過日のこと。
都内での打ちあわせの後、ハナさんと合流。
いろいろ話があるからだったけれど、
折りしもハナさんの仕事がひと区切りしたばかり。
これはやはり、なにはともあれ、まずは喜びたい。
といっても仕事後に合流するんだから大したことはできない。
そこで、おいしい食材をそろえてみた。
鎌倉は鈴木豆腐店の木綿豆腐と、
この日のためにとっておいた、到来品の、つと納豆。
その日のとれたてミニトマトに . . . 本文を読む
ある日、
仕事がおわってからスーパーでつまみを買い、
友人のハナさんの仕事場へいって暑気払いをした。
枝豆とナムルとギョーザと田舎煮とスモークサーモンのサラダ巻き、
ハナさんの好きな春巻きに、わたしの好きなイカの握りも。
握りには生げその握りも入ってて、うれしい…。
これ何人分? という量だけれど、
きっとナカさんも参加してくれるに違いない、
そしてたくさん食べるに違いない、という想定で買 . . . 本文を読む
都内のエチオピア料理屋で アフリカ関連プロジェクトの打ち上げがある日。 エチオピア料理との初対面をおもい、 昼すぎくらいから期待でそわそわ、わくわく。 胸の高鳴りは、晩のエチオピア料理への序章。 ならば、この際もう少し盛りあげてみる? ということで、ケニアで買って冷蔵庫に保管していた コーヒー豆を開けてみた。 いかにもアフリカ土産っぽい、袋のイラスト。 一番大きな象の絵があるあたりがケニ . . . 本文を読む
長崎から到来した茂木びわをお裾分けしていただいた。
淡いオレンジ色のふっくらした姿が夏をつげる。
茂木びわは、日本のびわを代表する品種。
そのはじまりは江戸時代。
長崎の代官屋敷で奉公していた女性が
中国船からもちこまれた唐枇杷の種子を
茂木町の自宅の庭にまいて広まったという。
枇杷(びわ)といえば、
ドキュメンタリー映画『祝の島』の座談会でいただいた
山口県祝島のびわの葉茶も穏やかな味わ . . . 本文を読む
山形にいっていた、ゼミの先輩友だち・Aさんが帰ってきた。
トランクいっぱいの山菜をかかえて。
山形の方々のご厚意によるせっかくの品だからとお誘いいただき、
子ども時代は祖父とともに春の野山で山菜をつんだという長崎出身のNさんと、
能登半島の突端・珠洲(すず)市にかようあいだに
山菜文化に魅せられたわたしの2名が、嬉々としてはせ参じた。
…首都圏のスーパーではとうてい入手しがたい、新鮮な山菜のため . . . 本文を読む
思いたったが吉日のゴージャスBBQ。
午前中から動きはじめたケイさんとトキさんたちは
小坪漁港と鎌倉青果市場へ買いだしへ。
BBQマスターのヒロさんは折りたたみ式のグリルを持参。
さっそく広げて、昼すぎから焼きはじめ。
まずは季節の醍醐味、タケノコをまるごと皮のまま。
一口サイズにきって醤油をふり、さらに焼く。
小坪のサザエも。
磯の香りとしょうゆの香りが鼻をくすぐる。
炭火の . . . 本文を読む
いつもよりだいぶ早めに仕事がおわった。
この時間なら、大好きなパン屋さんで
その日さいごにバゲットが焼きあがる時間帯に間にあうかも?
たしか夜7時ころといっていたような。
その店は、渋谷の東急本店の向かいにあるViron。
10年近くまえ、仕事へむかう途中で偶然みつけた。
「なんだかパリのパン屋みたい」と思わずたちよった。
パリで数週間すごし帰ってきたばかりで
記憶も印象もまだ鮮明だった . . . 本文を読む
ひさしぶりに、一日ずっと家で仕事。
この機会に常備菜をつくり置きしようと思いたつ。
このところ野菜不足だから、野菜をたべたい。
でも買いおきの野菜はほぼ尽きている。
かといって、買いだしに行ったら仕事はすすまない。
さて、どうする?
