T橋さんから「さっちゃんと一緒に歩きましょう」と声をかけていただきました。
さっちゃんでも楽しんで歩けるようにと、高尾の北の方にある恩方アルプスの東部を計画してくれたのです。
地図を見てみると、コースの水平距離は3kmほど、スタート地点と最高標高地点との標高差が170mほどしかありません。
最近よく歩いている青梅丘陵と比べても水平距離はあまり変わらず、標高差は小さいくらいです。
いちばん標高が高いのも青梅丘陵は雷電山の494mに対し、370mくらいですから、
僕は内心「さっちゃんにとっても楽過ぎるのでは?」と思ったくらいでした。
出発もすごく遅めに設定してもらいました。
デイサービスや言語リハビリへ行くときと同様な朝の過ごし方の方がさっちゃんには無理がないと思われるからです。
いつも通りに起き、いつも通りに朝食を食べ、いつも通りに家を出ました。
▲11:16。高尾駅前からバスに乗って、大久保バス停で下車。すぐそばのお寺の墓地の脇に紅梅が見事に咲いていました。この辺りの山里は標高も200mほどありますし、山に囲まれていますから、梅もまだ満開。写真の紅梅の手前右から山道へ入りました。
▲11:22。立派な山道が続いています。山道の脇には菩薩の像が何体も置かれていました。それはだいぶん登った先のお堂まで続いていました。
▲11:51。千手山356.4mに着きました。最初のピーク。三角点の周りに石が置かれていることはよくありますが、祠までありました。ここで最初の休憩を少し。
▲12:14。千手山をたつとすぐに広い伐採地が現れました。ただの伐採地なんですが、山の景色に変化が生じて、これはこれでいいものです。ここではそれ以上に麓の里の風景がよく眺められて、いい雰囲気でしたね。
▲13:10。恩方アルプスは標高の低い里山ですから山道がたくさんあるようです。ここ小津峠324mは峠だけあって十字路になっていました。
▲13:57。面白い形の切り株がありました。雨水も溜まっています。
▲14:06。狸のため糞でしょうか? こんなに一ヶ所に糞をするのは狸くらいのものでしょう。
▲14:15。今回歩いた恩方アルプスは椿の木が普通ありえないほど多く生えていました。最初から最後まで途切れることなく生えていました。僕の個人的な意見ですが、ある程度は人為的に椿を増やそうとした歴史があるのではないでしょうか? この辺りでは椿の花はほぼ終わっていました。のんびり坊主の椿だけがほんの少しだけ咲いていました。
▲14:55。里山ですから杉などの植林も多いですが、広葉樹林もけっこう多くありました。落葉樹の落ち葉も積もってますし、椿などの照葉樹も多いですね。T橋さんは正確に地図読みしながらさっちゃんと僕をリードしてくれます。10~20mおきぐらいに立ち止まってはさっちゃんが近づくのを待ってくれています。
▲14:55。基本的に急登や急な下降ではさっちゃんは僕の手に縋ります。独りで登れるはずなんですが、そんなパターンが染みついてしまっています。ですから、急な上り下りのシーンの写真はほとんど撮れません。この写真もさほど急ではないようですね。
▲15:15。T橋さんから常に現在地を地形図上で教えてもらいながら歩いてきました。この平坦地はゴール近くの場所です。さっちゃんものんびりと歩けますね。
▲15:21。T橋さんが恩方アルプスを歩くのは今回で2回目だそうです。前回はこの車道をもっと右(東)で渡って、向こう側の尾根に取り付いたんだそうです。今日はその半分より少し短い距離だけ歩いたというわけ。ここはおそらく力石峠と言われている場所でしょう。T橋さんもここから車道に降りるのは初めて。どこから降りることが出来るのか、ちょっと緊張しますね。
▲15:23。そんな心配する必要はありませんでした。ちゃんと階段がついていました。T橋さんは先に降りて何かを調べているようです。
▲15:26。車道をバス停に向かって歩きます。でも、残念なことに1時間に1本しかないバスの時間には間に合いそうにありません。
▲15:40。バスは近くの陣馬高原下が始発ですから遅れて到着する可能性はほとんどないはずでした。しかし、しか~し、バス道路が見えるところまで来たときに乗りたかったバスが通過すして行くのが見えたんです。バスは遅れて走ってたようですね。あ~れあれ、残念。力石バス停に着き、タクシーを呼ぶことにしました。
今日はT橋さんが予想していた下山時刻とほぼ同じだったそうです。
正確にはほんの少し早く下山できました。
さっちゃんのことをよく理解してくださっているT橋さんが余裕のある計画を立ててくれたからでしょう。
でも、さっちゃんもよく頑張りました。
青梅丘陵や前の週の幕山よりもずっとずっと大変な山歩きでした。
標高は青梅丘陵よりもずっと低いのですが、アップダウンがとってもたくさんありました。
しかも、数多いそれらの上り下りがさっちゃんにとって凄く急勾配なんです。
まあ、そういうわけで恩方アルプスと言われているのでしょうけどね。
僕の甘い予想は覆されましたが、さっちゃんが思いのほか頑張って歩いてくれましたね。
