さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃん、寝巻に着替えるのを嫌がって、僕は頭に来ちゃいました

2019-01-10 22:16:13 | 生活の一場面
さっちゃんは一人で寝巻に着替えることが出来ません。
着ている服を脱ぐのを僕が手伝います。
さっちゃんの目の前に寝巻を掲げて、着るように促します。


布団に入るときも、タオルケットと毛布と布団がありますから、僕が順に掛けてあげます。

でも、今晩は上着を脱ぐのを手伝っていたら、
いちばん上のセーターは脱いでくれたんですが、次のフリースを脱ごうとしません。
タートルネックなので、万歳してくれれば脱がすことが出来るんですが、
僕が「万歳」、「万歳してね」といくら言っても、抵抗します。

さっちゃんが何やら僕にブツブツと文句らしき言葉も投げかけるので、
僕も内心カチンと来ました。
ここで僕が頑張って、寝巻に着替えてもらっても、さっちゃんに文句言われるのが増えるだけ。
もう嫌だ! もうやめだ! もう勝手にしろ!
そんな言葉を飲み込んで、「もういい! そのまま寝たら」と冷たく突っ放してしまいました。
寝室はリビングの隣りなんですが、そこを隔てる襖を静かに閉めます。
(本当は大きな音を立てて、バチン! と閉めたいんですが・・・・)

しばらくして、さっちゃんが襖を開けてこちらを覗きこみます。
僕は全部を無視。
まだ直後ですから、頭に来てるんです。

・・・・・

時間が経過して・・・・
さちゃんは眠りについたみたいですね。
僕もさっちゃんへの優しい気持ちを取り戻してきました。
僕も弱い人間です。
無理もいけませんが、ちょっとは反省しなければ・・・・
コメント
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