…海の野菜、海藻をつかおう。
干物なら買いおきがあったはず。
しかも、瀬戸内海にうかぶ祝島(いわいしま)の
特産品・ひじきをいただいたところだ。
しばらく水 . . . 本文を読む
先日のこと。せっかく大阪へいったのに、
駅構内から一歩も出ない、とんぼがえり。
そんなときに限って、待ち時間なしで
ちょうど都合のいい新幹線があったりする。
嬉しいような、嬉しくないような?
諸事情をかんがえれば、
それに飛びのって車中の人となるのが賢明。
そう分かってはいても、
食の街・大阪を素通りするなんて
さすがにちょっと不本意だった。
そんなとき目に飛びこんできたのが
広島は三原の八 . . . 本文を読む
昨日、夜には吐く息がしろくなるほど冷えこんだ。
ほんとうに4月半ばなのだろうか?
桜のはなびら舞うあたたかな週末に油断し、
そんな日にかぎって薄い春物ジャケット。
どう考えても、ダウンを着てくるべきだった…。
念のためマフラーを持ってでようと思いつつ忘れたのが悔やまれる。
マフラーかショールでも買うしかないかと思ったけれど時間がない。
思えば4月半ばにウールのマフラーって売ってるんだろうか? . . . 本文を読む
白神パン工房の「春の森」を買ってみた。 この工房は基本的な材料から厳選。 酵母は、白神こだま酵母(天然酵母)、 水は、白神山地の水、小麦は、国産小麦、 バターは北海道産バター、という具合。 白神こだま酵母とは、1997年に 工学博士・小玉健吉さんが白神山地でみつけた天然酵母。 マイナス50度でも生きているくらいだとかで、 低温でも活発に発酵するのが特徴のよう。 開封してみると、ライ麦 . . . 本文を読む
ローズマリーが新芽をつけていたので、摘んでみた。
さっそく葉をかるく水で洗って、お茶をいれてみよう。
『ハーブとアロマの楽しみ方』によれば
ローズマリーの葉でいれるお茶は
元気を回復させ、脳神経のはたらきを活発にし、
老化を予防する働きがあるらしい。
(表紙にある手前の葉がローズマリー)
受験生にお勧めのハーブだとか。
集中力がほしいわたしにも、いいかも。
作用がつよいから飲みすぎに注意、と . . . 本文を読む
ナマケモノの一日は、寝ぼけまなこのブランチで始まる。
ゼミ友がくれた手作りジャムを今日の「元気の素」にしよう。
先日あったとき、疲れ気味のわたしへ「差しいれ」してくれた品。
人のやさしさが、いつも以上にしみじみとありがたい。
たっぷりジャムをつけて口に運ぶと、幸せな味がひろがる。
わたしを元気にするのは、いつも、人の「気持ち」だ。
. . . 本文を読む
先日、親友のトキさんと遅ればせの新年会をした。
よく冷えた白ワインで乾杯して
スモークサーモンとチーズをベルグフェルドのパンにのせ
もりもり食べたあとは、日本酒へ。
『日本人も知らない日本酒の話』(ジョン・ゴントナー、2003)
の著者・ゴンさんが出してきてくれたのは、
今田酒造(広島県安芸津町)の富久長。
この蔵には女性杜氏がいるとかで、ラベルには写真も。
酒蔵は女人禁制とされた時代を . . . 本文を読む
新年だからというわけではないけれど
やっとやっと、2009年の新米にたどり着いた。
なぜ今ごろかというと…。
わたしは福島の知りあいの農家に年間の米を頼んでいて、
手元の米がなくなりそうになると送ってもらっている。
だいたい2ヶ月に1回送ってもらうペースなのだけれど、
去年は夏の長期不在などもあって思っていたより米の消費ペースが遅く、
新米の季節になっても備蓄米(?)がたくさん残っていた。
. . . 本文を読む
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