今回は久しぶりのパソコンネタです。
7月に購入したMSIのノートPC(GF63-10UC)ですが、完全にゲーム専用機として使っています。
搭載されている RTX3050 LaptopはCPU内蔵GPUに比べ圧倒的に速いのですが、デスクトップPCの視点で見ると完全にエントリークラスです。
ただ最近のゲーミングデスクトップPCは強力過ぎ( CPUは多コアでクロックはモリモリ、GPUも電力バカ食い)で激重タイトルや4KハイフレームレートでなければエントリークラスのPCでも十分ゲームを楽しめます。
今回のネタであるMSIのゲーミングノートPC(以降GF63と表します)でも、ある程度設定を落とせば殆どのゲームをストレス無く遊べます。またGTXシリーズとは違いDLSSが使えるので、DLSSに対応しているゲームでは設定を落とさず遊べるタイトルが増えます。
しかし今メインで遊んでいる PSO2ngsはPCに対するスペックの要求が高くGF63では、フルHDでDSLLを有効にしても設定を落とさなければ快適に遊べません。とくに重く感じる原因は以下の通りだと考えます。
1.CPUへの負荷が大きい
タスクマネージャで確認すると8スレッド使っていて(GF63 は6コア12スレッド)、CPU使用率が高くクロックが3.2GHz程度まで落ち込みます。CPUを冷やし辛くTDPが低めのためクロックはあまりブーストしません。
2.メモリ容量が足りない
デスクトップPCで PSO2ngsをプレイしている時は 10GB以上のメモリを使用していて 8GBではあきらかに容量不足です。マップ表示などの画面切り替えでもモタツキます。
3.メモリアクセスがシングルチャネル
標準搭載のメモリはDDR4-SODIMMで 8GBの1枚構成です。メモリスロットは2つあり1つは空きになっています。メモリを2枚搭載構するとデュアルチャネルでメモリにアクセスできメモリの転送速度が2倍になります。
今回はCFDの8GBメモリを購入し搭載することにしました。メモリの相性保証もあるようです。
Amazonで3,298円(12月19日現在)と安価に購入することができました。
GF63はメモリやSSDの交換、増設は裏蓋を外す必要があります。
〇の部分のネジを外さなければなりませんが真ん中のネジの上には封印シールが貼られていて、それを剥がすとメーカー保証がなくなります。メーカー保証を無効にせずストレージを増設したい場合は MSI公認サポート店へ持ち込んでください。パソコン工房などが対応しているようです。
後6ヶ月ほど保証が残っていたのですが、これまで大きなトラブルはなかったので自己責任でメモリを増設することにしました。
ネジを取り除いたあと側面のツメを外していく必要があるのですが、上側(特に排気口周り)のツメは小さく折れやすいので注意が必要です。実際に2ヶ所折ってしまいました orz
裏蓋を外すとこんな感じです。
真ん中の赤枠にメモリを、左下に2.5インチSATA接続のSSDを増設可能です。
今回はメモリの増設だけ行います。
斜めに刺して下に押し込むだけです。
後は逆の手順で元に戻すだけです。
全てのネジのサイズは同じなので、間違えることはないと思います。
メモリ増設後ハードウェア構成が変わったため若干起動に時間がかかりましたが正常に Windows11が立ち上がり16GBのメモリを認識していることを確認しました。
長くなってきたので、次回メモリ増設前と後とでの速度差などの比較をしていきたいと思います。
年内にアップできるように頑張ります(汗