前回に続いて今回 “宮崎”繋がりで紹介するのは、宮崎県日向市沖に広がる日向灘が一望できる絶景の景勝地「米ノ山(こめのやま)標高192m」の山頂付近で見られた巨石群です。(現在山頂付近は駐車場や展望所などが整備されていて、どうやら以前あった巨石などは、現存しているか不明です。)
素晴らしい展望台よりの眺め(写真クリックで拡大)
近くには景勝地「馬ケ背」があり日向灘を望むビューポイントです。
米ノ山周辺は、ハンググライダーの飛行場があり日向市内を一望できる夜景が美しい場所でも有名なんだそうです。
山頂付近には露出した岩がゴロゴロ点在しています。
過去に、ここを訪れた鳥居龍蔵博士がここより海岸に向けて一線をなす「石垣」を発見し古代の山城の跡とも言われる「神籠石」のひとつではないかと述べています。
残念ながら今では見ることは叶いませんが、山頂付近に点在しているこの巨石は、かつて築かれていたその痕跡なのかも知れません。
メンヒル 八大龍王権現を祀っています。
周辺の巨石群
こちらは、北側を指す朱色に塗られたメンヒル
ストーンサークルには、必ずキーストーンがあって意味を成す方向へ置かれていると聞きます。
山頂付近には、ストーンサークルがあるという情報から周辺を探してみたもののハッキリとわかるものは結局見つかりませんでした。
それらしき列石遺構は見受けられましたが…。
こちらも何となく環状になっているような…。
直角三角形の線刻のある石を発見!
どう見ても自然に書かれたものでは無く、あきらかに人為的に書かれたものと思われます。
(撮影日:2004.2)
※ 訪問日が2004年で、かなり時間が経過しています。現状と異なっている可能性もございます。ご了承ください。
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