先週の木曜日、本当に久し振りに山を歩いて来ました。
今年の梅雨は実に梅雨らしい梅雨で、山の計画を立て辛い日々でした。
梅雨の合間を見て、何とか山へ行こうとした日に限って、
僕が疲れ切っていたり、右足首が痛かったりして駄目でした。
このブログもなるべく早く書こうとしていたのですが、
さっちゃんがなかなか僕を自由にしてくれず、書く時間が取れませんでした。
まあ、そんなことはともかく、一ヶ月半ぶりの山歩きですから、山慣れした体は失われているはず。
楽なコ-スを選びます。
標高差が小さく、急登がなくて歩きやすく、日陰の多いコースです。
そんな条件の中ですぐに思いついたのが不老林道。
前回予定通り歩けませんでしたから、気になっているルートもあったりします。
不老林道周辺で気になっているルートの中で、まずは一番楽そうなコースを歩くことにしました。
ほとんどが林道歩きで、山道はほんの少しだけ。
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▲日陰の多いコースだとはいえ、奥多摩駅からの歩き始めは日差しは強烈! さっちゃんは相変わらずブツブツブツブツ、何やら文句を言います。調子が悪そうですし、もう帰りたがっています。僕は「もうじき涼しい日陰に入るから」と、なだめすかします。さっちゃんは自分が山好きだということすら忘れてしまってるようです。
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▲ヤマユリの花。この時季、山の花は少ないですね。この日、目立って目についた花はこれだけでした。さっちゃんは写真を撮っている僕に「なに時間かけてんの!」ってな感じで、僕を怒って急かせます。
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▲まっすぐ進むのが石尾根登山道。東京都の最高峰・雲取山まで続いています。今日僕たちが進むのは右のコース。ここから不老林道がスタートします。
不老林道は前回の間違いを確認しつつ歩きました。
2回目ともなると、何故この前は間違えたんだろうと、不思議な気持ちになりますよね。
東西に延びる石尾根の北側にある林道ですから、ほとんどが日陰の林道です。
平日ですから、途中で植林の伐採作業をしている作業員の方々もいます。
林道終点近くでは森林研究をされている研究者さんなんでしょうか、二人が何かを植えていました。
「林道はすぐそこで終わってますよ」と教えてくれたので、
「はい、知ってます。そこから尾根を少し登って、T字路からは左へ向かって、また林道へ降ります」
そう答えました。
前回間違えた経験がありますから、安心してもらうことが出来ますね。
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▲林道終点には先ほどの研究者の車でしょう。停車していました。車のすぐ前の山道を左へ登っていきます。
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▲一ヶ月半前に歩いた山道ですから、安心して進みます。綺麗な広葉樹林の中を登っていきます。
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▲T字路で左へ曲がり、少~し登り気味に山腹を進みます。クルミの実がたくさん落ちていました。もうこの時期に落ちてしまってもいいのかどうか、僕は知りません。ドングリにしろ、山の動物にとっての食料となる果実が熟さずに落果すると、一大事なんですよね。
前回は右へ、分かりにくい山道を登った地点へ到着しました。
今回は左へ、分かりやすいジグザグの山道を下っていきます。
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▲再び不老林道へ戻って来ました。山道を歩いていた時間はたったの35分間でした。
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▲来た道と同じ道を帰ります。僕は不老林道周辺の他の山道の入口を観察しながら、また来て歩いてみようかな、などと調べます。予報通り、途中で夕立となり、持ってきた雨傘を差しながら歩きました。こんな暑い日ですから、雨合羽を着ると汗を掻いて、ますます暑いどころか、汗でビショビショになってしまいます。さっちゃんはどうしたのか、傘を差すのが嫌みたいで、小雨になるとすぐに畳もうとします。僕が「濡れちゃうよ。まだ差してな」と言います。そんな遣り取りが数回あって、雨も止んでしまいました。
