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Linix は Windows からの乗り換えに適しているか(序章)

2025年03月10日 | デスクトップパソコン
先月 Windows11(24H2)は 第10世代以前の intelCPUは非対応になる…
とネット界隈で話題になりましたが、正式にはOEMメーカーに「今後販売するのは第11世代以降のCorei プロセッサにしてね」というものでした。

また今後 Windows はサブスクになるとの噂も流れたのですが、今これをやってしまうと一気に Windows 離れが起こると考えられるので暫くは現状の買切り形式のまま変わらないと思います。

とはいえ今年の10月に Windows10、Windows11(23H2)、MS-Office 2016・2019 のサポートが終了するので新しいPCに買い換えを考えているユーザーも多いと思います。
ショップ(特に家電量販店)では「10月から Windows10 のPCは使えなくなるので新しいPCに買い換えてください」とアナウンスしていますが、いきなり使えなくなる訳ではありません。サポートが終了し今後アップデートされなくなるため不具合やセキュリティー対策がなされずウィルスに対して脆弱になる…というのが正しいです。

インターネットへ接続せずUSBメモリなどを使用し他のPCからデータのやり取りをしなければ Windows10 を使い続けられます。また有料 ESU サブスクリプションを契約すればセキュリティー対策のみですが更に3年間延長してセキュリティ更新プログラムを受け取れます。

が、あくまで延命処置のため、今から Windows11対応のPCに買い替える準備をしておいた方が良いでしょう。では今使っている Windows11非対応のPCはどうしたら良いのかというと…TPM2.0や対応していないCPU情報を回避して最新のWindows11をインストールする手がありますが、毎年恒例の大型 WindowsUpdate が行えないため都度 Windows11をクリーンインストール羽目になります。

また古いハードや Windows を使い続けると特定のアプリが正常に動作しなくなります。これはアプリ製作側が新しい Widnows 環境で動作することを前提にプログラムしているので何時か古い環境は切り捨てられます。

Windowsを使っている限り定期的にPCを買い換えることになりますが、今使っているPCは廃棄しなければならないのか…というと他の OS をインストールすれば暫くは現役でいられます。SNSでは「これを機に Linux に乗り換えるぞー」といったツイートをよく目にしますが本当に Linux は Windows の変わりになるのかを Windowsユーザー目線で確認したので次回その内容について掘り下げて話をしていきたいと思います。

ちなみに、今回のこの記事は ZorinOS(Linux)の Chromeで書いています。



次回、紹介予定の Linuxディストリビューション は以下の4つです。

・Ubuntsu
・Linux mint Mate
・ZorinOS
・Q4OS

今この続きを鋭意執筆中なので、しばらくお待ちくださいませ…
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4K液晶モニタ(EX-GCU271HXAB)のファームウェア更新

2025年02月19日 | デスクトップパソコン
2023年末のブラックフライデーで購入した 160Hz対応4K液晶モニター(EX-GCU271HXAB)に交換してから PSO2ngs を遊んでいるとき僅かに引っかかるような違和感を感じていました。

 
ゲームは 60fps を下回らないように設定しており平均100fps以上でているのでPC側の問題ではなさそうでした。モニターの仕様を確認するため I-O DATA のサイトを覗いてみると…なんとこの製品、発売当初は NVIDIA G-SYNC Compatible に対応していませんでした。

ハイリフレッシュレートの液晶モニターは G-SYNC に対応しているのは当たり前だと思っていたので盲点でした。もっと早く気付けよオレ… orz

幸いにもメーカーサイトに G-SYNC 対応のファームウェアが公開されていたのでアップデートすることにしました。アップデートファイルは以下のアドレスからダウンロード可能です。


アップデートファイル適用後ゲーム中の変な引っ掛かりはなくなりヌルヌル動くようになりました。ファームウェアの適用法は以下のとおりです。

1.ダウンロードしたファイルをUSBメモリに保存
 ※ USBメモリは空の状態にしておいたほうが安全です
2.モニターのメンテナンス用USB端子にUSBメモリを挿入
3.モニターのメニューからファームウェアの更新を実行
4.モニターの再起動

販売開始当初 EX-GCU271HXAB を購入された方は一度ファームウェアのバージョンを確認してみてください。Ver.1.0.33より前の場合アップデートすることにより G-SYNC だけではなく動作の安定性も向上するのでオススメです。
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Lossless Scaling でゲームを快適に

2025年02月06日 | デスクトップパソコン
先月末 Nvidia からGeforce RTX5090 と RTX5080 が発売されました。
レビューサイトの情報では RTX5090 は RTX4090 から順当に性能向上が図られたのですが瞬間最大電力は600超えと扱いが難しく RTX5080 にいたっては RTX4080 Super と比べパフォーマンスは微増で全世代の RTX4090 に全く追いつけていないという残念な結果が報告されました。

