酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

5.1chサラウンドスピーカーをフロント配列する、YAMAHA RX-V483

2018年02月11日 | モバイル&PC&AV

先日、購入したYAMAHA AVレシーバーRX-V483に、5.1chサラウンドスピーカーを接続しました。



最初は、3.1chフロント配置だったのですが、すぐに5.1chに拡張したくなりサラウンドスピーカーを追加しました。旧システムのBOSE321(初代)を、リサイクルショップのセカンドストリートが5,000円で買い取ってくれたので、その予算内で買えるNS-PB40(B)を購入しました。

AVレシーバー本体は高さが161mmあり、私のテレビラックには収まりません。別のAVラックを引っ張り出してきてその上に置きました。


背面から各種ケーブルを取り出します。

奥から、HDMIがTV(ARC)、REC ON、DIGA、Chromecast、MediaWave。手前がスピーカーケーブル、あとアンテナ線や電源ケーブルがごちゃごちゃと・・・。掃除不可指定地区になりました。

ラック内には、REC ON、DIGA、MediaWaveを押し込みます。


手前は拡張リモコンのeRemoteです。もう3年ほどになりますが便利に使っています。最近はAmazon Echoとの連動で何かと炎上気味のようですが、ネットワークリモコン(赤外線リモコン)として使うには大変便利なガジェットです。

私は各種リモコンを移植したうえで、連続して作動させたいものをマクロに登録しています。


テレビオン、デッキオン、スピーカーオンなど一連の動作がワンタッチで実行できます。色々と装置類が増えてくると、あっちの操作はこっちのリモコン、こっちの電源はまた別のリモコンと、両手でリモコンジャグリングですか? eRemoteならさっとワンタップで操作完了です。


ただ、今回、ひとつ盲点がありました。新しく購入したサラウンドスピーカーのうちサブウーファーにはリモコンが付いていません。フロントにある物理スイッチで電源オンオフするタイプですが、これは最初から分かっていたので予めリモコンコンセント(オーム電機OCR-05W)を購入しておきました。
この製品は直接電源部分を赤外線リモコンでオンオフするものですが、オンの信号とオフの信号が別になっていました。つまり今までのeRemoteでは、電源を入れる時も消す時も同じマクロをタップすれば良かったのですが、SWのオフ信号を別に用意しなくてはなりませんでした。

結果、ワンタップで全点灯、ワンタップで全消灯をやりたかったので、オン用マクロとオフ用と二つ用意することで対応しました。



さて、スピーカーの配置ですが、うちの部屋のレイアウトの都合上、左右スピーカーをテレビの両脇に設置することができません。またリヤスピーカーも後ろに置くのが難しかったので、全部フロントに、そして非対称に設置することにしました。

左フロントスピーカーは、壁際にオフセット。


フェイクのグリーンでスピーカーケーブルを隠します。左端にタッパーで再生中の豆苗が写ってました(笑)なぜかここに置く妻。

リアスピーカーはカーテンレールの上に。ケーブルを這わせコルクボードを敷いてその上に設置。落下防止用にタイラップで固定しています。NS-PB40(B)は、しょぼい部類のスピーカーですが、その重量が0.6kgと軽量なところを重視して購入しました。また将来、リアの壁掛けに回すかもしれません。


これで狭い我が家でも5.1chサラウンドスピーカーが設置できました。正面から見て左フロントスピーカーがオフセット、リアスピーカーも正面に配置。さて、これでサラウンド感はあるのでしょうか。


部屋を閉め切り、換気扇や暖房器具を止め雑音を排除してから、YPAO(自動音場補正機能)を実行します。ボーっとかズーとかピーとか順番に各スピーカーが発するテスト音声を視聴位置のマイクが拾い、距離や位置関係、壁や天井の反射音を計測し、自動で最適解を出してくれます。
演算結果を見ると、左サラウンドスピーカーの距離が4mとか、そんな広い部屋じゃありませんよ?というような結果でしたが、ま、そのままにしてあります。

併せて、ヤマハにはバーチャルシネマフロントという機能があり、後方に設置できないリアスピーカーも疑似的にサラウンドしてくれるそうです。

実際に映画を視聴してみると、結果から言うとサラウンド感は「録音しだい」だということです。効果音が左右およびリア(正面)から流れますが、そこに特に色付けした作品は素晴らしいサラウンド感を得ることができます。逆に元の録音がサラウンド感を強調していない作品だと、まぁ正面から全部聞こえますよね、という事です。

AVレシーバーがそれなりの疑似効果を与えてくれるので、素の2.1chや3.1chよりはマシですが、包まれるようなサラウンドという訳にはいかないようです。とはいえ、サブウーファの低音と、幅広いサラウンド効果で映画を観るのが楽しみになりました。

ちなみにテスト視聴したのはNetflixやAmazonプライムから、Chromecast経由で、「ブラックホークダウン」「フューリー」「ダークナイトライジング」「アルマゲドン」「マトリックス」などです。
見せ場の戦闘シーンやアクションシーンでは、かなりの臨場感が増しますし、特に「バッドマン」シリーズでは低音がずーんずーんときてます。
また「アルマゲドン」や「マトリックス」では、細かな効果音、例えば薬きょうやガラス破片が落ちる音など今まで聞こえなかったような音が、へー、ここでこんな音が鳴っていたのか、ということが分かるようになりました。

15年前に15万円で購入したBOSE321の2.1ch疑似サラウンドと比較しても、今の各種サラウンド技術の向上のほうが効果は上回ります。低音がご機嫌なBOSEスピーカーも、今のサブウーファのほうが圧倒的に効果が体感できます。
ジャズやクラシックなど本格的に音を楽しみたい方にはどうだろうかと思いますが、うちのように映画やスポーツ中継を中心にみる家庭には十分にお薦めできると思います。



ps.
AVシアター初心者あるある

・バナナプラグってケーブルどこから差すの? 
 後ろからでも横からでもいいようです。私はデッキ側は後ろ、スピーカーは横から差しました。

・Netflixに5.1のアイコンが出てないけど契約が必要?
 ChromecastをAVレシーバーに直接させば、手元のタブレットやスマホ、PCの画面で対応作品は「5.1」と追加で表示されるようになります。


・NHKを見ると、左スピーカーから日本語、右から英語が流れるんですよ
 テレビまたはHDDレコーダー等の「HDMI」音声出力を、AACからPCMにすると防げます。

・AVレシーバー本体に表示される「DPL Movie」ってなんだ?
 Dolby Pro Logicの略です。AVコントローラー(スマホアプリ)で、DSPのDPL(X)をタップするとMusicとMovie、Gameと順番に入れ替わります。

・AmazonプライムミュージックはBluetoothで聴ける?
 bluetoothでもOKですが、スマホやパソコンのスピーカー接続がどれか使っていると切り替えるのが面倒なので、Chromecastで飛ばしています。2018年2月現在、AmazonもChromecast対応中です、いつ止めらるか分かりませんが。

vTuner ホームページにログインできない
 製品のユニークIDを入力してください。に対して正しいMACアドレスを入力するも、 The ID # you entered was not found のメッセージで入力できない。・・・私も困ってます。
 
 RX-V483/583はインターネットラジオのデータベースがvTunerからairable.Radioに変っていました。そりゃログインできない訳だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

モバイル&PC&AV」カテゴリの最新記事