さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

最近の朝食の様子を書き残しておこうと思います

2020-04-13 21:27:07 | 食事・食器
さっちゃんと僕の朝食は毎朝ほぼ同じ内容です。
認知症になる以前は次のようなメニューでした。
イギリスパン:サンマルクのイギリスパンを1本(3斤分)を購入後、僕が切っていました。
フランスパンやバタール等:イギリスパンだけで足りなければ食べます。
コーヒー:毎朝3カップ分の豆をミルで挽いてペーパーフィルターでドリップします。
ベーコンエッグ:ベーコン2枚と玉子2個を一緒に焼きます。これが二人分。
付け合せ:レタスとトマト。
このメニューは全部さっちゃんの好みで決まったもので、僕自身はほとんどこだわりはありません。

認知症が進んでくると、まずはレタスをほとんど食べなくなりました。
ベーコンエッグの食べ方が難しいのか、食べはするのですが細かく切ってあげないと食べなくなりました。
歯も弱いので、イギリスパンではさっちゃんにとって固いので食べたがらなくなりました。
コーヒーも嫌いではないようですが、飲む量がすごく減りました。

まずは、ベーコンと玉子、そして、レタスとトマトを一緒に炒めることにしました。
こうすると、食べてくれます。
その後、レタスの価格が高騰したりすることもあって、レタス以外の葉野菜を試すことになりました。
パンに関してはいろいろな種類を試してみました。
さっちゃんの噛む力でも食べられて、しかもさっちゃんの好みに合うパンです。
コーヒーをあまり飲まなくなりましたが、これはさっちゃんの朝食の核心でもありますから変えたくはありません。

それで今はどうなっているかと言うと、
パンは普通の食パンの6枚切りを買っています。
それを弱めに焼いて、パンの耳を取り除いて食べてもらっています。
(さっちゃんのパンの耳は僕が食べます)
マーガリンを少なめに塗って、ジャムを塗ってあげます。
ベーコンは今ではブロックベーコンを買って、二人分で40~50g使います。
野菜はトマト以外は何でもいいのですが、最近のよくあるパターンは次のようなもの。
トマト半分、エノキ少し、グリーンアスパラ1本、オクラ2本、ホウレンソウ1株。
これを上記の順番で、炒めたベーコンにそれぞれ細かく切って加え炒めます。
この通りでなくても、ブロッコリーだったり、今の季節ならノラボウだったりします。
細かく切らなければなりませんから、けっこう時間だけはかかりますね。
さっちゃんはコーヒー好きでしたから、コーヒーは続けて行きたいと思います。
ただ、飲む量は減りましたから今は2カップ分しか挽いていません。

こんな感じの朝食ですが、気分次第では食べてくれないときもあります。
でも、メニュー自体を拒否して食べないということはないですね。
あっ、そうそう。
最近は最後にヨーグルトも出します。
以前もカスピ海ヨーグルトの菌を購入して牛乳から作っていたんですが、今は忙しくて作っていません。
それで、さっちゃんにはブルガリアヨーグルトの75gパックを食べてもらっています。

デイサービスや病院などがある日には昼食も食べますが、何もない日はブランチになってしまうことがほとんどですね。
ブランチもいつもの朝食メニューそのままです。

最後にそんな朝食の食べ方ですが、だんだんその方法等を忘れていっているようです。
ベーコン・玉子・トマト等炒めはフォークで食べてもらっていますが、すぐには食べ始められません。
でも、いったんフォークを使い始めると、大丈夫です。
でも、時にはフォークを置いて手で食べることもありますね。
パンも最初はどうやって食べればいいのか、毎回思い出せないようですね。
これもわりとすぐに思い出してくれます。
ただ、パンを両手で持って口元に運ぶ際にジャムを塗った面が下を向いてしまいます。
パンくずやジャム、おかず、ヨーグルト、いろんなものをたくさんこぼしてしまうのは仕方ないですね。
食べ終わると、指がジャムだらけになっているのも仕方ありません。
ティッシュで拭いてあげたり、たくさんだと僕がさっちゃんの指をパクッと嘗めてあげたり。
それでも朝食は毎回同じ内容ですから、それほど大変ではありません。
コメント
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