スペック表とパフォーマンスを比較してみると CUDAコアが増えただけの性能向上で新アーキテクチャの恩恵は皆無といっても差し支えなさそうです。

また今月末に RTX5070Ti と RTX5070 が販売されますが発売日の前日までレビューが解禁されないということはそういうこと(お察し)なのでしょう。
RTX5070Ti を買う気満々で RTX4070TiSuper に手を出さなかったのですが安いうち(13万円以下)に買っておけばよかったとかなり後悔しています。

私の予測では製品ごとの性能は以下のようになると考えています。

RTX5090 >> RTX4090 >> RTX5080 > RTX5070Ti ≒ RTX4080Super > RTX4070TiSuper > RTX5070 ≒ RTX4070Ti > RTX4070Super

NVIDIAの戦略で旧世代の RTX4070 以上の製品は既に生産終了しており出回っている製品は在庫のみなので価格が高騰しています。RTX5000シリーズが残念な感じなので少しでも安く購入できる RTX4000シリーズを購入したくなる気持ちは分かります。

では RTX5000 シリーズを買う意味はないのかと聞かれると新製品に付加価値をつけて差別化を図っているので一概にそうとは言えません。ゲーム用途だけに絞ってみても DLSS4(マルチ フレーム生成と強化されたスーパー解像度 )でのパフォーマンスアップは魅力です。

ただ RTX3000 シリーズ以降のグラボを持っている方は DLSS4 のためだけに高価な RTX5000シリーズを購入するのは少し待った方がよいかも知れません。
今回の主題である Lossless Scaling を使えば、グラボを選ばずアップスケーリングとマルチフレーム生成が可能となります。しかも800円で…



Lossless Scaling は2018年12月28日にリリースされ現在でも頻繁に更新を続けています。昨年までのマルチフレーム生成 LSFG 2.3 では残像やチラツキが気になってあまり使っていませんでした…が今年に入って LSFG 3.0 にバージョンアップされ神アプリに進化しました。

マルチフレーム生成 x2 と x3 の残像感やチラつきが大幅に改善され殆ど気にならなくなりました。これによりゲーミングノートPC(RTX3050 laptop)で AAAタイトルのゲームを高リフレッシュレートで遊べるようになりました。

レスポンス(入力遅延)もFPSゲーマーでなければ気付かないレベルだと思います。
私はノートPCでゲームを遊ぶ場合、無線のゲームパッドを使っているのでそちらの方が入力遅延の方が気になりました。

この Lossless Scaling は Steam で購入可能です。
フリーソフトではありません。現在 800円で販売されています。

https://store.steampowered.com/app/993090/Lossless_Scaling/

以降では簡単な Lossless Scaling の使い方と注意点を記します。


Lossless Scalスクロール使い方


・Lossless Scalingを起動



・フレーム生成を LSFG 3.0 に変更

・挿入するフレーム数をモード X2 ~ X4 で指定(DLSS4相当)
数値を大きくするほどフレームレートが上がりますが残像やちらつきが多くなります。

・画面右側を FPS表示と 使用するGPU が表示されるまでスクロールします。



・FPS表示をオン
ドライバレベルでフレーム生成していないので AfterBurne 等のツールでは正確なフレームレートが表示されません。ここをオンにすることでフレーム生成後の値が画面左上に表示されます。

・PC に 搭載されている GPU を指定します。
CPUにグラフィックス描画機能がある場合フレーム生成にCPU内蔵グラフィックを指定できますが非力な内蔵グラフィックを指定すると逆にフレームレートが落ちカクカクになります。

・スケーリングモードを指定
LS1 を指定することにより GTX1080 や GTX1660 など Tensorコア を内蔵していないGPUでもアップスケーリング(CUDAコアによる演算でDLSS相当を実現)が可能です。ついでにシャープネスもかけられます。

RTX2000以降のGPUを搭載している場合は基本オフで…
ゲーム側でDLSSをオンにした方がCUDAが使われずフレームレートが伸びます。ゲームがDLSSに対応していない場合は NIS を指定して強制的にアップスケーリングさせることも可能です。

・仮想フルスクリーンモードでゲームを起動
Lossless Scaling 唯一の欠点ですがフルスクリーンモードでは使えません。
仮想フルスクリーンモードが指定できない場合ウィンドウモードで使用することになります。

・Lossless Scalingをアクティブにして画面右上の「スケールを開始」タンをクリック
カウントダウンが始まるので5秒以内に起動しているゲームをクリックします。※ゲームをアクティブに状態にする

これで DLSS4 相当の恩恵を受けられます。
使用しているGPUにより設定の最適解は異なるので今回ご紹介した値を色々と変更して試してみてください。ゲーム実行中いつでもスケールを解除、再設定可能です。ゲームを再起動する必要はないので気軽に効果を確認できます。



Lossless Scaling の優れている点は DLSS に対応していないゲームやGPUでも超高解像度とマルチフレーム生成が使用でき大幅なパフォーマンス向上が見込まれます。

ただし良いことばかりではなく欠点も存在します。
本来 DLSS は Tensorコアを用い実現しているので、その演算をCUDAコアに任せることによりGPUの基本性能が低下します。ただし超高解像度やマルチフレーム生成の恩恵の方が勝るためゲームのパフォーマンスが向上します。

