ひょんなことから、
近所の方にわがアトリエで
ガッシュ画を教えることになった。
初めは、二人のつもりだった。
しかし、なんだかんだと、
2回目は、6人に膨らんでしまった。
顔ぶれは、私とほとんど同じ年令の方たち。
でも、なかに、赤ちゃん同伴の方もある。
住宅街の中では、
赤ちゃんとお母さんは、孤立しがちである。
と、おせっかいな私がお誘いしたのである。
赤ちゃんのいる講座は、新鮮である。
また、この赤ちゃんの愛想の良いこと!おとなしいこと!
まさに、表彰者である。今のところ…。
お母さんはおんぶし、授乳し、おしめを変えつつ頑張るのである。
周りは全員、子育て経験者なので、意に介さない。
というか、自分のことに必死で、そんな余裕は無い。
興奮のお絵描きも終わった頃、
受講者の方のお孫さんが登場。
その子も参加したいと言う。
そこで、皆が帰った後に、その子を特訓することに…。
若い!中学2年生!!
さすが理解が早い。訓練のし甲斐がある。
どんなお稽古でも、1年でも早く始めたほうが良い。
60才台より30才台。30才台より、10才台…。
しかし、この状態って、寺子屋みたい
むかし寺子屋って、年令もまちまち、
子守しながら来た子供もあると、何かで読んだよなぁ。
さしずめ私は、素浪人。
出来上がった自分の作品を、
素直に感激してもらっているので、やりがいのあることです。