毎日があっという間に過ぎ去っていく。
テレビを見ているわけでもなく、掃除をしているわけでもない・・・。
仕事をしている?わけでもない・・・ような気がする。
昨日は、午前中雑用をし、久しぶりに昼から母の所に行きました。
見るたびに身も心も年老いて縮んでいく母。
もっとも、いつ行っても部屋の中はきれいに片付き、きちんとしているように見えます。
しかし、先日から何度か行っている妹によると、
細かい所が片付いていない。との事。
昔は考えられなかったものねぇ。
今読んでいる、「でんでら」という小説が身にしみます。
「映画おもしろかったですよ。」と聞き、読んでみました。
姥捨て山のその後のお話でした。
捨てられた老婆が生き残り小さな村を作って暮らしているのです。
密かな殺人があり・・・熊に襲われ・・・老婆達はどんどん死んでいきます。
結局、年老いてどのように生きていくか?がこの小説のテーマのように思います。
大目標を持て!
と、100歳を過ぎた老婆が言い残します。
他人から見るとどんなつまらない事でも良いのです。
目標がなくなると、ただ生きているだけになる・・・。
世の中を恨みながら生き抜いてやる!でもいいんですよねぇ・・・。
今、私はおかげで忙しく毎日を過ごしています。
もっと年老いた時の事を考えずに走りながら生きています。
パタンと途切れた時は・・・オー怖い!・・・