それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

寺子屋事始め

2006-05-05 10:52:04 | Weblog

ひょんなことから、
近所の方にわがアトリエで
ガッシュ画を教えることになった。

初めは、二人のつもりだった。
しかし、なんだかんだと、
2回目は、6人に膨らんでしまった。
顔ぶれは、私とほとんど同じ年令の方たち。
でも、なかに、赤ちゃん同伴の方もある。

住宅街の中では、
赤ちゃんとお母さんは、孤立しがちである。
と、おせっかいな私がお誘いしたのである。
赤ちゃんのいる講座は、新鮮である。
また、この赤ちゃんの愛想の良いこと!おとなしいこと!
まさに、表彰者である。今のところ…。
お母さんはおんぶし、授乳し、おしめを変えつつ頑張るのである。
周りは全員、子育て経験者なので、意に介さない。
というか、自分のことに必死で、そんな余裕は無い。

興奮のお絵描きも終わった頃、
受講者の方のお孫さんが登場。
その子も参加したいと言う。
そこで、皆が帰った後に、その子を特訓することに…。

若い!中学2年生!!
さすが理解が早い。訓練のし甲斐がある。
どんなお稽古でも、1年でも早く始めたほうが良い。
60才台より30才台。30才台より、10才台…。

しかし、この状態って、寺子屋みたい
むかし寺子屋って、年令もまちまち、
子守しながら来た子供もあると、何かで読んだよなぁ。
さしずめ私は、素浪人。

出来上がった自分の作品を、
素直に感激してもらっているので、やりがいのあることです。