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▲さっちゃんの後ろ姿です。体が右に傾いています。一ヶ月半ぶりの山歩きですから、易しいコースを選んだもののやっぱりさっちゃんの肉体にはハードだったようですね。さっちゃんは疲労が腰に来ます。腰がかなり痛くなるようです。さっちゃんのザックも僕が背負っています。さっちゃんは僕と手をつないで歩きたがります。なのに、ときおり手をつなぐのを嫌がって振りほどきます。
途中、一台の車が僕たちの後ろからゆっくりと付いてきました。
なんなんだろう? と思っていると、僕たちの横で停まります。
「乗りますか? どこへでも行くよ」と、優しそうなおじさんが言ってくれます。
僕はさっちゃんのために乗った方がいいのかな? とは思ったのですが、
「もう駅まですぐなので大丈夫です。有難うございます」と。
車が行ってしまった後で、さっちゃんに酷く怒られました。
さっちゃんは乗りたかったようです。
確かに、腰が痛くて辛そうですもんね。
まあ、断ってしまったもんは仕方ありません。
すぐ近くとはいえ、さっちゃんにとってはそれなりの距離を歩きました。
天益は今日も閉まって、否、開いていたんですが、電気も点いていなくて、人の気配もない。
さっちゃんも腰が辛そうですから、そのまま帰ることにしました。
まだ暑さが残る夕方、帰宅し、急いでシャワーを浴び、冷凍しておいたおかずを温め直します。
さっちゃんも山は楽しく歩けたようですが、腰の痛さもあったりして、ちょっとだけ不機嫌です。
翌日はデイサービスの日。
僕も少し悩みましたが、行けば気分も変わるはずと、行ってもらいます。
スタッフさんには腰のことも伝えました。
結局、マシンでの運動は出来なかったようですね。
さっちゃんも「帰りたい」ともらし、不安な表情だったそうです。
スタッフさんたちが長い時間、さっちゃんとお話しをしてくださったようで、
さっちゃんもたくさん喋って、笑顔も戻って来たそうです。
腰の痛みは土曜日には引きました。
実は僕も少しだけ腰が痛くなってましたね。
一ヶ月半のブランクは体をかなりヤワにするんですね。
今年の梅雨は実に梅雨らしい梅雨で、山の計画を立て辛い日々でした。
梅雨の合間を見て、何とか山へ行こうとした日に限って、
僕が疲れ切っていたり、右足首が痛かったりして駄目でした。
このブログもなるべく早く書こうとしていたのですが、
さっちゃんがなかなか僕を自由にしてくれず、書く時間が取れませんでした。
まあ、そんなことはともかく、一ヶ月半ぶりの山歩きですから、山慣れした体は失われているはず。
楽なコ-スを選びます。
標高差が小さく、急登がなくて歩きやすく、日陰の多いコースです。
そんな条件の中ですぐに思いついたのが不老林道。
前回予定通り歩けませんでしたから、気になっているルートもあったりします。
不老林道周辺で気になっているルートの中で、まずは一番楽そうなコースを歩くことにしました。
ほとんどが林道歩きで、山道はほんの少しだけ。
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▲日陰の多いコースだとはいえ、奥多摩駅からの歩き始めは日差しは強烈! さっちゃんは相変わらずブツブツブツブツ、何やら文句を言います。調子が悪そうですし、もう帰りたがっています。僕は「もうじき涼しい日陰に入るから」と、なだめすかします。さっちゃんは自分が山好きだということすら忘れてしまってるようです。
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▲ヤマユリの花。この時季、山の花は少ないですね。この日、目立って目についた花はこれだけでした。さっちゃんは写真を撮っている僕に「なに時間かけてんの!」ってな感じで、僕を怒って急かせます。
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▲まっすぐ進むのが石尾根登山道。東京都の最高峰・雲取山まで続いています。今日僕たちが進むのは右のコース。ここから不老林道がスタートします。
不老林道は前回の間違いを確認しつつ歩きました。
2回目ともなると、何故この前は間違えたんだろうと、不思議な気持ちになりますよね。
東西に延びる石尾根の北側にある林道ですから、ほとんどが日陰の林道です。
