さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

YYDの仲間がさっちゃんを山に誘ってくれました

2019-01-24 11:30:28 | 山登り
日曜日、奥多摩の登り尾根を歩いてきました。
僕の所属する山岳会YYDのT橋さんが誘ってくれたのです。
T橋さんはさっちゃんのことを知っていますから、
T橋さんにとっては物足りない距離とスピードの山歩きを計画してくれたわけです。

さらにSS木さんも参加してくれました。
彼女もさっちゃんのことを知っていて、彼女もさっちゃんのための山行を計画してくれたことがあります。
こんな素晴らしい人たちがいるYYDという山岳会に本当に感謝しています。

計画では登り尾根を堂所あたりまで進んで、そこからは登山道を下ってくることになっていました。
でも、僕もT橋さんも計画通りは無理だろうと考えていましたから、
途中の支尾根から登山道へ下ることを予想。
電車の中で話し合ったら、ふたりとも同じ支尾根を候補にあげていたんですね。
考えることは一緒です。

登り尾根自体はT橋さんも何度も訪れたことのあるルート。
僕は彼以上に幾度も登ったことがあります。
さほど急登でもありません。
でも、高度差はそれなりにありますから、まあまあの急登が長く続くと、さっちゃんは大変!

1時間おきくらいに休憩もたっぷりとってもらって、
やっぱり、僕と高橋さんが予想していた支尾根から下ることになりました。
T橋さんも、さっちゃんと一緒でなければ歩く機会はないような支尾根を歩けたわけです。
「いい経験が出来た」とT橋さんは言ってくれました。

さて、さっちゃんですが今回は比較的順調。
何故だか山では用足しはなく(バス停でトイレに入りました)、水分もあまりとりません。
(それはそれで心配なんですが)
支尾根を下る途中で足が攣りましたけれど、さほど酷い攣りではありませんでした。

歩きやすい登山道を下りながら、「トイレはいいの?」と聞くんですが、どうやらいいみたい。
でもやっぱり、途中でもぞもぞ始まって、「トイレ?」と聞くと、どうやらそのよう。
SS木さんも手伝ってくれ、どういうわけだかその時は用足し不発。

でも、里に近づいて、舗装道路に出た途端、さっちゃんが慌て始めます。
僕やSS木さんも慌てます。
土の上に連れて行き、T橋さんには先へ行ってもらい、ズボン、ズボン下、パンツを脱がせます。
僕はさっちゃんのザックの中からトレぺを出しておきます。
ぎりぎりセーフ!
でも、パンツが少し濡れていました。
ズボン下もほんの少し濡れていました。
トレペをパンツの中と外に挟んで当てておいてあげます。
さっちゃん的には問題なくパスって感じでしょうね。

バス停にはちょうどいい時間に到着。
このバスに遅れると、次のバスまで2時間以上待たなければなりませんから。


▲登り尾根の前半はまあまあの急登が続きます。さっちゃんの登るスピードはT橋さんやSS木さんの半分以下、4分の1くらいでしょう。ふたりはあまり離れないように、常に見守ってくれていました。


▲植林が多かった前半を過ぎると、落葉樹の自然林になります。ふかふかの枯葉を踏みしめながら歩きます。


▲この日は東京としては珍しく曇った日でした。ときおり、霧雨も時々降ってきました。


支尾根を下って、登山道へ出て来ました。T橋さんの立っているのが登山道。さっちゃんとSS木さんが笑っています。

奥多摩駅前の天益に寄るつもりだったんですが、なぜだかお休み。
電車に乗って、ふたりとも僕の最寄り駅で降りてくれました。
ここには『ネパールキッチン』というネパール料理の店があります。
そこで下山後の打ち上げを楽しみました。
さっちゃんも僕たちの話しには加わることはできませんが、楽しいひと時だったと思います。
コメント
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