定できる。
※転送電話のリモート設定は、ネットワーク暗証番号が必要です。初期値はどれも同じです。
例えばFUSION IP-PhoneSMATや050plusを併用している人ならその番号に、家の固定電話でも、隣に座る同僚の携帯でも、電話であればなんでもOKだ。
指定番号へ「転送開始」しておけば、SIMの梱包発送手続きに要する時間と輸送中の「不通期間」に架かってきた電話は、転送先の電話で取ることができる訳だ。
だから、うまくいけば実質的な不通期間は1時間もかからないかもしれない。
そうだ、hi-hoやIIJは、こうした事をもっと積極的に広報すればいいのに。
「回線の移行が完了しました。これ以降は転送電話を開始すると、ご指定の番号で着信できます。SIM到着までの期間は転送電話をご利用ください」とメール1本出すだけで多くの人の不安を解消できるのだろうに。
金もかからないし、ぜひお勧めしたいMNP販促策だ。と、ここで小さく書いておきましたが誰も読んでないな(笑)