Goto九州の旅、マイクロツーリズム、アゲイン。
1泊目 雲仙九州ホテル
2泊目 リッチモンド熊本
3泊目 今宵の湯宿 悠然
です。
1泊目の雲仙九州ホテルに続き2泊目はリッチモンドホテル 熊本新市街です。
温泉でもなく特筆すべきホテルではないのですが、今回の予約は「実質ゼロ円」だったので簡単にご紹介します。
24平米ツイン おとな二人朝食付きに、更に「1Fいねや」で使える夕食券6,000円がもらえるプランでした。
じゃらんで26,200円で販売。
県民割「くまもと再発見の旅」で、-10,000円
熊本市の助成金「LOOKUP Kumamoto(ルックアップ熊本)」で、-4,000円
じゃらん夏クーポンが -2,000円
これを差し引きして支払額は、10,200円になります。
私はじゃらんポイントを200円分使って、チェックイン時にぴったり1万円支払いました。
これに対して、県民割クーポンが4,000円分と夕食券6,000円分を頂いたので「実質ゼロ円」です。
県民割は、Gotoトラベルに代わり各都道府県単位で支援しているもので、2022年8月時点ではブロック割として「沖縄県を除く九州各県」が共通して利用できます。
加えて熊本市が独自に実施している「LOOKUP Kumamoto」は、宿泊+何かプラスアルファの企画に対し、4,000円分を補助するものです。
プラスアルファは、宿泊と朝食以外の「何か」とセットになっているのが条件で、こちらリッチモンドでは「夕食」がそれにあたります。他にもアクティビティや体験プランなんかをセットにして販売されているホテルもありました。
ビールに焼酎を飲んで、お支払い7,200円(うちクーポン6,000円)でした。
通常であればツインで1万円代半ば程度の設定が通常料金なのですが、助成金の上限から逆算して26,200円のプランを用意されたのではないでしょうか。
熊本市の「ルックアップ熊本」は、全体の予算枠がそう大きくないので、販売開始から数日程度でどちらのホテルも完売になっていました。
久しぶりに熊本市中心部に宿泊しましたので、翌日は熊本城を見学してきました。
2016年に起きた熊本地震で大きな被害が出た熊本城。2021年から、復旧した天守閣を中心に特別公開されました。
天守閣の復旧を優先したのですが、他の城郭はまだまだ地震被害そのままです。ですが、空中遊歩道を設けたことで危険な場所をバイパスしながらお城全体を見学することができます。
逆に、この空中回廊のお陰で階段や坂道を上り下りする必要もなくなりました。
崩れた石垣はナンバリングされています。これを元の位置に一つ一つ戻すんですねー。
被災前の写真と、被災後の比較写真が展示されていました。地震の発生時刻は午前1時25分、もし日中に発生していたならば人的被害も相当に出た事でしょう。
以前、「熊本城は天守閣も石垣も過去の修復工事の記録や測量を元にして昔の通りに復旧させるんだよ」と会社の中国人スタッフに言ったら「中国では王朝が変るたびに全部焼き払われるので記録なんて残ってないです」と言われました。
歩道沿いに組んであった石壁。ガイドさんに聞いたら「これは観光客の皆さんを守るための臨時です、復旧が全て終わったら取り除きます」とのこと。地中に杭を打つことができずバラスを積んだ防護壁にしたそうです。
復旧工事だからと鉄板で囲ったりせず手間をかけてるんですね。
特別公開中ということで、秘密の?地下通路も見学できました。天守閣から地下を通り城外へ抜ける道だそうです。
攻め落とされた時の脱出通路なんですね。
まだまだ復旧半ばですが、天守閣が立派に立ち上がったことに元気をもらいました。
日本の築城技術ってすごいですね。
旅行日:2022年8月12日