それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

陶芸の日

2006-01-30 10:04:20 | Weblog
日曜日は陶芸の日です。
家事はほっぽり出して、お昼から出かけます。
こんな時、夫と一緒だと気兼ねせずにすみます。
あまりによいお天気だったので、
主婦としての私は、ちょっと後ろ髪を引かれる思いでしたが。

夫は、先生に作っていただいた、
美しい形の器に絵付けをしていました。
絵付けといっても、彼の場合は特殊です。
プロ級の彼の作業には背を向けて、
私は、黙々とろくろを回しました。

ぐっと指に力を入れると、波紋が広がるように
同心円を描いて粘土が広がっていきます。
無心になって粘土を眺めます。
機械の音と、この同心円が、
陶芸をする醍醐味かもしれません。

今日の目標は、
長く立ち上げること。
なるべく薄く仕上げること。
長く立ち上げると、
微妙に中心がずれてきているのが分かります。
薄くするには、このずれが邪魔をします。
もっとも、私の場合は、
ゆがみを利用してお人形のポーズを決めるのですから、
あまり美しい形だと困るのですが。

ろくろを回すととても疲れます。
このときは3体も立ち上げたので、
腰も腕もがちがちになってしまいました。
次の日曜日は、顔をつけポーズを決めます。
写真の形だけでは想像もつかないでしょう?
私にも想像がつかないのです