・60fps → 40fps(Lossless Scalingの実行によるロスでfpsが低下)→ 80fps(LSFG3.0 x2)→
 120fps(LSFG3.0 x3)

イメージとしてはこんな感じです。
GPUが貧弱だと Lossless Scalingによるロスの方が勝ってしまいあまり効果が期待できません。

Lossless Scaling は RTX2000 や RTX3000シリーズを使っていて現状でゲームパフォーマンスに不満のある方には是非試してみていただきたいアプリです。
このアプリのおかげで暫くはRTX3080で我慢できそうです。グラボの高騰はしばらく続きそうなので買い替えは RTX5070Tiが 15万円を切った時かなと考えています。しばらくは今の環境でゲームを楽しみたいと思います。
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低スペマシンでChromeブラウザのパフォーマンスアップを図る

2025年01月22日 | デスクトップパソコン
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

本当はもっと早くブログをアップしようと思っていたのですが…
流行のインフルエンザA型にかかり昨日まで寝込んでいました。

その間、低スペックのChromeBookでネットをチェックしていたのですが…
スクショを多く含む重いHP(楽天やPCWatchなど)では読み込みが遅くページを完全に読み込むまではスクロールがガタついてストレスを感じていました。

そこでChromeの試験的な機能を試したところ思いのほかパフォーマンスが上がりストレスが軽減されたのでこの情報をシェアします。

ただしあくまで試験的な機能なので万人にお勧めはしません。スペックの高いPCでは無理にこの機能を有効にする必要はありません。試す場合は自己責任でお願いします。


Chromeの「Search flags」ページにジャンプ


まずはChromeを起動しアドレスバーに「chrome://flags」と入力し「Enter」キーを押下します。するとChromeの「Search flags」ページにジャンプします。


 3つの機能を「Enabled」に設定変更


以下の3つの機能を「Default」から「Enabled」に変更します。



 Chromeを再起動


設定後 Chromeを一旦終了し再度起動します。



これだけです。

これだけでスクロールのガタツキは軽減され(完全には解消されない)レスポンスもよくなります。

この機能は WindowsPCだけではなく ChromeBookや Androidタブレットでも同様の効果が得られます。ただし何度も言うように試験的な機能なので Chromeに不具合が出た場合は元の「Default」に戻してください。

今のところ手持ちのデバイスで異常は確認されず快適さが上がったので暫くこのまま使い続けたいと思います。Chomeの動作が遅くイラっとしている方はこの機能を試す価値はあると思います。
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Windows起動後に画面が暗転する事象について

2024年12月24日 | デスクトップパソコン
今年最後にブログになります。
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。

今回の記事は表題にもある通りWindows11起動後に画面が暗転する事象についての解決策の一つをご紹介します。

Windows11 24H2にアップデートした頃からメインPCを起動後 Windowsのロック画面で2~3秒ほど画面がブラックアウトした後、正常な表示に戻りログイン後また1度だけ同じ現象が起こるようになりました。

その後 Windows11は安定するのですがゲーム中ごく稀に画面が暗転する事がありました。Windows起動後はめったに起きないのですがゲーム中に起こるのは大問題です。現象としてはグラボの信号が一瞬途絶えモニタがグラボを見失っているように見受けられました。

Winodws11 24H2は不具合が多いと聞いていたので、これもその一つなんだろうなと思い解決策をググって色々な対処法を試してみたのですが解決せず…

丁度その頃 Nvidiaから GeForce Experienceの後継である NVIDIAアプリが公開されアップグレードしたことを思い出しそれが悪かったのかなぁと調べてみると…



同時期に公開されたグラボのドライバーに画面が暗転する不具合の報告が見受けられたので早速最新のドライバー(566.36)にアップデートしてみたのですが問題は解決しませんでした orz

新しいものがダメなら古いものだ!と NVIDIAアプリはそのままにドライバーだけNVIDIAアプリが公開される前のバージョン(566.03)をクリーンインストールしてみました。



結果画面が暗転することはなくなりました。

このドライバーは以下のサイトからダウンロード可能です。


グラボのドライバーは新しいものほど Windowsやゲームの最適化が図られパフォーマンスアップが見込まれるのですが不具合に合うこともしばしば…最近 Geforceのドライバーでは結構な頻度で不具合に遭遇します。

NVIDIAのドライバーもAMDのグラボのドライバーの事(昔は酷かった)は言えなくなってきていると思います。後1ケ月ほどで新GPUが発表されますが非常に高価になることが予想されるのでこれを機にコスパが良ければ AMDの Radeonに乗り換えるのもありかなと考えるようになりました。

最近は AMDの Ryzenも非常に安定していて IntelCPUの方が問題が多いので
CPUは IntelのCoreシリーズ、グラボは NVIDIAの Geforce RTXシリーズが鉄板という神話は崩れかかってきているのかも知れません。

来年は価格、発熱、消費電力をしっかり見極めコスパの良いグラボを購入したいと思います。
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