
18~20日まで、山形へ行ってきました。
藤沢周平が愛した庄内と、作品「蝉しぐれ」の原風景を訪ねるためです。伊丹から1日に1本出ている飛行機で庄内へ
寒さは覚悟していましたが、大阪とは風の冷たさが全然違いました
帽子にマフラー、ダウンコートと防寒対策バッチリ
でも山形の人は、とっても薄着でした。まだまだ寒さは序の口なんでしょうね。
空港からは車で羽黒山へ直行しました
=3
〈羽黒山神社大鳥居〉
映画「蝉しぐれ」で、文四郎が捕らえられた父に面会に行くシーンが、羽黒山の表参道で撮影されました。山頂へは車で簡単に行けますが、蝉しぐれファンとしては、あのシーンが撮影された石段を見なくてはと、↓の参道入口から歩いて向かいました。あいにくの天気で、傘をさしながらの登山となりました
〈参道入口の鳥居と奥の随神門〉
〈神橋と祓川(はらいがわ)〉
昔、人々はこの祓川で身を清めてから登ったそうです。
〈爺杉(じじすぎ)〉
神橋をこえて少し行くと、高さ42m、樹齢約1000年の爺杉があります。
〈五重塔〉
平将門が寄進したとされる五重塔。長い間の風雪にも耐えてきたという感じの木肌が見え、ひっそりと、でもどっしりとたたずんでいました。

〈一の坂〉
この一の坂で映画の撮影は行われたそうです
山頂までは石段が2446段あり、樹齢300~600年の杉木立が続きます。

二の坂はすごく坂が急で、一番きつかったです
登り始めた時は寒くて寒くてどうしようもなかったのに、この頃にはほかほか温かくなりました。

途中に「二の坂茶屋」があり、そこで休憩できると思っていたのですが、もうすっかり冬支度で、茶屋の周りは囲いで閉鎖されていました
そのため、所々にある社で雨をしのいで休憩しました。
確かに人が全然いません。すれ違ったのは、下山する一組の夫婦だけでした。

三の坂を越えて、ようやく山頂に到着

麓から1時間ちょっとの道のりでした。
山頂へ着いた途端、雪が激しく降り出し、あっという間に一面真っ白になりました

出羽三山とは、南北に連なる羽黒山、月山、湯殿山の総称です。羽黒山頂の出羽三山神社は、羽黒山の祭神に加え、冬期の参拝が不可能な月山、湯殿山の祭神を合祀した三神合祭殿(さんじんごうさいでん)となっていて、ここ一カ所を参拝すれば、三山を詣でたことになるそうです。

神社も冬支度を始めていました。
〈境内の鐘〉
体が芯まで冷えたので、羽黒そばで温まりました。山菜たっぷりの醤油味で美味しかったです

私は雪が大好きなので、羽黒山頂で美しい雪景色を見ることができて、幸せでした。

神社境内には出羽三山歴史博物館があり、出羽三山の歴史と文化を物語る資料が展示されています。個人的には仏像が大好きなので、資料館1階に展示されていた多くの仏像がすごく興味深かったです。
さて、帰りはどうするか?と考えた時、雪が積もっていたら危険だなと思いつつ、来た道を見てみると、なんとか行けそう。
もと来た道を引き返しました。
帰りの方がきつかったです。足はガクガクになるし、雨で濡れて滑るし、辺りは暗くなってくるし、人っ子一人いないし、とても心細かったです
でもこの石段を登ってこそ、羽黒山を全身で感じる事ができます
新緑の季節も、きっとすごく綺麗だと思います。
また行ってみたい山です
この日は羽黒山で一日が終わりました。
次に続きます…
藤沢周平が愛した庄内と、作品「蝉しぐれ」の原風景を訪ねるためです。伊丹から1日に1本出ている飛行機で庄内へ

寒さは覚悟していましたが、大阪とは風の冷たさが全然違いました


でも山形の人は、とっても薄着でした。まだまだ寒さは序の口なんでしょうね。
空港からは車で羽黒山へ直行しました


〈羽黒山神社大鳥居〉
映画「蝉しぐれ」で、文四郎が捕らえられた父に面会に行くシーンが、羽黒山の表参道で撮影されました。山頂へは車で簡単に行けますが、蝉しぐれファンとしては、あのシーンが撮影された石段を見なくてはと、↓の参道入口から歩いて向かいました。あいにくの天気で、傘をさしながらの登山となりました