さっちゃんでも楽しんで歩けるようにと、高尾の北の方にある恩方アルプスの東部を計画してくれたのです。
地図を見てみると、コースの水平距離は3kmほど、スタート地点と最高標高地点との標高差が170mほどしかありません。
最近よく歩いている青梅丘陵と比べても水平距離はあまり変わらず、標高差は小さいくらいです。
いちばん標高が高いのも青梅丘陵は雷電山の494mに対し、370mくらいですから、
僕は内心「さっちゃんにとっても楽過ぎるのでは?」と思ったくらいでした。
出発もすごく遅めに設定してもらいました。
デイサービスや言語リハビリへ行くときと同様な朝の過ごし方の方がさっちゃんには無理がないと思われるからです。
いつも通りに起き、いつも通りに朝食を食べ、いつも通りに家を出ました。
▲11:16。高尾駅前からバスに乗って、大久保バス停で下車。すぐそばのお寺の墓地の脇に紅梅が見事に咲いていました。この辺りの山里は標高も200mほどありますし、山に囲まれていますから、梅もまだ満開。写真の紅梅の手前右から山道へ入りました。
▲11:22。立派な山道が続いています。山道の脇には菩薩の像が何体も置かれていました。それはだいぶん登った先のお堂まで続いていました。
▲11:51。千手山356.4mに着きました。最初のピーク。三角点の周りに石が置かれていることはよくありますが、祠までありました。ここで最初の休憩を少し。
▲12:14。千手山をたつとすぐに広い伐採地が現れました。ただの伐採地なんですが、山の景色に変化が生じて、これはこれでいいものです。ここではそれ以上に麓の里の風景がよく眺められて、いい雰囲気でしたね。
▲13:10。恩方アルプスは標高の低い里山ですから山道がたくさんあるようです。ここ小津峠324mは峠だけあって十字路になっていました。
▲13:57。面白い形の切り株がありました。雨水も溜まっています。
▲14:06。狸のため糞でしょうか? こんなに一ヶ所に糞をするのは狸くらいのものでしょう。
▲14:15。今回歩いた恩方アルプスは椿の木が普通ありえないほど多く生えていました。最初から最後まで途切れることなく生えていました。僕の個人的な意見ですが、ある程度は人為的に椿を増やそうとした歴史があるのではないでしょうか? この辺りでは椿の花はほぼ終わっていました。のんびり坊主の椿だけがほんの少しだけ咲いていました。
▲14:55。里山ですから杉などの植林も多いですが、広葉樹林もけっこう多くありました。落葉樹の落ち葉も積もってますし、椿などの照葉樹も多いですね。T橋さんは正確に地図読みしながらさっちゃんと僕をリードしてくれます。10~20mおきぐらいに立ち止まってはさっちゃんが近づくのを待ってくれています。
▲14:55。基本的に急登や急な下降ではさっちゃんは僕の手に縋ります。独りで登れるはずなんですが、そんなパターンが染みついてしまっています。ですから、急な上り下りのシーンの写真はほとんど撮れません。この写真もさほど急ではないようですね。
▲15:15。T橋さんから常に現在地を地形図上で教えてもらいながら歩いてきました。この平坦地はゴール近くの場所です。さっちゃんものんびりと歩けますね。
▲15:21。T橋さんが恩方アルプスを歩くのは今回で2回目だそうです。前回はこの車道をもっと右(東)で渡って、向こう側の尾根に取り付いたんだそうです。今日はその半分より少し短い距離だけ歩いたというわけ。ここはおそらく力石峠と言われている場所でしょう。T橋さんもここから車道に降りるのは初めて。どこから降りることが出来るのか、ちょっと緊張しますね。
▲15:23。そんな心配する必要はありませんでした。ちゃんと階段がついていました。T橋さんは先に降りて何かを調べているようです。
▲15:26。車道をバス停に向かって歩きます。でも、残念なことに1時間に1本しかないバスの時間には間に合いそうにありません。
▲15:40。バスは近くの陣馬高原下が始発ですから遅れて到着する可能性はほとんどないはずでした。しかし、しか~し、バス道路が見えるところまで来たときに乗りたかったバスが通過すして行くのが見えたんです。バスは遅れて走ってたようですね。あ~れあれ、残念。力石バス停に着き、タクシーを呼ぶことにしました。
今日はT橋さんが予想していた下山時刻とほぼ同じだったそうです。
正確にはほんの少し早く下山できました。
さっちゃんのことをよく理解してくださっているT橋さんが余裕のある計画を立ててくれたからでしょう。
でも、さっちゃんもよく頑張りました。
青梅丘陵や前の週の幕山よりもずっとずっと大変な山歩きでした。
標高は青梅丘陵よりもずっと低いのですが、アップダウンがとってもたくさんありました。
しかも、数多いそれらの上り下りがさっちゃんにとって凄く急勾配なんです。
まあ、そういうわけで恩方アルプスと言われているのでしょうけどね。
僕の甘い予想は覆されましたが、さっちゃんが思いのほか頑張って歩いてくれましたね。