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今更ながらなんですが・・・。
ようやくマルティン・シュタットフェルトの「ゴールドベルグ変奏曲」のCDを手に入れたので聴いてみました。彼のこの曲は「グレン・グールドの再来」と騒がれたとのことで、ついでにグールドの2回の録音も聴きました。
う~ん、気に入ってる方には悪いけどグールドの再来ねぇ・・・。どの辺りがぁ?でした。
とってもクリアで均質できれいな音だし、テクニックも勿論非のうちどころがない演奏、だけど清潔すぎて冷たいという印象。目が痛くなるような白い部屋という感じ、一点のシミも許さないというか・・・。現代という時代がこういうちょっと冷静でひんやりする感じの演奏を求めているのでしょうか。
だから、余計にその後にあらためて聴いたグールドの演奏はとにかくしなやか、すごいなぁ
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