平日ですから、途中で植林の伐採作業をしている作業員の方々もいます。
林道終点近くでは森林研究をされている研究者さんなんでしょうか、二人が何かを植えていました。
「林道はすぐそこで終わってますよ」と教えてくれたので、
「はい、知ってます。そこから尾根を少し登って、T字路からは左へ向かって、また林道へ降ります」
そう答えました。
前回間違えた経験がありますから、安心してもらうことが出来ますね。
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▲林道終点には先ほどの研究者の車でしょう。停車していました。車のすぐ前の山道を左へ登っていきます。
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▲一ヶ月半前に歩いた山道ですから、安心して進みます。綺麗な広葉樹林の中を登っていきます。
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▲T字路で左へ曲がり、少~し登り気味に山腹を進みます。クルミの実がたくさん落ちていました。もうこの時期に落ちてしまってもいいのかどうか、僕は知りません。ドングリにしろ、山の動物にとっての食料となる果実が熟さずに落果すると、一大事なんですよね。
前回は右へ、分かりにくい山道を登った地点へ到着しました。
今回は左へ、分かりやすいジグザグの山道を下っていきます。
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▲再び不老林道へ戻って来ました。山道を歩いていた時間はたったの35分間でした。
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▲来た道と同じ道を帰ります。僕は不老林道周辺の他の山道の入口を観察しながら、また来て歩いてみようかな、などと調べます。予報通り、途中で夕立となり、持ってきた雨傘を差しながら歩きました。こんな暑い日ですから、雨合羽を着ると汗を掻いて、ますます暑いどころか、汗でビショビショになってしまいます。さっちゃんはどうしたのか、傘を差すのが嫌みたいで、小雨になるとすぐに畳もうとします。僕が「濡れちゃうよ。まだ差してな」と言います。そんな遣り取りが数回あって、雨も止んでしまいました。
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▲さっちゃんの後ろ姿です。体が右に傾いています。一ヶ月半ぶりの山歩きですから、易しいコースを選んだもののやっぱりさっちゃんの肉体にはハードだったようですね。さっちゃんは疲労が腰に来ます。腰がかなり痛くなるようです。さっちゃんのザックも僕が背負っています。さっちゃんは僕と手をつないで歩きたがります。なのに、ときおり手をつなぐのを嫌がって振りほどきます。
途中、一台の車が僕たちの後ろからゆっくりと付いてきました。
なんなんだろう? と思っていると、僕たちの横で停まります。
「乗りますか? どこへでも行くよ」と、優しそうなおじさんが言ってくれます。
僕はさっちゃんのために乗った方がいいのかな? とは思ったのですが、
「もう駅まですぐなので大丈夫です。有難うございます」と。
車が行ってしまった後で、さっちゃんに酷く怒られました。
さっちゃんは乗りたかったようです。
確かに、腰が痛くて辛そうですもんね。
まあ、断ってしまったもんは仕方ありません。
すぐ近くとはいえ、さっちゃんにとってはそれなりの距離を歩きました。
天益は今日も閉まって、否、開いていたんですが、電気も点いていなくて、人の気配もない。
さっちゃんも腰が辛そうですから、そのまま帰ることにしました。
まだ暑さが残る夕方、帰宅し、急いでシャワーを浴び、冷凍しておいたおかずを温め直します。
さっちゃんも山は楽しく歩けたようですが、腰の痛さもあったりして、ちょっとだけ不機嫌です。
翌日はデイサービスの日。
僕も少し悩みましたが、行けば気分も変わるはずと、行ってもらいます。
スタッフさんには腰のことも伝えました。
結局、マシンでの運動は出来なかったようですね。
さっちゃんも「帰りたい」ともらし、不安な表情だったそうです。
スタッフさんたちが長い時間、さっちゃんとお話しをしてくださったようで、
さっちゃんもたくさん喋って、笑顔も戻って来たそうです。
腰の痛みは土曜日には引きました。
実は僕も少しだけ腰が痛くなってましたね。
一ヶ月半のブランクは体をかなりヤワにするんですね。