7月22日(金)に接種した新型コロナワクチンの副反応に関する報告です。
今回は倦怠感はあまり自覚できませんでした。
と言っても、日常の家事をする気力は起きなかったんですけどね。
土曜日の朝から微熱(37.3度)があり、頭痛もありました。
きつかったのは、頭痛ですね。
倦怠感もあったのでしょうが、自覚症状の第一は頭痛でした。
風邪の頭痛程度なら動けるのですが、副反応での頭痛は動く気力は出ません。
微熱は夜になると36度台まで下がりましたが、頭痛は夜遅くなってほんの少し収まっただけでした。
当然、食事は作らず、買っておいたプリンを3個とバナナ3本を食べただけです。
他には、冷やした水と牛乳をがぶ飲みしていました。
今朝起きると(二度寝してしまったので10時ころでしたが)、頭痛はほぼ収まっていて、とっても空腹でした。
でも、さっちゃんの寝巻きを先に洗濯しなければなりません。
洗濯日和でない日が続き、昨日は僕がダウンしていましたから。
明日、I老健へさっちゃんの洗濯物を届けるので、午前中に洗濯しなければなりません。
洗濯を終え、腹ペコの状態でいつもの朝食(もはや昼食)を作っていただきました。
ワクチン接種後、毎回2日後には通常に戻っています。
朝食を食べながら、溜まりに溜まっている録画を観ました。
2020年8月2日に録画した『猫のしっぽ カエルの手』Vol.124です。
イギリス人女性でハーブ園芸家ベニシアさんの自然や人々との関わりをエッセイのような映像で綴った番組です。
どんなきっかけでこの番組を知ったのかは忘れましたが、彼女の夫が梶山正さんだったのが番組を見るようになったきっかけです。
梶山正さんは登山者の中では有名な山岳カメラマンです。
自ら岩を登り、雪山も登る、アルピニストでもあるカメラマンは本当に希少価値です。
そんな希少な山岳カメラマンの中でもトップレベルの方ですから、その奥さんであるベニシアさんにも興味を抱いたという訳です。
僕はハーブのことはあまりよく分かりませんし、園芸もしていません。
でも、自然や庭の植物などと親密に暮らすベニシアさんの生き方には共感できる部分が多いのです。
しかも、舞台が京都の大原です。
京都大原は僕にとっては思いで深い地。
僕が沢登りを楽しむようになったきっかけを与えてくれた地なんです。
今は録画もしていませんが、2年前のこのころもほとんどが再放送ばかりでした。
眼の病気が進み、体調が悪いんだろうとは思っていましたが、今日観た番組では最新の(録画ですから2年前のですが)ベニシアさんが映っていました。
2020年の夏至の直後のベニシアさんです。
でも、番組のほとんどはその10年ほど前に撮影された映像ばかりです。
その最新の映像の中でベニシアさんの眼がほとんど見えなくなっていること、歩きづらくなっていることが分かりました。
そして、とても共感できる言葉が、涙なしでは聞けない言葉もありました。
梶山正「ニコニコしてたらいいんだよ。
僕はベニシアがニコニコしてたら、何か悲しそうにしてなかったら、楽しそうにしてたら、それでいいんだよね」
ベニシア「だから、ニコニコするしかないんだよ」
梶山正「ニコニコするの上手やもんな。安心するよね、こっちは」
ベニシア「絶対笑わんとあかんよね。最後まで笑う」
梶山正さんの年上で弱りつつある妻を想う気持ちが痛いほど伝わって来ます。
若いころには当たり前だった笑顔の、本当の素晴らしさがこの年齢、この状況になって初めて理解できるんですよね。
ちょっとだけネットでベニシアさんの最近の様子を調べてみました。
関心のある方は見てみてください。