それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

巻き寿司を作りました。の続き

2006-01-29 19:34:43 | Weblog
我が家の巻き寿司が、夫の実家の「舟半」に比べ
なぜあまりおいしくなかったのか、いろいろ考えてみました。
勿論、夫の母は何十年ものキャリアがあるので、
比べるのもおこがましいのですが。

私の味付けは、おしなべて薄味です。
しかし、巻き寿司のときは、甘くそして醤油味をやや濃くしなければ
おいしく感じられないということに気がつきました。
先ほど、電話で綾部の母に味付けの方法を聞いたのですが、
[私の舌が覚えている。]
とのことで、寿司酢のように確たる割合は無いようでした。
しかし、私が思ったとおり、
椎茸もかんぴょうも、やや濃く味付けするとの事でした。

母が元気なうちに、味付けを覚えておかなくてはなりません。
ちなみに、舟半の寿司酢は、亡き父が考案した割合です。
もう何十年も母は、このお酢を作っています。

巻き寿司を作りました

2006-01-29 11:18:48 | Weblog
昨日は、朝から孫のお守り。

夜のご飯は、ばら寿司の予定でした。
まず孫を連れて、スーパーに行くと、
節分のまき寿司の用意のコーナーがありました。

皆で巻き寿司をしよう!
「えーっ!」
と、夫が異議を唱えます。
彼は、お寿司屋の息子。
見よう見まねで、お寿司を巻くのは私より上手です。
そこでお寿司を巻く時は、いつも彼の登場なのです。
孫が、きっと喜ぶであろうことを想像して、
彼も了承。
しかし、
巻き寿司は、準備にとても手間がかかります。
椎茸は、昨日から冷蔵庫で戻しておきましたが、
かんぴょうを戻して茹で、味付け。
厚焼き玉子を作る。
ほうれん草を茹でる。
椎茸を甘く煮る。
高野豆腐を戻し、甘く煮る。
もちろん寿司飯を作る。
巻く材料を、一品ずつ作らなくてはならないのです。
寿司ご飯を6合炊きました。
ご飯があまったら、いなり寿司を作ろうと、
すしあげも買って煮ておきました。

「おなかがすいたー」
が始まった、6時から巻き始めました。
一番初めに、夫が見本を作って見せると、
「おー
次にお姉ちゃんから、
「おー
下の子、
「おー
6合のご飯を使い切りました。
細いきゅうり巻きを入れて、11本出来ました。
結局1時間かかり、
下の子などは、緊張と興奮で疲れ果てていました。
私たちも大疲れ。
鶏のから揚げなどの用意もしていましたが、
食べる元気も、する元気もなく、
お豆腐のおすましで
「いたっだきまーす!」

夫の母が、
「巻き寿司は手間がかかる割には利が薄い。」
と嘆いていますが、よく分かります。
綾部にある夫の寿司屋「舟半」の
巻き寿司はとてもおいしいのです。
巻き寿司は、具のハーモニーが大切。
やっぱり、「舟半」の巻き寿司にはかないませんでした。