〈参道入口の鳥居と奥の随神門〉

〈神橋と祓川(はらいがわ)〉
昔、人々はこの祓川で身を清めてから登ったそうです。

〈爺杉(じじすぎ)〉
神橋をこえて少し行くと、高さ42m、樹齢約1000年の爺杉があります。

〈五重塔〉
平将門が寄進したとされる五重塔。長い間の風雪にも耐えてきたという感じの木肌が見え、ひっそりと、でもどっしりとたたずんでいました。

〈一の坂〉
この一の坂で映画の撮影は行われたそうです

山頂までは石段が2446段あり、樹齢300~600年の杉木立が続きます。

二の坂はすごく坂が急で、一番きつかったです

登り始めた時は寒くて寒くてどうしようもなかったのに、この頃にはほかほか温かくなりました。

途中に「二の坂茶屋」があり、そこで休憩できると思っていたのですが、もうすっかり冬支度で、茶屋の周りは囲いで閉鎖されていました

そのため、所々にある社で雨をしのいで休憩しました。
確かに人が全然いません。すれ違ったのは、下山する一組の夫婦だけでした。

三の坂を越えて、ようやく山頂に到着


麓から1時間ちょっとの道のりでした。
山頂へ着いた途端、雪が激しく降り出し、あっという間に一面真っ白になりました


出羽三山とは、南北に連なる羽黒山、月山、湯殿山の総称です。羽黒山頂の出羽三山神社は、羽黒山の祭神に加え、冬期の参拝が不可能な月山、湯殿山の祭神を合祀した三神合祭殿(さんじんごうさいでん)となっていて、ここ一カ所を参拝すれば、三山を詣でたことになるそうです。

神社も冬支度を始めていました。

体が芯まで冷えたので、羽黒そばで温まりました。山菜たっぷりの醤油味で美味しかったです


私は雪が大好きなので、羽黒山頂で美しい雪景色を見ることができて、幸せでした。

神社境内には出羽三山歴史博物館があり、出羽三山の歴史と文化を物語る資料が展示されています。個人的には仏像が大好きなので、資料館1階に展示されていた多くの仏像がすごく興味深かったです。
さて、帰りはどうするか?と考えた時、雪が積もっていたら危険だなと思いつつ、来た道を見てみると、なんとか行けそう。
もと来た道を引き返しました。
帰りの方がきつかったです。足はガクガクになるし、雨で濡れて滑るし、辺りは暗くなってくるし、人っ子一人いないし、とても心細かったです

でもこの石段を登ってこそ、羽黒山を全身で感じる事ができます

また行ってみたい山です

この日は羽黒山で一日が終わりました。
次に続きます…
そうですね。もう訪れるには最後だったと思います。すぐに雪がたくさん降り積もることと思います。
冬期は通行止めになるそうですが、五重塔までは行けるそうです。
雪化粧した五重塔も美しいでしょうね
お山の神々しさが伝わるよいお写真ばかりですね。訪れるには最後でこれから春まで深い雪に覆われるのでしょうか。
連載楽しみにしています。
飛行機は50人乗りで小さかったです。
頭をゴンゴン打ってしまいました
私も揺れるかなと思いましたが、それほど感じなかったです。
羽黒山は写真で見ていたのと、実際登ったのとでは、やはり全然違いました。
ZEISSさんもぜひ行って写真を撮ってみて下さい。天気の良い日だったら、杉木立の間から光が差し込んで、美しい写真が撮れると思います
山寺も行ってみたい所の一つです
1時間の登山は、私にとってはちょうど良い距離でした。雨が降っていて天気は悪かったのですが、石段がしっとり濡れて、それもまた良い感じでした
蝉しぐれのオープンセットを見たいと山形行きを決めたのですが、山は一人では危ないということで両親と一緒に行ってきました。
確かに誰も登ってなかったので、一人で行って滑って転んだりしても誰も助けてくれません。季節の良い時なら、登る方もたくさんいて大丈夫だと思うのですが
庄内を旅しながら、蝉しぐれのシーンが蘇ってきました
なかなか趣もあり神聖な感じが満ち溢れたすばらしい所ですね。たくさん写真を見せていただいて充分雰囲気を堪能させていただきました。
わたしもぜひ一度行ってみたいです。
それにしても羽黒そば 具だくさんでおいしそう~~
出羽三山神社は修復中で、全体を見られなかったのが残念でしたね。凄く重厚ないい神社でした。帰りに藤沢周平の生まれた鶴岡市に寄ろうかとも考えたのですが、横浜への帰還が遅くなりそうだったので、又の機会にしました。写真を色々みせて頂き、有難うございました。感動が蘇りました。
えー、こんなに小さいんだあ・・・と。
かなり昔に乗った、羽田⇒釧路便よりもさらに小さいような。
揺れませんでしたか?
さて、羽黒山ですが、麓と頂上ではえらい違いですね。
秋から冬へと一変して寒さもきつかったと思います。
仰るように、山道は登るよりも下るほうが大変です。
滑りますし、膝に負担がかかりますから。
私も尾瀬で二回ほど尻餅をついちゃいました
るみさんが頑張ったので、私は暖かい部屋で羽黒山の景色を楽しませていただきました。
でも、この感動は行った人にしか味わえないんだろうなあ!と思いながら・・・
続編も楽しみにしています。
ありがとうございました。