昨晩、ピコスルファートナトリウム15滴を投与した時点から予測されている事態ではありました。
この液体の薬は下剤なんです。
現状、この薬の使用法を模索状態のようですね。
I老健では朝夕に7滴ずつ入れていたのですが、自宅介護になるので、改めて対応を考えているみたいです。
おそらく、僕の介護が楽になる方法を模索してくれているような気がします。
今朝の8時前からオムツ交換をしました。
白湯を入れる前にそうした方がいいからです。
液状の下利便の可能性もありました。
でも、軟便ではありましたが、液状ではありませんでしたから、少しホッとしたのも束の間、その量に驚きました。
軟便のせいもあったのかもしれませんが、おそらくは昨晩の僕のオムツの穿かせ方が悪かったのでしょうね。
パッドからはみ出しているばかりか、オムツからもはみ出して、寝巻きのズボンにたくさんウンチがこぼれていました。
介護トレーニングは夕方4時ころでしたし、入浴直後のことも多かったですから、オムツ交換はとても楽でした。
オムツ交換と言うより、パッドの交換だけでしたね。
ウンチがほんの少しでも付着していたことなんかありませんでした。
ですから、排便後のオムツ交換に不安感を抱いていたことは確かなんですね。
以前、リハパン+パッドの時に、排便処理をしたことはありましたけれど、固形の便でしたから処理は楽でした。
今は液体の栄養を経管投与している訳ですから、固形の便は出ていないようですね。
もう、一体全体どのように処置すればいいものか、見当が付きません。
シーツの上には防水シーツを敷いてありますから、その点は安心なんですが、これ以上あちこちにウンチが付着しないかと心配なんです。
悪戦苦闘し、パッドとオムツを外し、ズボンを脱がせました。
上着には被害が及んでいなかったのが幸運でした。
次はウンチまみれのお尻周辺を綺麗にしなければなりません。
お湯で絞ったタオル3枚を使って、拭きました。
陰部や肛門周辺は清浄綿で拭きました。
防水シーツも汚れることなく、新しいオムツとパッドを穿かせて一件落着。
40分間の格闘でした。
実際はその格闘はウンチに汚れたズボンとタオルを洗濯機にかけるまで続いたんですけどね。
お風呂場でウンチの付いたズボンとタオルをお湯でしっかりと洗い流してから、それだけを洗濯機にかけました。
本当は水曜日は訪問看護はない日なのですが、僕のことを心配してくださって、M木看護師は11時半に来てくださいました。
そして、まずはオムツ交換。
ズボンを下げると、思いがけず臭いがします。
オムツを開けると、たっぷりのウンチが。
まあ、朝ほどの量ではありませんでしたけれどね。
M木さんにやり方を教わりつつ、実際にも半分以上はM木さんにやってもらって、無事に対処できました。
パッドを巻き取るように外したり、オムツを敷いたままでお尻のウンチを洗い流したり、小技のオンパレードです。
こればかりは数多く場数を踏む以外なさそうですね。
M木さんが1時間以上いてくださったので、本当に助かりました。
M木さんがおっしゃるには「これは軟便と言うより、下痢ですよね」だそうです。
ですから、今晩の下剤投与は無しということに決まりました。
M木さんは夕方の4時にも20分間来てくださいました。
この時も臭いがしたので、「またか!」と思ったんですが、違いました。
膝の上あたりにウンチが付着したままになっていたんです。
昼の時に見落としていたんですね。
ズボンを穿き替えて、さっちゃんの脚はお尻拭きのウェットティッシュで拭きました。
これはM木さんが持って来てくれたものなんです。
我が家にはアルコールタイプのウェットティッシュはあるのですが、それは顔とかお尻とかは拭けないのだそうです。
刺激が強すぎるからでしょうね。
夜にももう1回オムツ交換をしましたけれど、オムツ交換は難しいですね。
このオムツ交換がしっかりと出来るようになれば、僕の自宅介護生活もうんと楽になりそうなんですけどね。