7日に松竹座昼の部を観に行ってきました
今年の初芝居です
急に寒くなり、7日は
が降っていて、さらにものすごい寒風が吹いていたので、劇場へ走って飛び込みました
外は真冬でしたが、劇場の中はとても暖かく、着物を着た方がたくさん来られていて、とっても華やか
まるで春の中に飛び込んだようでした



毛谷村(けやむら)
毛谷村六助…中村翫雀
微塵弾正…片岡進之介
娘お園…中村扇雀
一味斎後室お幸…坂東竹三郎
弥三松役の池田悠汰くんが、とっても可愛かったです
観ていてハラハラドキドキ
でも周りだけがドキドキしていて、本人はとても冷静。
しっかりセリフも言えてたし、ちょこんと座ってる姿は、お人形さんのようでした。
このお話は、虚無僧だと思っていたら実は女性お園、お園が敵だと思っていた人が実は許婚の六助、六助が養っている子供がお園の甥、六助が家の中へ招き入れた老女がお園の母親と、ゴチャゴチャになりそうですが、テンポ良く展開していき、飽きません。
翫雀さん、扇雀さんのコンビも爽やかで、特に扇雀さんが六助が許婚と知った途端、態度がコロッと変わる所がコミカルで楽しかったです。
勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶…市川團十郎
富樫左衛門…市川海老蔵
源義経…坂田籐十郎
今回楽しみにしていたのは、やっぱりこの勧進帳です。
弁慶が出てくる瞬間は、なんだかブワァッとすごい空気が漂いますが、今回は特に客席から「團十郎さんだ~」という温かい気持ちがあふれ出たような感じでした


元気な姿を拝見できて、とても嬉しいです
お正月から團十郎さんの弁慶が観られて幸せです。
これからもお元気で、たくさんの弁慶を見せて頂きたいです。
封印切(ふういんきり)
忠兵衛…坂田藤十郎
梅川…片岡秀太郎
八右衛門…片岡我當
封印切は今までに何回観たのでしょうか?
何回観ても、同じものは一度もありません。
秀太郎さんが守ってあげたくなるほど可愛かったです。
吉弥さんのおえんさんは、知的でスッキリ。八右衛門への啖呵もビシッと決まって、とてもかっこよかったです。
おえんさんがとてもきびきびと頼りがいがあるので、梅川の頼りなげな感じが際立ちました。
忠兵衛と八右衛門がお金を火鉢に打ちつけて音を聞く場面では、本当にそれぞれのお金の音が違いました
。
今まで気にした事はありませんでしたが、今回はそれがすごく気になって、「ホントだ
忠さんの音、ちょっと違う…
」って、少し疑う気持ちになってしまいました。
八右衛門さん、お金をコツコツと火鉢に打ちつけてるのに「ザクザク~ザクザク~」と音表現するなんて、面白いですね。
いつも書いている事ですが、本当に舞台って一期一会。
同じ演目でも、全く違います。
だから何度観ても面白いんでしょうね。
今までは役者さんばかりに目がいってましたが、ちょっと余裕が出来てきたのか、やっと唄、三味線、鳴物などにも目がいくようになってきました
少しずつ、お顔と名前も覚えていってます。覚えると、その方が舞台に出られていると親近感がわきます
まだまだ歌舞伎の楽しみ方がいっぱいあるなと感じる、今日この頃です。

今年の初芝居です

急に寒くなり、7日は


外は真冬でしたが、劇場の中はとても暖かく、着物を着た方がたくさん来られていて、とっても華やか

まるで春の中に飛び込んだようでした




毛谷村(けやむら)
毛谷村六助…中村翫雀
微塵弾正…片岡進之介
娘お園…中村扇雀
一味斎後室お幸…坂東竹三郎
弥三松役の池田悠汰くんが、とっても可愛かったです

観ていてハラハラドキドキ

でも周りだけがドキドキしていて、本人はとても冷静。
しっかりセリフも言えてたし、ちょこんと座ってる姿は、お人形さんのようでした。
このお話は、虚無僧だと思っていたら実は女性お園、お園が敵だと思っていた人が実は許婚の六助、六助が養っている子供がお園の甥、六助が家の中へ招き入れた老女がお園の母親と、ゴチャゴチャになりそうですが、テンポ良く展開していき、飽きません。
翫雀さん、扇雀さんのコンビも爽やかで、特に扇雀さんが六助が許婚と知った途端、態度がコロッと変わる所がコミカルで楽しかったです。
勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶…市川團十郎
富樫左衛門…市川海老蔵
源義経…坂田籐十郎
今回楽しみにしていたのは、やっぱりこの勧進帳です。
弁慶が出てくる瞬間は、なんだかブワァッとすごい空気が漂いますが、今回は特に客席から「團十郎さんだ~」という温かい気持ちがあふれ出たような感じでした



元気な姿を拝見できて、とても嬉しいです

お正月から團十郎さんの弁慶が観られて幸せです。
これからもお元気で、たくさんの弁慶を見せて頂きたいです。
封印切(ふういんきり)
忠兵衛…坂田藤十郎
梅川…片岡秀太郎
八右衛門…片岡我當
封印切は今までに何回観たのでしょうか?
何回観ても、同じものは一度もありません。
秀太郎さんが守ってあげたくなるほど可愛かったです。
吉弥さんのおえんさんは、知的でスッキリ。八右衛門への啖呵もビシッと決まって、とてもかっこよかったです。
おえんさんがとてもきびきびと頼りがいがあるので、梅川の頼りなげな感じが際立ちました。
忠兵衛と八右衛門がお金を火鉢に打ちつけて音を聞く場面では、本当にそれぞれのお金の音が違いました

今まで気にした事はありませんでしたが、今回はそれがすごく気になって、「ホントだ


八右衛門さん、お金をコツコツと火鉢に打ちつけてるのに「ザクザク~ザクザク~」と音表現するなんて、面白いですね。
いつも書いている事ですが、本当に舞台って一期一会。
同じ演目でも、全く違います。
だから何度観ても面白いんでしょうね。
今までは役者さんばかりに目がいってましたが、ちょっと余裕が出来てきたのか、やっと唄、三味線、鳴物などにも目がいくようになってきました

少しずつ、お顔と名前も覚えていってます。覚えると、その方が舞台に出られていると親近感がわきます

まだまだ歌舞伎の楽しみ方がいっぱいあるなと感じる、今日この頃です。