それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

”でべら”って知っていますか?

2006-01-19 22:34:54 | Weblog
尾道のお土産

従妹夫婦がやって来ました。
お客様の多い我が家ですが、
私にとって、大きな出来事です。
従妹なのに?
50年も会っていなかったのですから。
この1年ほどで、3回目。
私にとって、新しい親戚です。
私の両親とも、肉親に縁の薄い人だったので、
親戚ができたのは、うれしさひときわ。
母の郷里の尾道からやって来たのです。

お土産が、”でべら”
カレイの干した物です。
カランカランに干されたカレイは、
金槌で骨を砕き、さっとあぶります。
あついうちに、ベリッと身をはがし骨を取り除いて、
砂糖醤油などでよばれます。
懐かしい食べ物です。
子供の頃、裏庭の白い石の上で
カンコン叩いていたのを思い出します。
今だったらどこで叩けばよいのでしょう?
まな板の上で、すりこぎのお尻を使って叩いてあぶりました。
それでも大丈夫。
子供の頃と同じにおいが部屋中にたちこめました。

でも、なぜ”でべら”って言うのでしょう。
変な響きの言葉です。

鯛の浜焼き
でべらの話をしていて、
やはり尾道名産の、鯛の浜焼きを思い出しました。
子供の頃、
「世の中にこんなにおいしい物があったのか!」
と、大感激をしたことを覚えています。
今食べても同じように感激するでしょか?
大変高い名産品のようですが…。