さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

2015年の忘事録/書道教室の新しい会場に行けず、迷ってしまいました

2018-11-15 10:24:27 | 2015年の忘事録
忘事録とは忘れた事の記録です
また思い出すこともあるでしょうが
忘れるよりも もっと
新しい思い出を
作ればいいのです


(この忘事録カテゴリーの文章はほぼその日付当時メモした文章のままこのブログに載せています)

2015年9月3日
少し前のことになりますが、記録します。
新しい回の書道教室へ行くために朝8:10ころ家を出た。すると、20~30分で戻って来た。「道が分からなくなった」と言う。僕はあまり詳しくなく「あの大きな道をずうっと行けばいい」と答え、歩いていると思い出すだろうくらいに考えていた。
すると再び今度は携帯が鳴る。(さっきもかけたらしいが、僕が電源をまだ入れてなかった) 「道がわからない」「まっすぐ行ったけど、ここがどこだか、どっちへ行けばいいのかわからない」と言う。周りの様子を聞くと、大きな道路の交差点で、信号があることが分かったので(ここまで聞きだすにもだいぶんかかった)、「信号の下に何か書いてないか?」と聞くと、「H島町」と書いてあるらしい。それでその場所が分かったので、「そこにいてね。自転車でこれから行くから」と言う。その前にはさっちゃんは少し悲観的になって「もう、今日は教室には行かないことにしようか」とか言っていたのだが、絶対に行った方がいいと思って、自転車で送ることにする。
その場所にさっちゃんはいた。さっちゃん自身がいちばん不甲斐ない気持ちのはず。自転車の後ろに乗せ、教室の場所まで送る。何日か前に近くを二人で通った際、念のためにその場所を確認していたので、僕もそこを知っていたのが幸いした。
帰りは、さっちゃんがいつも使う道で何の問題もなく帰って来る。

・長針、短針の時計で時間を図示できない。
・100から7ずつとか引き算できなくなっている。
・妹の名前がすぐに出てこない。とくにK子さん。
・ニラの束を手にして、その名前が出てこない。
・メールの返信が出来ないことが多くなった。
コメント
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